英語リスニング勉強法ワースト5と上達のための3ステップ

ねこ君
えっと、今日のトレーニングは音読、シャドウイング、そして黙読とスラッシュリーディングを組み合わせて・・

ねこ君
ふぅ、1セットやるだけでも1時間。これは絶対リスニング力アップするぞ。

ねこ君
先生も本もその方法を進めてるから、これを信じて頑張ろう。

にゃんこ先生
時間の無駄。

英語リスニング勉強法の常識

世の中には、リスニングのトレーニングとして、”如何にも“効果がありそうな勉強法がたくさん存在する。

ディクテーション、シャドウイング、スラッシュリーディング、横文字で何か英語力がアップしそうな響きがないだろうか。

 

そして、多くの本や、英語の先生が教える勉強法は、所詮この横文字の組み合わせなのである。

今日は、これらの学習方法を全て解説し、本当のリスニング力をつけるための方法を提案したい。

 

勉強法ワースト5

リスニング学習法は大きく分けて以下の5つにわかれると言われている。

  1. 黙読
  2. 音読
  3. スラッシュリーディング
  4. ディクテーション
  5. シャドウイング

黙読

スクリプトを声に出さずにを読む。

目的(と言われるもの):内容を聞いてわからなかった場合に、文章を読んでわかるようにする。

 

音読

スクリプトを声に出して読む。

目的(と言われるもの):英語のスピードについて行くための初歩練習。

 

スラッシュリーディング

スクリプトの意味の塊ごとに線を引き、意味の塊ごとに一呼吸起きながら黙読又は音読する。

目的(と言われるもの):意味の塊ごとに文章を前から理解する英語脳を培う。

 

ディクテーション

聞いた英語を全て紙やPCに書き取る。

目的(と言われるもの):自分で聞き取れない英語を把握する。

 

シャドウイング

英語を聴きながら、同時に口で追いかける。

スクリプトを見ながらのシャドウイングと、スクリプトを見ないでシャドウイングする2パターンが存在する。

目的(と言われるもの):英語の音声を認識し、スピードについて行くため。

 

ねこ君
そうそう、このメソッドを自分の弱点に合わせてカスタマイズして、とにかく練習するんだ。

ねこ君
どういう組み合わせが効率的なの?

 

常識を疑う心

にゃんこ先生
時間の無駄。

にゃんこ先生
横文字を並べ立てて、ありそうな目的をくっつけたって、意味がない。

にゃんこ先生
リスニングを学習する目的は、「意味を理解すること。」それだけしかない。

ねこ君
・・・・・・へ?

にゃんこ先生
教えてるフリなんだよ。そりゃ、まったくの初心者は何やったってリスニング力はある程度つくよ。

にゃんこ先生
けど、最終的に残るのは、何を何回やったっていう満足感。やった気になるだけ。機械的に作業をしても英語は伸びない。

にゃんこ先生
日本人は真面目。言われたことをありがたく信じて、できなかったら自分のせい。いや、あなたができないのは、教え方、教育が悪いから。

 

上達のための3ステップ

本当のリスニング力をつけるための方法は、本当はとてもシンプル。

  1. 聞く
  2. 読む
  3. ①、②を繰り返す

聞く材料は目的別。次項の教材をチェックしよう。

① 聞く

1度聞いてわからなくてもがっかりする必要はない。それがあたりまえ。

軽く1〜2回聞いてに進もう

にゃんこ先生
意味を理解することに重点を置こう。

 

② スクリプトを読む

①で挫折してはいけない。聞いてわからなければ、スクリプトを読めばいいじゃない。

スクリプトを読んで、文章を100%理解しよう。そして、②に戻ろう。

 

にゃんこ先生
理想は100%の理解だけど、80-90%でも可。なぜなら、次のステップがあるから。

 

③ ①/②を繰り返す

①、②を繰り返して行うことで、自分の聞き取れない部分/聞いて理解できない部分を洗い出そう。

そして、その苦手部分だけにフォーカスして音源を聞き倒そう。1日ですべて理解できる様になる必要なんてない。次の日、来週、来月、時間を置いてまた聞いて、理解度を少しづつ深めよう。

