



こんにちはSIM(シム)です。私は日本の大学を卒業後イギリスのリーズ大学院に進学しました。
振り返って思い出すたびにイギリスに行って良かったと思うことが多々あり、自分の人生の大きな転換点にもなりました。
そこで今回は大学院留学を迷っている方に、イギリス留学のメリットとデメリットの紹介とイギリス大学院選びのポイントをいくつかご紹介したいと思います。
私がどのようにその大学院を選んだのか、そのポイントを挙げますので、少しでも皆さんのお役に立てると光栄です。では早速みていきましょう。
著者について:SIM(シム)
過去に二度の長期留学(オーストラリア・イギリス)をしました。留学前にTOEIC 900、IELTS 7.0取得。趣味は旅で去年はヨーロッパ周遊をし、今年はアジアを中心に回るのが目標です。
目次
イギリス大学院の概要

学位取得方法
イギリスの大学院(Master degree)では主に2通りの学位の取り方があります。
Taught Degree (課程学位)
こちらはコースワークになっており、学士課程同様先生の授業を受け、学期の中間や期末にレポートを提出したりプレゼンをすることで学位を取得する方式です。
またコースワークは主にLecture(受講型)とTutorial(実践型)に分かれており、前者では大講堂などを使って先生が一方的に話す授業で、後者は少人数性のクラスに分かれてクラスメイトとディスカッションやプレゼンをする授業となっています。
Research Degree(研究学位)
こちらはTaught Degreeとは異なりコースワークがない方式です。自身で論文を読みまとめ、研究結果として発表することが求められます。指導教官のもと、自身のペースで研究していくことになります。

学位の種類
またイギリスの修士の学位は非常にたくさんあり複雑で全て挙げきることができないので、代表的な学位をいくつかまとめてみました。
Master of Arts(MA)
イギリスの多くの学位にこの名称が使用されており、直訳すると文学修士となりますが、文学のみならず文系科目を中心に多くの学位に使われる名称です。
また、文系と言っても必ずしも日本で言うそれと一致するわけではありませんので、日本では理系扱いされる分野もMAと呼ばれることがあります。この学位でResearch Degreeは非常に稀です。
Master of Science (MSc)
直訳すると科学修士となりますが、イギリスにおいては理系科目中心に使われる学位の名称ではありません。
日本の理解とは少し定義が異なりますので、教育機関によってはMSc in Management やMSc in Buisiness などビジネス系の分野もMScに含まれることがあります。
これはビジネスにおいて高い数学力が要求されるからでありますが、教育機関によって基準はバラバラですので、MA、MScの違いはあまり気にしなくて良いです。こちらもMA同様基本的にはTaught Degreeとなります。
Master of Business Administration(MBA)
特定の専門分野に特化している学位もあります。代表的なのはMBAと呼ばれる経営学専門の修士課程で、高い英語力に加えプレゼンテーション能力等が要求されます。
また、ほかの学位と比較しても実践的な内容が多く、プレゼンテーション、ディスカッション、レポートの提出の回数や量が多いことでも有名です。
一般的に社会経験が数年ないと出願ができないので社会人留学向けの学位です。
Master of Research (MRes)
Research Degreeで取得できる学位の総称です。文系理系関係なく、自身の研究分野の名前がつきます(History MRes, Social Science MRes, MRes Engineeringなど)。
通常博士課程を視野に入れている人が履修します。
MResの特徴としては、MAやMScとはことなり複数の研究結果を出すことや複数の研究プロジェクトに参加することが求められます。
イギリス留学のメリット

