日程:8月 29日 (木) 18:00~
場所:ウェスティンホテル東京 (東京都目黒区三田1-4-1)
対象:2025年、2026年留学志望の方向け
参加費:無料
多様な地域・国から10校以上のビジネススクールや大学が参加しており、留学先選びの幅が広がるはずです。是非チェックしてみてください!
バーミングガムビジネススクールMBAを知る
バーミンガムビジネススクールの基本情報
バーミンガムビジネススクールは、イギリスの中部にあるイギリスの第2の都市、バーミンガムにある1902年設立のイギリスで一番古いビジネススクールです。
これまでに11人のノーベル受賞者を輩出している、研究主体の24の主要大学で構成される「ラッセル・グループ」のうちの1校であり、1900年設立の歴史と伝統のある名門バーミンガム大学のビジネススクールです。
キャンパスは、バーミンガム大学の250エーカーの広大な緑豊かな敷地の中にある歴史的な赤煉瓦の建物の中にあります。2016年には、大学院生用の最新の教育施設を備えた新しい校舎がオープンしています。
また、バーミンガムビジネススクールは教育の質に定評があり、ビジネススクール全体の1%以下しか基準を満たしていない、3大外部認証機関(AACSB International、AMBA 、EQUIS)の全てから認証されているトリプルクラウン校です。
バーミンガムビジネススクールのカリキュラムには特徴があり、英国内および海外の企業と緊密に連携したモジュールで最新のビジネスが学習できることも、人気のビジネススクールの理由となっています。
- 正式名称:Birmingham Business School
- 公式HP:https://www.birmingham.ac.uk/schools/business/index.aspx
- 所在地:University House, Edgbaston Park Road, Birmingham B15 2TY
- 提供プログラム:1年制フルタイムMBA、エグゼクティブMBA、オンラインMBA、シンガポールでのパートタイムMBA
バーミンガムビジネススクールのフルタイムMBAの概要は下記のとおりです。
- プログラム期間:12ヶ月
- 学費(2024年):£35,850
- 学生数(Full-time MBA):74 (2023)
- 女性比率:36%
- 留学生比率:97%
- 平均GPA(またはレンジ):3.0-4.0
- GMAT:必要なし
- 最低語学要件:英語力:IELT: 7.0, TOEFLiBT: 95 (各セクションで22以上)、Pearson英語テスト(PTE):76
- 卒業後の平均的な初任給:$101,555
- 卒業後3ヶ月雇用率:90%
<参照:バーミンガムビジネススクールMBA, FT Birmingham Business School Global MBA>
ランキング
2023年のQSグローバルMBA及びFinancial Timesランキングで以下のようになっています。
- 全英:17位
- 欧州:50位
- 世界:151-200位
<参照:QSグローバルMBA2023ランキング:ヨーロッパ>
- 全英10位
- 世界97位
<参照:FTMBA2023ランキング:ヨーロッパ>
MBAプログラム
1年制フルタイムMBA、エグゼクティブMBA、オンラインMBA、そしてシンガポールでのパートタイムMBAがあります。
- 12ヶ月のコース
- 9月入学
- 選択科目を選ぶ際に、「マーケティング」「インターナショナルビジネス&戦略」「イノベーション&経営改革」の3つの専門単位を選択可能
- シンガポール、ドバイ、ヨーロッパ、メキシコでイマーシブ モジュールの選択がある
- 5年から4.5年のパートタイムコース
- 9月、11月、または3月入学
- 5年のオンラインコース
- 100%オンライン
- 7月または10月入学
- シンガポールのSingapore Institute of Management (SIM)で開講
- 2年ー4年のパートタイムコース
- 1月、3月、7月、または9月入学
<参照:シンガポールSIMでのコース>
バーミンガムビジネススクールMBAの特徴
バーミンガムビジネススクールは、1902年に歴史学派経済学者ウィリアム・アシュリーを学長として擁し設立された英国で最も古いビジネススクールです。
バーミンガムビジネススクールはバーミンガムだけでなく、ドバイとシンガポールでもプログラムを展開しています。
バーミンガムビジネススクールは、定評のあるリサーチ力と、英国内および海外企業、特に新興国とのネットワークを生かし、最新のビジネスが学習できる特色のあるユニークなカリキュラムを提供しています。
<参照:バーミンガムビジネススクールMBA>
MBAカリキュラム
バーミンガムビジネススクールMBAには4つのコースがあります。
4つのコースのうちここでは12ヶ月のフルタイムMBAコースのカリキュラムを紹介します。
9つの必須モジュールと40単位の選択モジュールを学習し、最後にMBA企業プロジェクト、起業家プロジェクト、またリサーチプロジェクト(論文)のいずれかを卒業課題として選択することできます。
必修科目:9つのモジュール
- 目的意識のあるリーダーとは?