わからなければスクリプトを確認して意味を理解しよう。そして、また音源を聞こう。

 

にゃんこ先生
①、②を繰り返すことで、文章の理解度を増して行く。聞いてわからなかったら、読んで理解して。

にゃんこ先生
で、また聞く。繰り返して、聞いて意味がわからない部分を、減らす。

にゃんこ先生
これで、上で言ってた全ての勉強法の目的が達成される。

 

にゃんこ先生
なんで、学校とか本ではそういうこと言わないかって?教えてるフリ、しないと金もらえないでしょ。

 

教材

おすすめ教材は、あなたの目的別にわかれてくる。

しかし安心してくれ。リスニング力アップのための方法は、全て同じだ。

教材は、それぞれの試験の制作会社が出版しているものを使おう。

 

TOEIC・英検

にゃんこ先生
英検は過去1年分の過去問を無料で公開しているよ。音声+スクリプト付き。ここをチェック。

にゃんこ先生
ちなみに、TOEIC、英検を勉強している人は、レベルをあげてTOEFL、IELTSにチャレンジするのはどうかな?

にゃんこ先生
TOEIC、英検は、日本の就活には役にたつけど、将来留学したいなら、TOEFL、IELTSに今から手を出した方がベター。

 

TOEFL、IELTS

おすすめTOEFL iBT対策の教材/単語帳

おすすめIELTS対策の教材/単語帳

にゃんこ先生
TOEFL、IELTSで迷ってるなら、TOEFLを勧める。なぜなら、IELTSよリスニングが難しいから。

 

 

さらに上を目指す

にゃんこ先生
ネイティブレベルの英語はネイティブの英語を聞くしかない。私も勉強中。

 

 

頻度は、短く、多く

机に座って1時間リスニングをするよりも、1回10~20分の練習を一日3~5回やったほうが効果がある。

イメージは、日本語から英語に切り替える瞬間をたくさん作る感じ。トイレの中で、風呂の中で、ストレッチ中、食事中、電車の中、リスニングは隙間時間の強い味方である。

 

にゃんこ先生
漠然と聞いちゃダメ。意識して意味を理解するようにする。

 

にゃんこ先生
質問、要望、ツッコミ、おすすめ勉強法、なんでも遠慮せずにコメントしてね。閲覧者同士でのコミュニケーションも大歓迎だよ。
にゃんこ先生
読んでくれてありがと。FacebookTwitterから、最新情報を受け取る事が可能だよ。シェアもよろしくね。
 

14 件のコメント

    • コメントありがとう!ここで強調したいのは、音読でもシャドウイングでも「機械的に」何回やった、みたいなことをはやめなければいけないということ。

      今日は5回、10回、1時間みたいな「機械的な」やり方だと、ある程度まではのびるけど、それ以降は全く伸びなく、あるいは伸びずくなる。

      もちろん、色々なやり方を組み合わせるのは良いのだけど、「意味を理解すること」をいつも意識しなければならない。

  • いつもにゃんこ先生の記事を読んでいて、とても参考になります。RやWなど得点アップにとてもつながり、中国TPOも愛用しています。ありがとうございます。しかし、リスニングに関して疑問に思うところがあるので、コメントさせていただきました。
    リスニングの勉強法として、ディクテーションは良い方法だと思っております。ディクテーションが何でダメなのかを教えていただけないでしょうか? また、自分のTOEFLのレベルですが、60点前後ですが、リスニングはいつもとても悪く、5点-13点です。RやWで20点取れる時でもL5点とかを取っています。とてもレベルの低い人向けの方法が他にもあるのでしょうか?
    もし、なにかありましたらコメントお願いします。

    • こんにちは、良い質問ありがとう。

      ディクテーションは完全な悪とまでは言わないけど、1パッセージやるだけで時間がかかりすぎるし、費用対効果もあまり高くなくて、「個人的には」おすすめの勉強法ではない。ディクテーションの目的は、聞き取れていない部分を明確にすることだから、書きとらなくても、一文一文聞いて、わからなかった部分(+聞き取れなかった部分)のスクリプトを確認して、次回聞き取れるように心がければ、その目的は達成される。

