日程:2024年10月26日(土) 14:00〜17:30(入退場自由)
場所:シェラトン都ホテル東京
参加校(一部):Imperial College London, New York University, Johns Hopkins University, NUS, University of Leeds
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アメリカと並び、レベルの高い大学院が多数あることで知られるイギリス。毎年多くの留学生がイギリスを訪れ勉学に励んでいます。
そんなイギリスでは、通常1年間で修士課程を修了することが可能。短期集中型で凝縮されたカリキュラム編成となっており、選択した専門分野を深く掘り下げ専門的な知識を修得します。
イギリスの大学院では、同じ学部名、専攻名だからといって、どこでも同じ内容が学べるわけではなく、大学ごとに特色があり学習内容が異なります。
また、専攻によって大学ランキング異なるため、進学先を選ぶ際には希望の専攻に絞って大学を探し、その分野に強い大学院を選ぶことが重要。コースの名称だけでは何を学べるかわからないことも多いため、学習内容を詳しく調べる必要があります。
そこで今回は、イギリス東部ノリッジに位置する「イーストアングリア大学」をご紹介。大学院ではほぼ全分野にわたる科目が提供され、中でも社会科学、特に国際開発学に関する研究や取り組みが世界的に評価されています。
筆者紹介:Antieやや
タイ在住。語学力を活かし現地でボランティア活動を中心に毎日を過ごす。バンコクでインターナショナルスクールを卒業し、イギリスの大学で心理学、大学院で戦略マーケティングを学んだ息子あり。
監修者:ウメンシャン
日中英のトリリンガル・言語オタク。英語圏留学経験なしからIELTS8.0、TOEFL104、GRE322。コロンビア大学・ペンシルバニア大学・ニューヨーク大学・メルボルン大学教育大学院に合格実績を持つ。慶應義塾大学大学院卒。1児の母。
目次
イーストアングリア大学とは
基本情報
- 名称:University of East Anglia(イーストアングリア大学)
- 所在地: Norwich Research Park Norwich NR4 7TJ United Kingdom
- 電話番号:+44 160 345 6161
- 創立年:1963年
- 学校形態:大学・大学院
- 学生数:学部生 12,888名 大学院生 3,984名
歴史
19世紀にノリッジで大学設立に関する初めての話し合いが行われ、1919年と1947年には大学設置に向けて準備が進められましたが開学を延期。
さらに何度も協議を重ねた結果、1963年にゴルフ場を改造しユニバーシティビレッジを開設、イーストアングリア大学が正式に開校しました。
その後、大学はキャンパスは規模を拡大し続け、それに伴い大学施設/ 建物を増設。1963年の開校から59年あまりが経過する中で、魅力ある大学づくりのため様々な改革に取り組み、世界中のからの学部生と大学院生に質の高い教育と文化施設を提供しています。
特徴
イーストアングリア大学のキャンパスは、イングランド東部ノーフォーク州の州都ノリッジ中心部にあります。
大聖堂や教会が点在し中世の街並みが残る美しい街ノリッジはイギリス初のユネスコ文学都市。
治安がよく安全な都市として知られ、留学生にとっても安心して過ごすことができる環境となっています。
ロンドンからノリッジまでは電車で約2時間、またノリッチ国際空港も近くにあるため他都市へのアクセスにも便利。
街の中心部からは路線バスが頻繁に運行されており、キャンパスおよび鉄道駅間を巡回しています。
We’re proud of the increasing diversity of our campus. We’re equally proud of the work we do with staff, students and organisations around Norwich and Norfolk.