イギリスの生活
多様性あふれる環境
イギリスといえば白人の英国紳士を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
イギリス紳士であることは間違いではなく、皆温厚で思慮深い方が多かったです。しかし実際にイギリスへと足を運んでみると予想以上に多様性に溢れていることに驚きます。
街中には世界各国からの移民や留学生であふれており、それぞれの文化が混じるように共生をしています。
私が留学したリーズ大学は大きな規模の学校であったため、特に街に多様性がありました。
そのようなグローバルな環境に留学したことで留学前よりもより広い視野で物事を見れるようになり、また今では世界中に友人がいることも私が誇りの一つとなりました。
異文化を広く学びたい人にはとても良い環境であるといえます。
治安が良い
イギリス社会で特に良いと言われる点はその治安の良さです。街中では昼間であれば日本と同じように外出ができ、普通の生活が送れます。
当たり前のように思われるかもしれませんが、世界に目を向けてみる安全に街を歩けること自体が難しい国や地域も多く、こういった不安がない点は一つのメリットといえます。
私は留学後にヨーロッパ周遊もしましたが、イギリスは特に安心安全だと感じる国の一つでした。
とはいえ治安が良いといっても荷物を放置することは危険で、実際に私の友人も携帯電話の被害にあったりもしています。
また夜間外出することも控えるように学校側からも注意を受けますので、常に危機感を持つことは必要です。
ヨーロッパに位置する
イギリス留学の一つのメリットは国の位置にあります。海峡を隔てた島国ですので他のヨーロッパ諸国への移動が非常に簡単にできます。
さらにヨーロッパ間の往来に関しては格安航空会社が数多くあり、例えばオフシーズンになると隣国へのアイルランドへは片道1500円ほどで、オランダへは5000円ほどで行けたりします。
小旅行感覚で隣の国へ行けるので週末だけ遊びに行ったりすることが可能ですので、息抜きをするには非常に良い環境だといえます。
イギリス国内でも観光名所は多々ありますが、ヨーロッパ圏内も観光の選択肢として入ると非常に楽しい気分になりますのでメリットの一つと言ってもいいでしょう。
イギリス大学院留学
修士課程を一年間で終わらせることができる
次にイギリスの大学院のメリットに関してご紹介したいと思います。
イギリス大学院留学は様々な特徴がありますが、他国と一番違う点といえば、修士課程を一年間で終わらせることができるところです。
日本を含め通常は2年かかる修士課程を一年で終わらせることができるので、金銭面的にも負担が少なくなり、さらにキャリア形成がスムーズにいきやすいです。
ですので一度就職して学生に戻るといった人に非常に人気のある制度です。ぜひ時間的に制限があるような方にはぴったりの国と言えるでしょう。

住居が保証されている
留学準備は出願時のみならずその後の準備にも非常に時間と手間がかかってしまいます。時間もお金も制限される留学生にとって住居を決めることは非常に不安が大きいものです。
しかしイギリスへの留学生は学校と提携しているアパートに入ることが保証されており、優先的に入ることができます。
希望したアパートに必ず入れると言うわけではありませんが、住む家は事前に確保できるので非常に大きなメリットと言えます。
多くの場合希望する条件の優先順位を書いて提出すると大学側がアパートを決めてくれ、私の場合は金銭的な負担を減らしたかったので多少遠くてもいいので安いアパートを希望しました。
結果的に大学から5kmほどに位置する以下のようなアパートに住むことがき、電車に乗る必要もなかったので学業に集中することができました。
- 学校から5km(自転車で通学)
- 5人でリビング・キッチン・トイレを共有
- シングルベッド
- およそ6畳
- 月額6万円ほど(インターネット・光熱費込み)
リーズの場合広い部屋や大きなベッド・学校の隣などもう少し条件をよくすると月額10万円ほどになります。
この住居保証のおかげで留学の不安が一つ解消されたので非常にスムーズに準備をすることができました。
教育水準が高い
日本とは異なりイギリスのほとんどの大学が国立です。国が管理をしているため教育水準を毎年チェックをしています。
後述しますが、世界大学ランキングTOP100校のうち約20校ほどがランクインしており(東京大学は30位ほど)、概して教育の質が高いことがうかがえます。
そのためイギリスの大学院を修了することは国際的にも自身の能力が高いと言う証明にもなり、世界を舞台にした競走で大きな力を発揮します。
参考までにイギリスでは赤レンガ大学群やラッセル・グループと呼ばれる英国版のアイビーリーグのような大学団体があり、歴史があり優秀な教授が多く有名です。
イギリス留学のデメリット

イギリスの生活
物価が高い
続いてはイギリスでの生活のデメリットについてお話ししたいと思います。まず最初にあげるのは物価の高さです。
これはもちろんその時の為替レートにもよって異なりますが、物価は概して高い傾向にあります。
私の住んでいたリーズでも外食で軽い食事をするだけでも10-15ポンドほどし、先述したようにシェア形式のアパートを借りるだけでも6-10万円はします。
特にロンドンでは物価は顕著に高く、リーズの1.5倍ほどの物価の高さでしたので、私は最初に選択肢から外すことにしました。よほど金銭的に余裕がなければ基本的に自炊をすることになると思います。
一方で乳製品・パン・果物などは日本より安い傾向にありますので、洋食中心の生活をすれば安く抑えることができます。



外食が日本人の口に合わない
イギリスの食事はあまり美味しくないと言う話をよく聞きますが、本当なのでしょうか。私の答えは正直なところ「YES」でした。
厳密に言うと、一つ一つの味には特に問題はないと思われるのですが、問題はその味の種類が少ないと言う点です。
例えばお皿に盛ったさまざまな料理に同じソース(グレイビーソースとよばれる)をかけるといったように、味が短調で飽きてしまいました。
あるいは食感の種類も少なく、基本的に柔らかいものしかないのも美味しくないと感じる一つの要因であると思います。
とはいえ先述したように留学中は基本的に自炊をすることになりますから、死活問題にはなり得ません。