      匿名さんの場合、TOEFLのリスニングで5点をとってしまうことがあるとのことで、これは正直ほぼ聞き取れていないレベル。TOEFLの問題を使う前にもう少し基礎的なリスニング力を強化した方が良いかもしれない。

      参考までに、TOEICで900点をとったYutaのリスニング勉強法をきちんと実践できれば、TOEFLでも15点~ぐらいを取れる英語力(リスニング力)がつけられると思う。紹介している全てをやる必要はなくて、自分のレベルに合わせて教材を選んで、ちょっとずつレベルアップしていくといったイメージ。

      https://www.path-to-success.net/toeic900-yuta

      そのあとは、以前掲示板で質問があったんだけど、TOEFLリスニングで16点程度からどう伸ばすのかというトピックも参考になるだろう。

      https://www.path-to-success.net/bbs/topic/%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%AB%E5%8B%89%E5%BC%B7%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6?part=1

      私が良いと思っていることは、自分が納得感を感じる勉強法でまずはやってみること。

      「これって本当に良いのかなぁ?」「本当に伸びるのかなぁ?」と違和感を感じる勉強法は、どんな偉い先生が言っていることでも、間違っている可能性が高い。ディクテーションは時間がある時にやってもいいんだけど、英語力もつきづらいし、点数にも直結しづらいので、それだけ行うのは良くないだろう。

      • 素早いお返事ありがとうございます。ディクテーションに関しては書き取らなければ時間のロスが減るので、一文ずつ精聴するという意味では効果がありということですね!
        また、yutaさんの記事も読ませていただきました。英語において、毎日継続するということの大切さは分かってるつもりです。毎日継続するのは大前提として、L15点以下の初心者としては、自分のレベルにあった教材を選び、音読することが大事ということでしょうか? また、現在は中国TPOの会話を中心に時々講義もやっているのですが、自分のレベルとしては少し高いのであまり意味がないということでしょうか? もし、ワンランク下の良い教材が絶対音読のほかにもありましたら、教えていただけると幸いです。
        他の方の記事も参考にさせていただきました。そもそも英語力がなく、聞き取れていないという段階であると認識できましたので、基礎力を高めようと思います。

        • こんにちは!一晩考えてみたけど、前に紹介したyutaより、こっちのゆーたの体験談の方が、より匿名さんの状況ともあっていて、参考になるのではないかと思う。すでに読んだかもしれないけど、リンク先の特にリスニングの部分を確認してみてほしい。

          https://www.path-to-success.net/stanford-toefl-yuta

          ゆーたは最初のTOEFLも54点とのことで、海外経験のない普通の日本人がTOEFLを初めて受けたらそんなもんと言う点数だったけど、最終的にスタンフォードに合格するレベルまで持ってきた。

          私は、音読やシャドーイングを崇拝はしていないのだけど、TOEICの英語も「さっぱり何もわからない」と言うレベルであれば、yutaのように音読をしてみたり、「そもそも単語で聞き取れない」のであれば、ゆーたのようにシャドーイングをすることで、単に聞くだけよりも「集中できる」人はいると思う。

          個人的には、集中して聞けば、口を動かさなくてもシャドーイングの目的も達成できると思うけど、口を動かしていた方が集中できるのであれば、音読やシャドーイングを練習に取り入れても良い。しかし、機械的にたくさんやっても効果は薄いので、「意味を理解できるようにすること」を意識して、一日数回やる程度で良いと思う。一番大切なのは、聞いて理解できることなので。

          ゆーたが紹介しているVOA Special EnglishはTOEFLの前段階にとても良い。色々なトピックが探せるし、喋り方もゆっくりでスクリプトもある。しかも無料。VOAをいくつか聞いてみて、理解ができなければ、こちらの音源からチャレンジするのはいかがだろうか。

          http://www.manythings.org/voa/scripts/

          英語の処理能力をあげるための多読もぜひ学習に取り入れると良い。リーディングだけでなく、リスニングにも絶対効果がでる。

  • コメントありがとうございました。とても丁寧に、かつ詳しく教えてくださりありがとうございます。私の場合は今までろくに英語の勉強をやってこずに(高校受験時がピークでした)、大学院で留学したいと思ったため、文法、単語の知識もすべて忘れており、とてもハードルが高かったです。その時はTOEFLも39点でボロボロでした。その頃はひたすら単語と文法と基本的な鍛錬を積み、50点くらいまではすぐに行きましたが、そこから伸び悩んでいます。一つに原因としては、留学を目指してる方で自分のような境遇の方がおらず、このような低いレベルに対しての良いアドバイスをもらえなかったことだと思います。ですから、とても参考になり感謝しています。