出典:Equality, Diversity, Inclusion and Wellbeing
多様性、公平性、包括性を重んじる大学理念のもと、誰もが平等に活躍できる社会の実現を希求し、グローバルキャンパスの実現を目指しているイーストアングリア大学では、留学生の受け入れを積極的に実施。
世界100ヶ国以上から3,500人を超える留学生※が在籍するキャンパスでは、世界が多文化であることを日々実感しながら留学生活を過ごすことができます。
※ 参考元:International Students
大学院で提供されているコース
イーストアングリア大学は4つの学部で構成され、それぞれの学部はスクールによって専攻分野をさらに細分化。
修士課程では専門的な知識/ 技能を修得するためのつのプログラムを提供しています。
大学ランキング
イーストアングリア大学は、Complete University Guideが発表した2023年版英国大学ランキングで27位にランク付け。2017年から引き続き英国の上位30大学にランクインしています。
学問分野別では、日本人を含む留学生に人気の開発学 (Development Studies) が世界14位※。
その他、生物科学、環境科学、映画学なども高い評価を得ています。
※ QS World University Rankings by Subject 2022: Development Studies
大学院入学難易度
イギリスの大学院で開講されているコースは、大学によってコースの内容や出願条件、合格者平均スコアが異なります。
イーストアングリア大学の大学院では、人気のあるコースへの入学難易度が高くなる傾向にありますが、万が一、入学要件である英語力が足りないといった場合でも、準備コースを受講することを条件に入学が許可されるなど、留学生に対する門戸は広く開かれています。
ただし、1年間という短い期間で修士号を取得しますので、カリキュラムの内容やスケジュールが非常にハード。授業、課題、テストをこなさないと卒業することができません。
合格をもらったからと安心するのではなく、入学と同時に専門性の高い授業についていけるだけの基礎知識や英語力を身につけるなど、しっかり入学後に備えることが求められます。
留学費用
■イーストアングリア大学・大学院の学費(2023/ 2024年度)
£18,000~(約326万円~)
学費一覧はこちら→A full fees table for 2023-2024/ International students
■イーストアングリア大学・大学院フルタイムMBAの学費(2023/ 2024年度)
£24,000(約435万円)
■生活費
イギリス大学(一部の大学院)への出願一括窓口であるUCAS (University & College Admissions Service)が提供する情報によると、ノリッジはイギリス国内にて最も手頃な価格で住むことができる都市の1つとして認識。
他の大学の都市と比較しても月額平均83ポンド(13,000円)ほど安くなっています。
Accommodation | £241 |
Mobile phone and internet | £27 |
Transport | £79 |
Food shopping | £73 |
Takeaways and snacks | £25 |
Coffee and tea | £6 |
Going out and eating out | £52 |
Alcohol and cigarettes | £15 |
Interests and hobbies | £45 |
Clothing | £42 |
Personal care | £12 |
Holiday and flight | £88 |
Bank charges and fees | £30 |
Other expenses | £20 |
Average monthly total | £755 |
参考元:UCAS Which? Student budget calculator/ University of East Anglia
※ 1£=約181円(2023年9月為替レート)
奨学金
イーストアングリア大学では、大学院留学生が利用できる返済不要の奨学金制度を多数用意。
奨学金を受けるためには審査をクリアしなければならず、応募条件や内容、支給金額等は制度ごとに異なります。
以下は、日本人留学生が利用できる奨学金制度となります。これら奨学金は、コース指定など条件が細かく設定されています。
まずは自身が利用対象かどうかを確認し、利用を希望する際には募集要項をよくお読みの上、ご応募ください。
- Music Centre Award
- Chevening (20%)
- E-Fellow’s scholarship programme
- Economics: MSc Applied training scholarships (International)
- Economics: MSc Academic and professional scholarships (International)
- International development: Full fees scholarship
- International development: Scholarship for students from Japan
- LLM: Academic excellence scholarship
- Postgraduate international excellence scholarship