- 社会的責任のあるビジネスでのグローバル視野を磨く
- 経済入門
- 複雑で不確実な世界でのビジネス戦略
- 経営財務
- 人材マネジメントと組織
- マーケティング
- 持続可能な経営
- 会計・説明責任・意思決定
選択科目:40単位のモジュールを選択
選択科目を選ぶ際に、「マーケティング」「インターナショナルビジネス&戦略」「イノベーション&経営改革」のの3つの専門のモジュールを選択することができます。
3つのモジュールから少なくとも2つを選択、残りを選択科目のフルリストから選択。
- デジタルマーケティング
- コーポレートコミュニケーション
- グローバルマーケティングコンサルティング
- 複雑な環境下のインターナショナルビジネス(必須)
以下から少なくとも1つを選択し、残りを選択科目のフルリストから選択。
- 起業家精神とイノベーション
- 組織変革
- イノベーション&経営改革 (必須)
- フィンテック、デジタルファイナンス及びブロックチェーン(必須)
以下から少なくとも1つ選択し、残りを選択科目のフルリストから選択。
- インターナショナルビジネス経験;メキシコでのビジネス
- 中東でのビジネス:エネルギー移行とポスト石油経済
- 東南アジア経済の将来:地域化と脱グローバル化
上記の3つの専門モジュールを選択しない場合は、以下から3つの選択科目を選択します。
- 危機と回復力の管理
- フィンテック、デジタルファイナンスおよびブロックチェーン
- 起業家精神とイノベーション
- 組織変革
- 複雑な環境下のインターナショナルビジネス
- デジタルマーケティング
- コーポレートコミュニケーションと評判管理
そのうえで、以下から1つを選択します。
- 中東でのビジネス:エネルギー移行とポスト石油経済
- 東南アジア経済の将来:地域化と脱グローバル化
- インターナショナルビジネス経験;メキシコでのビジネス
- グローバルマーケティングコンサルティング
卒業課題
MBA企業プロジェクト、起業家プロジェクト、またリサーチプロジェクト(論文)から1つ選択
<参照:バーミンガムビジネススクールフルタイムMBAモジュール>
なぜバーミングガムビジネススクールMBAなのか?
最新のグローバルビジネス傾向を学ぶことのできるカリキュラム
バーミングガムビジネススクールの特徴は、リサーチ力と国際的なネットワークを生かした特色のあるプログラム構成です。
バーミンガムビジネススクールが他のビジネススクールと大きく異なる点は、英国及び欧州企業だけでなく、アジアや新興国を中心に国際的なネットワークを持っていることです。
バーミンガムビジネススクールは、バーミンガムの他、ドバイ、シンガポールでそのプログラムを提供し、106か国から生徒が受講しているだけでなく、世界中で研究を行っている国際的な教員と、約44,000人の卒業生からなるグローバルな卒業生コミュニティがあります。
ネットワークを通じて、バーミンガムビジネススクールでは、シンガポール、ドバイ、メキシコまたはヨーロッパの別のキャンパスまたはオンラインで完了することのできる国際モジュール(イマーシブモジュール)が選択できます。
Deloitteによる集中コンサルティングプログラム
バーミンガムMBAコースでは、DeloitteやCapegemini等のグローバルコンサルティング会社などのさまざまな企業と提携して、独自のプロジェクトを実施しています。
MBAの学生は、毎年春学期にあるDeloitte Consultancy Challengeに応募する機会があります。
選ばれた学生は、世界の会計コンサル4大事務所のDeloitteのパートナーと共に、コンサルティングのトレーニングやフィードバックの機会が与えられます。
教育の質が高い:トリプルクラウン校
バーミンガムビジネススクールは、マネジメント教育の品質を評価する組織である「米国AACSB International」「英国AMBA 」「欧州EQUIS」の3つの国際認証機関から認証を受けた英国で最初のトリプルクラウン校です。
「トリプルクラウン」の称号を持つビジネススクールは、世界のビジネススクールの1%以下です。(2023年8月時点で世界で125校のみ)
国際認証では世界のビジネス界やリーダーの期待に応える教育・研究・運営が実施されているかが問われ認証されます。