渡航費が高い
最後に地理的な問題を見ていきます。イギリスはヨーロッパに位置するため直行便でも10時間ほどかかります。
また、航空券通常往復15万円以上(安くとも10万円ほど)するため、イースター休みなど帰省することは難しくなるため、一度行ったら修了するまで帰れないとい意気込みで臨んだほうがよろしいと思います。
しかし修士は一年で終わらせることができますので、緊急事態でない限り帰る必要性はないように思われます。
イギリス大学院
非常に忙しい
次にイギリス大学院のデメリットについて見ていきましょう。
先述したようにイギリスでは1年で修士号を取得することができますが、一方で通常2年で終わらせる内容を1年にまとめるためスケジュールが非常にタイトです。
私も1学期目が始まってすぐに修士論文のテーマを提出したことを覚えています。基本的に学期ごとの科目と修士論文は常に並行してやらなくてはいけません。
また、学期末に提出するエッセイの数やその字数が多い傾向にあり、じっくりと研究したい人や修士論文の研究テーマを決められない人にとっては向かないかもしれません。

学費が高い
日本の大学院と比較するとイギリスの大学院の学費や生活費は高い傾向にあります。
厳密に言うとEU圏外からの学生の学費はおよそ倍になるため、年間で払う学費はおよそ200万を超えます。
1年で終わることを考慮すると結果的には安く抑えることができますが、短い期間に一度に学費を払う経済力がない人には難しい選択となり得ます。


イギリス大学院留学の費用概算
- 家賃:6-12万円/月
- 食費:雑費:4-8万円/月
- 学費:200万円〜
- 空港券:15万
- 保険:20万〜
合計:350万〜400万


イギリス大学院の選び方

以上が私が考えるイギリス大学院のメリットとデメリットでした。では次に実際にどのようにイギリスの学校を選んでいけばいいのかご紹介します。
以下の3つ観点から学校を調べ、総合的に判断すれば良いと考えます。
ランキングで選ぶ

留学をする以上、誰もが評判の良い学校・有名な学校に行きたいと望んでいると思います。
自分の成績の関係上有名な学校はいけなくとも、少なくとも評判の悪い学校には行きたくないことでしょう。
日本の大学の場合は偏差値といういわゆる頭の良さの指標がありますが、残念ながら世界を見てみるとそのような数字はありません。しかし偏差値はないものの世界大学ランキングというものがあります。
皆さんも聞いたことがあるようなオックスフォード大学、ハーバード大学、ケンブリッジ大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学などは常にこのランキングの上位におり、東京大学は年にもよりますが上位30位(アジア圏の大学では1~3位ほど)ほどにあります。
大学ランキングはいくつかありますが、以下の三つのランキングが信頼できます。
Times Higher Educationのランキングを例に挙げると、このランキングの評価項目は下記の5分野、13指標あり、それぞれのスコアを算出して順位付けしています。
- 教育力
- 研究力
- 論文の引用数(研究の影響力)
- 国際性
- 産業界からの収入
このように大学ランキングはその教育機関を総合的に評価しているので、ランキング上位にある教育機関は概して満足のいく教育を受けられることがわかります。
どの大学に行くべきか悩む時はこれらのランキングの中の上位300校の中から選べば間違い無いと思います。
また、このランキングは分野ごとのランキングもあります。
例えば私が進学したリーズ大学はTimes Higher Educationの総合ランキングにおいては100位前後ですが、専攻の社会学は50-100位となります。
このように大学内でも少しランキングに差がありますので、自分が専攻したいコースの順位も調べることもお勧めします。
この学校選びのメリットとデメリットは以下の通りです。
<メリット>
- 有名校を選択肢に入れることで研究のモチベーションが上がる
- 学歴社会で大きな利点になる
- 概して教育水準が総合的に高い
- 選択肢を大幅にしぼることができる
<デメリット>
- 難関校が多く入学が現実的では無い学校も多い
- 実際に学ぶコースが自身の趣向と乖離がある
大学名も大事ですが「何を研究するのか」も非常に大事ですので、学校名だけで選ばないためにも次の方法を見てみましょう。
そこにしかないコースで選ぶ
留学の醍醐味といえば海外経験もそうですが、日本には無い教育を受けることも挙げられます。
例えば日本には無いアートを学びたい、本場の音楽を学びたい、ヨーロッパ視点での日本を学びたい、植物学など日本には少ない科目を研究してみたいetc…などが挙げられます。
そこでお勧めする方法は専攻したい科目を絞って学校のホームページを調べるという方法です。
そもそもコースが少ないような植物学だと「botany university courses UK」と調べることによってある程度絞ることができます。
私は社会学の異文化コミュニケーションや人種差別・民族研究を研究したかったので「intercultural communication University Courses UK」や「Sociology Racism University Courses UK」などで検索しました。
一つ注意するべき点はそのコースがどの分野に属するのかと言う点です。
例えば私の例でいえば、同じRacismを扱う分野でもSociologyの観点からなのか、Communication Studiesの観点からなのか、あるいはAnthropologyの観点からなのか、それぞれ異なる視点から研究することになりますので、自分の目的や趣向に合ったコースを選ぶ必要があります。
この大学院選びの方法以下のメリットとデメリットがあります。
<メリット>
- 留学の意義を最大限にできる
- コース全体の講義内容を把握できる
- 実際に学ぶコースと自身の趣向とが合う
<デメリット>
- あまり有名で無い大学院も多い
- Googleの検索順位に左右される
その専攻したいコースが自分が入学する時点で開設されているかどうかも確認する必要がありますのでご注意ください。
師事したい教授で選ぶ
次に紹介する方法は師事したい教授の実績からコースを選ぶいう方法です。
これは実際に私も採った方法で、まず自分が研究したい内容の文献を調べます。
文献を読み漁り一番自分の興味関心と近いものを書いている方の所属する学校、そして教えているコースを調べ、そのコースに出願してみるという方法です。
卒業論文に関係する分野を専攻したい場合は、その卒業論文で引用した文献の著者を調べると効率的です。
この方法は以下のようなメリットとデメリットがあります。
<メリット>
- 実際にコースを受けたときに自分の趣向と乖離が少ない
- コースの内容を想像しやすい
- コースを絞りやすい
<デメリット>
- 難関校も選択肢に入ってくる
- 論文を読むのに非常に時間がかかる
- 興味がない科目もコースの中に含まれる
注意点としては師事したい先生が自分が入学する時点で在籍しているかどうか確認することが挙げられます。
ラッセル・グループから選ぶ
とにかく留学がしたいので学校はどこでもいい、あるいは時間がない、決めるのがめんどくさいといった方は先述したラッセル・グループの中から選んでしまえば間違いありません。
ラッセル・グループは24校しかないので一つ一つ見て行ってもそこまで負担にはなりません。最初からお勧めする方法ではありませんが、どうしても決められない人にはお勧めできる方法です。
この方法は以下のようなメリット・デメリットがあります。
<メリット>
- 教育水準が高い学校しかない
- 時間的負担が少なくなる
<デメリット>
- 自身の専攻と合致するとは限らない
- 最難関校も含まれる
- 自身の研究内容が明確でないまま留学に行くことになる
イギリス大学院への出願方法