- Professor Stephen Davies scholarship
- School of Psychology MSc scholarship
- The Anabel Abbs scholarship
- The ink sweat & tears scholarship
- UEA+ Sport individual scholarship
- UEA+ Sport team scholarship
- UEA Japan award ★この奨学金は入学が許可された全ての日本人留学生が自動的に対象となります。
→International and EU scholarships
その他イギリス政府、外部機関が奨学金制度を提供。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
- イギリス政府による奨学金制度(大学院)
→Postgraduate scholarships for international students/ GOV.UK - ブリティッシュカウンセル
→Scholarships and funding
イーストアングリア大学の大学院で取得できる学位の種類
学士課程から専門分野に特化した教育が行われるイギリス。修士課程においては、学士課程での教育によって得た広い学識と専門的知識をさらに追求した高度な教育が行われます。
イギリスの大学院はPostgraduateと呼ばれ、イーストアングリア大学では、修士号「Taught masters (講義主体)」または「Research masters (研究主体)」、博士号「Research (研究主体)」、証明書「Postgraduate Diploma (PGDip)または Postgraduate Certificate (PGCert)」※などの学位が取得できます。
※ PGDip(職業教育課程)は、実務家のための専門職教育やリカレント教育を行うコースで、修士論文なしで修士レベルの知識を修得。
PGCert(履修証明課程)は、仕事のために必要な知識などを一定の所定時間に相当する体型的なカリキュラムを履修することで取得できる証明書コースです。
学位ではありませんが、イギリスでは大学院レベルの資格として認められています。
キャンパスライフ
キャンパス
イーストアングリア大学のキャンパスは、ノリッジ中心部から徒歩で30分ほどの場所に位置します。
美しい湖と公園を有する約320エーカー(東京ドーム約28個分)という広大な敷地内には24時間図書館、カフェテリア、医療施設、コンサートホール、国内最大級のスポーツセンター、学生寮などが点在し、ピカソやヘンリームアなど多くの有名な芸術家の絵画を有するセインズベリーセンター(美術館)も併設。
既存の建物の多くがデニス・ラスダンを含む英国の著名な建築家により設計されるなど、モダンな建築デザインと自然との調和が美しいキャンパスとなっています。
イーストアングリア大学では、定期的にキャンパスツアー、また遠方の学生も参加しやすいバーチャルキャンパスツアーを開催しています。スケジュール等の詳細はこちらでご確認ください。
Union of UEA Students/ Postgraduate (SU)
イーストアングリア大学の学生組合へは入学と同時に自動加入。
Postgraduate (SU)では、大学院生活に関するアドバイス、イベントの開催、組合で提供されている60以上のスポーツクラブへのアクセスが可能など、院生一人ひとりが充実した学生生活を送れるよう各種支援体制を整えています。
イーストアングリア大学の大学院で学ぶ理由
世界をリードする研究拠点
1963年設立のイーストアングリア大学は、60年代につくられたイギリスの新しい大学の先駆者の1校。
設立以来「教育」と「研究」とともに「社会貢献」を大学の使命と位置づけており、その使命のもと、これまでの社会の仕組みを大きく変革するようなイノベーションを先導し、イギリスにとどまらず世界のありようを変革するための研究を行い続けています。
その結果、イーストアングリア大学で行われた研究の91%が、イギリスの高等教育機関で実施されている研究評価の枠組みResearch Excellence Framework (REF2021)によって「世界をリードする」または「国際的に優れている」と評価され、研究の質においては英国トップ20にランクインしています※。
※ Times Higher Education REF 2021 Analysis
学費がリーズナブル
大学のほぼすべてが国公立であるイギリスでは、どの大学でも一定のレベルが保たれ、優れた教育と研究を提供しています。
イギリスの大学院の学費は総じて高い傾向にありますが、費用の面で予算に合わせた大学を見つけることも可能。
イーストアングリア大学はイギリス国内の他の大学と比べて学費が安く、留学費用を抑えることができます。
留学生の受け入れ体制が万全
イーストアングリア大学では、世界で活躍できる国際性豊かな人材を育成するためのグローバル教育を実践。
ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア諸国を含む海外からの優れた留学生/ 研究者を積極的に受け入れ、それぞれのニーズや視点に立った支援の仕組みを整備するとともに、キャンパスの国際化を実現しています。
イーストアングリア大学の修士課程に進学する方法
イーストアングリア大学の修士課程への進学方法は、一般的に以下の2つに分類されます。
直接進学
■出願する前に
コースにより入学要件や必要書類が異なるほか、一部のコースでは書類審査にプラスしてインタビュー、また職務経験が条件として考慮されることがあります。