    前回のコメントにありましたように、中国TPOで一文ずつひたすら聞き倒すという方法が個人的には今ハマっていて、理解度が上がってると感じられるので、音読とシャドーイングも併せて、集中して勉強していきたいと思います。

    繰り返しになりますが、とても参考になるアドバイスをいただき、ありがとうございました。このブログを心から応援しております。今後も活動頑張ってください!多くの人の助けになっていると思います!

    • kuriさん
      暖かいお返事ありがとう!

      自分に合う勉強法が見つかってよかった!一文一文聞いて、聞き取れない部分を無くしていくというのはとても良い勉強法だね!数ヶ月やり続ければ絶対に効果は出るよ!!

      ここでこうやって質問してもらえるのも、同じような疑問を持っている人の役に立つので、こちらとしてもありがたい!!スコアアップなどの報告も、できたらここでしてもらえると嬉しい。また何かあったらぜひコメントしてね!

  • はじめまして いつも様々な記事を学習の参考にさせていただいています
    リスニングの学習についてなんですが、現在私はリスニングとスピーキングのために
    ①英語を聴き、発音しながら意味を理解する
    ②CDを停止して聴いたところの英文を書き起こす
    ③理解できず発音や書けなかったところはスクリプトで確認し、②の文を埋める
    ④正しい文を聴き、発音する
    というディクテーションとシャドウイングを兼ねたような学習法を取り入れています
    まだ始めたばかりなのでこの学習が効率的かどうか、英語を正しく学べるかが不安です
    この学習法の欠点や他の方法があれば伺いたいです、よろしくお願いします

    • DbDさん
      こんにちは。
      やっている勉強がすごく悪いということはないと思う。どちらかというと、初心者向けの学習法だね。しっかり続ければ、リスニング力はついていく。付け加えるとすれば、⑤で練習したパッセージを通勤/通学時間などを使って定期的に聞き直して、意味が理解できるかどうかを確かめることかな。この⑤のステップが地味に大事になってくる。①〜④は下手すると機械的になりがちで、わかった気分になってしまうことがあるんだけど、後から聞くことで「意味が理解でるきるどうか」確認しよう。

      あと、リスニングの学習を限られた音源だけで行ってしまうと、内容を覚えて理解したつもりになってしまうことがあるので、利用する音源は定期的に新しいものも導入していこう。

      ディクテーションは時間がかかるので、社会人にはあまりおすすめしないのだけど、学生で時間的余裕があれば、やってみても良いかもしれない。実際に書くことで、自分が聞き取れない部分や弱点が明らかになるからね。(ついでにスペルなども覚えることができる)

      ちなみに、口に出すのは良いことだけど、これは意外とスピーキングの練習にはならないんだよね。スピーキングの足しにほんの少しなればいいなーと思うぐらいにしておいた方が良い。会話っていうのはスクリプトがないから、自発的にセンテンスを作れるようにしないと成り立たない。スピーキング力を高めるためにはやはり「人と話すこと」が重要だ。

      • 返信ありがとうございます
        リスニングにも復習が大切なんですね
        アドバイスいただいたように、ディクテーションはある程度行ったら記事に書かれているようにリスニングを重視した学習に移行しようと思いました
        私はまだ学生ですし、これから英語にたくさん触れてたくさん学んでいきたいです
        本当にありがとうございました!

        • 学生で時間があるうちに英語の勉強をやっておくのは超おすすめ!!!想像もつかないかもしれないけど、社会人になると、英語を勉強する時間もなくなっちゃうからね・・

          また何かあったら是非コメントしてね!

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