学びたい分野や学校がある程度決まったら、具体的な留学準備を始めましょう。
出願には下記のような資料が必要となります。特に時間がかかるのはTOEFL又はIELTSのスコア作りです。
これらの準備方法やスケジュールについて、下記の記事でまとめておりますので参考にして頂ければと思います。
今から準備に取り掛かることをおすすめします。

» 戦略とスケジュールが全て!海外有名大学院へ留学を達成したコツ
おわりに
いかがだったでしょうか。今回イギリス大学院のメリットと学校選びのポイントを3つ挙げました。
イギリスは治安も良く人も優しく留学には最適な場所だと私は考えております。
留学先に悩んでいる方の大学選びの一助になれば幸いです。ありがとうございました。




はじめまして。
日本の大学で化学の修士号を取得した後、文献調査や翻訳の仕事をしています。
社会人になってから実験などよりも調べものなどが向いていると思いました。
翻訳者コミュニティで話したり、イングリッシュネイティブとオンライン英会話したりするうちに
留学への熱意が出てきました。
いろいろ調べたらイギリス連邦の国(イギリス、カナダ、オーストラリア)では翻訳・通訳の修士があるし、
リカレント教育の意識が日本より高いようだし、carrer意識(学位を取ったらどんなことができるか)が
しっかりしていると感じ勉強し直したいと思うようになりました。
留学フェアで担当者と話したら、修士を持っていたら次はPhDを取るのが普通と言われ、
その大学の研究室のテーマリストを見たら自分が過去に学んだ分野に近いものがありましたが、
今からするなら違うものをやりたいです。
また、スーパーバイザーにも、直接個別に連絡していいものなのでしょうか?
同じ分野であれば、もちろん修士の次博士(PhD)に行くのが普通だだけど、異なる分野の修士2つを持つのはよくある話だよ。あまり気にしないでね。
スーパーバイザーは、指導教授のことかな?大学や、教授の研究室のホームページに連絡先が載っていれば、直接に個別に連絡して良いと思うよ。
ただ、メールの内容があまりにも一般的であれば、無視されることが多いので、
きちんと教授の研究テーマを把握し、それと自分のやりたいことがどうつながっているか、なんでそれに興味があるのかなど、ある程度深みのある内容にしよう。
下記の記事は理系の大学院留学に参考になるはずだよ!
https://www.path-to-success.net/preparation-for-gradschool-application