出願するコースの募集要項をよく読んだ上、出願の準備をすすめてください。
■入学要件
修士課程への入学資格としては、通常、関連分野の学部での学位取得が条件となっています。また英語が第一言語でない場合は、英語能力証明書の提示が必要です。
■英語能力証明書
- IELTS 6.0以上(各セクション5.5以上)
- TOEFL iBT 79以上(リーディング18~、ライティング17~、リスニング17~、スピーキング20~)
■出身国別入学要件
留学生は、コースに申し込むために必要な出身国別の条件を満たす必要があります。
日本の大学を卒業後に修士課程への入学を希望する学生は、GPA2.6/ 75%以上の成績を修めていることが望まれます。
→International entry requirements/ Japan
■出願する
イーストアングリア大学の修士課程への出願は、大学公式サイト内のオンライン申請フォームより行います。まずは画面の手順に沿って、必要事項を入力しアカウントを設定します。
作成したアカウントで申請フォームページにログイン。サイトの指示に従い必要な情報を入力し、オンライン申請フォームとともに以下の書類を提出します。
■必須書類
- 大学の卒業証明書または卒業見込証明書
- 成績証明書
- 英語能力証明書
希望専攻によって以下書類が追加で必要となる場合があります。
■補足書類
▶︎2通の推薦状
推薦状は大学院出願に必要な重要書類の1つ。出願者を選抜する大学院側にとって、推薦状から得られる出願者についての客観的な評価と情報は非常に重宝します。
そのため推薦状の作成は、自分のことをよく知る人物に依頼することが望ましいとされています。
イーストアングリア大学の大学院では、かつて在籍した大学の指導教授による推薦状を含む2通の推薦状を求めています。
▶︎志望動機書
志望動機書とは、なぜイーストアングリア大学の大学院あるいはコースに応募するかという理由と共に、あなた自身のことを示し、該当する学問分野でどのように貢献できるかを伝えるための文書。
まずは自分自身がどのような人物であるかを伝えるところから始め、応募理由、自分の適性、専門分野とキャリアの関連性、キャリアプランなどを具体例を交えながら説明することが大切です。
▶︎履歴書 (CV)
大学を卒業して時間が経っている方や入学に職歴が必要な場合は、履歴書や職歴証明書の提出が求められることがあります。
■出願後
ほとんどの修士課程コースでは申請締切日を設定していませんが、9月入学を希望するのであれば、遅くともその年の7月31日までに出願することを推奨しています。
ただし、願書を受け付けた時点で随時入学審査を行うローリングアドミッションを採用しているため、定員いっぱいになったら締め切られてしまう場合があるため注意が必要です。
大学院進学準備コースを受講する
日本の大学を卒業後に海外の大学院に進学したい方にとっての最大の壁は英語力。
高度な知識を習得するための修士課程では、授業の内容を理解できる高いレベルの英語力を入学前に身につけていることが必須とされます。
が、必ずしも高いレベルの英語力がないと入学できないというわけではなく、基準に満たしていない場合、大学院進学準備コースを受講することで入学が許可されるケースがあります。
イーストアングリア大学の大学院進学への進学を希望の場合、イギリス、アメリカ、オーストラリアにある名門大学と提携している私立教育機関INTOが大学院/ 修士課程への進学を目指す準備コースを提供しています。
イーストアングリア大学キャンパス内に位置するINTO University of East Angliaでは、大学院入学要件(学術的なバックグラウンド、語学力、成績など)を満たしていない学生を対象とした進学ルートを用意。成績と英語力共に一定のレベルに達しコースを修了することでGraduate Diplomaが授与され 、大学院へと進学することができます。
またイーストアングリア大学の大学院へは、大学で取得した学士号と同じ専攻分野または関連の専攻分野への出願が一般的ですが、学部時代に学んでいた分野と異なる分野の勉強をしたい、という場合、志望する関連分野のGraduate Diplomaを取得することにより進学することが可能となる場合もあります※。
※各入学志願者のバックグラウンド精査し入学者選抜を行います。入学要件についての詳細は各コースまたはINTO事務局にてご確認ください。
Pre-Master’s (graduate diploma)
Pre-Master’sコースでは、英語力の強化はもちろん、大学院生にとって必要不可欠なスキル(文章講読、文章表現、議論、リサーチ、プレゼンテーションなど)や、専攻する分野の基礎知識を習得。
カリキュラムは、英語+専攻分野に沿った専門科目で構成されています。
■対象分野
- ビジネス (Business)
- 経済学 (Economics)
- 社会科学 (Social Sciences)
■入学要件
国内または海外の大学を卒業、もしくは大学院進学準備コース修了時に卒業見込みの方。(希望するコースによっては、専門分野に関する科目を修得している必要があります。)
■必要となる英語力
IELTS 5.0以上(各セクション5.0以上)※ 要件はコースにより異なります。
■コースの期間
6ヶ月または9ヶ月(英語力により決定)
■学費
£19,970(9ヶ月)
※金額は年度によって変動する可能性があります。公式サイトより最新の情報を入手するようにしてください。
■出願方法
INTO University of East Anglia への出願手続きは、公式サイトApplyより行います。
英語力が足りない?