また、国際認証はビジネススクールに国際的な視点で継続した改善を促す仕組みですので、認証の継続には認証機関からの提案に対する改善も必要となっています。
そのため、トリプルクラウン校は教育と研究面で継続して一定の高い質を保っていることが証明されていることとなります。
素晴らしい大学キャンパス環境
バーミンガムは首都ロンドンから電車で1時間半弱のイギリス第2の都市でありながら、バーミンガム大学のキャンパスは250エーカーという広大な敷地にあります。
広大なキャンパスには、歴史ある建物に加えて、最新のスポーツセンター、コンサートホール、図書館の他、スーパー、銀行、カフェ、 レストラン、美術館、博物館、植物園、専用の鉄道駅、寮までが完備され、ビジネススクールの学生も利用することができます。
またビジネススクールの留学生には、キャンパス内の大学の寮に滞在することが保証されています。
<参照:バーミンガム大学キャンパス、バーミンガム大学寮保証スキーム>
学費が英国トップスクールの中で手頃
バーミンガムビジネススクールの学費は、英国のビジネススクールの中で手頃です。
平均的なイギリスMBAの学費は、£35,000-£40,000程度と言われていますが、上位校ほど高額な傾向があります。
上位校の2024年度の学費は以下の通りです。
- ロンドンビジネススクール: £115,000(15〜21カ月)
- ケンブリッジ大学Judge: £69,000
- オックスフォード大学Said: £78,510:
- ウォーリックビジネススクール:£53,750
- マンチェスタービジネススクール:£48,000(15カ月又は18カ月)
- エジンバラ大学MBA: £40,900
バーミンガムビジネススクールの学費:£35,850ですので、上位校の中では比較的手頃です。
トリプルクラウン校、そして研究型大学で構成されイギリスのアイビーリーグと言われるラッセル・グループの一校として質の高い教育を、手頃な学費で受けることができます。
<参照:The Top 10 Budget MBA Programs in the UK>
Where will your Birmingham MBA take you?
バーミングガムビジネススクールMBAへの進学
出願要件と書類一覧と出願締め切り日
出願要件
- 職務経験が5年以上 、マネジメントの広い経験がある場合は3年
- 学士の成績 日本の上位大学のGPA 3.0/4.0または平均B(Upper Second Class honours同様)
- GMAT:必要なし
- 英語力:IELT: 7.0(各セクションで6.5以上)またはTOEFLiBT: 95 (各セクションで22以上)、Person英語テスト(PTE):76(全てのスキルで67以上)
<参照:Full Time MBA Entry requirements>
書類一覧
- 願書
- 英文履歴書
- 推薦状2通
- 大学成績表(英語)
- パーソナルステートメント
<参照:バーミンガム大学コース申請 >
出願締め切り
2024/2025コースへの出願締め切り日は 2024年5月7日 です。
学費と奨学金
学費(2024/2025年度)
- フルMBA学費:£35,850
- エグゼクティブMBA学費: £32,580モジュール毎に£2,715
- オンラインMBA学費:£24,284
- シンガポールMBA: S$39,155
<参照:バーミンガムビジネススクールMBA Courses >
奨学金
学費の50%まで支給される「留学生へのMBA奨学金 (Rest of the world MBA Scholarship)」に日本人も申請することができます。(複数の学生の枠あり)
<参照: MBA Scholarships>
まとめ
バーミンガムビジネススクールは、英国最古のビジネススクール、そしてトリプルクラウンとしてその教育の質とリサーチ力に定評があります。
最新のグローバルビジネスを学ぶことのできる選択モジュールで専門性を高め、コンサルプロジェクトで実地経験を積めることでしょう。
そして、学習環境が素晴らしいことも大きな特徴です。広大なキャンパスには歴史的な建物だけでなく、最新の施設が完備されており、キャンパスライフを満喫することができます。
学費は他の英国名門校の中では低めであるため、素晴らしい環境で手頃に質の高い経験することができるユニークな位置付けとして、留学生に人気のビジネススクールです。