英語力が入学要件に満たない場合は、INTOが提供するアカデミック英語コースを受講することで入学が許可されます。
INTO University of East Anglia が提供する大学院進学準備コースについての詳細はこちら→Academic English
卒業後の進路
イーストアングリア大学は、実際の学生の経験に基づき大学を評価する機関Student Crowdが発表する就職に強い大学ランキング「Best Universities forJob Prospects 2022」で第1位を獲得。
学生に職業適性や職業生活設計について考える多様な機会を与え、職業選択への主体かつ積極的取り組みを促すなど、積極的なキャリア教育の参入が大学の価値向上に役立っています。
◆ Career Central
大学での学びと社会での実践を段階的に積み重ねることで自主性を養うとともに、自ら考えて行動できる人材の育成を目指すイーストアングリア大学ではキャリア支援を積極的に推進。
大学の就職支援センターCareer Centralでは、学部生だけでなく大学院生の就職/ キャリア形成をバックアップするためのさまざまな支援を提供しています。
◆キャリアに関するアドバイスとガイダンス
毎年100以上のワークショップを開催し、就職活動に関する基礎知識から実践的なアドバイスまで、段階に応じて就職活動を支援。経験豊富な専任キャリアアドバイザーによる個別面談や面接の練習、応募書類の書き方、インターンシップなど、個々の学生に合わせた支援を実施しています。
◆キャリアポータル
イーストアングリア大学Career Central専用ポータルサイト『MyCareerCentral』より、大学に届いた各企業からの求人情報をまとめて閲覧することができます。また、企業説明会やインターンシップ、就職活動に役立つセミナー等の情報なども提示しています。
◆進路選択支援
周囲が進路を決めていく中で、自分だけ進路が決まらないといった悩みを抱える学生のために、それぞれが納得できる選択ができるよう進路活動をサポート。
定期的に業界や企業を知る機会を提供し、就職活動の実践的な対策支援を行いつつ、職業選択や適正を見極めるためのさまざまなプログラムをしています。
またメンタリングプログラムでは、卒業生、起業家、経験豊富な専門家を中心とする専属のメンターが就活生一人ひとりをサポートします。
Graduateビザとは
Graduateビザとは、英国の大学または大学院を卒業後、申請すれば少なくとも2年間は英国に滞在できるビザのこと。
職種や就労時間の長短といった規制もないため、イギリスで働きたい、という留学生にとっては魅力的な制度となっています。
また、このビザの延長はできませんが、有効期限内にスポンサーとなる企業を見つけ就業ビザ (Tier 2 Skilled Worker Visa)に切り替えることで、長期就労が可能となる場合もあります。
Graduate Routeビザについての詳細は、イギリス政府ウェブサイトGraduate Visaの情報をご参照ください。 また、卒業後の就労についてはUKCISA(英国留学生評議会)のウェブサイトでも情報を得ることができます。
最後に
日本で大学院といえば、大学教員や研究所の研究員を目指す人が進学する場所というイメージがありますが、イギリスでは「専門職に就くためには修士号取得が当たり前」として認識。
学士課程の学びを発展させながら知識やスキルを学びを通じて身につけ、卒業後はその分野の専門職に就くことを目的としています。
そのため大学院留学にとって志望校選びは大切なプロセス。まずは、自分が学びたい分野のコースがその大学院にあるかどうかをチェックすることが最重要項目となります。
入学後に思っていた学習内容と違ったと後悔することのないように、大学院ごとの特色をしっかり調べ、自分に合った最良の大学院選びをしましょう。
Aerial Drone Campus Tour – UEA from the Sky (Tours)
Postgraduate Research | University of East Anglia (UEA)