アメリカ大学受験!初心者のためのSAT攻略ガイド part 1【基礎知識編】

ねこ君
ふむふむ、この大学を受験するにはSAT(サット)が必要なのか。
ねこ君
あれ、そもそもサットってなんだっけ?警察の部隊かなんかだったような。
にゃんこ先生
それはね、SAT(エスエーティ)っていうアメリカの共通試験だよ。
ねこ君
あ、そうなんだ!
にゃんこ先生
今日はSATについて勉強しよう。

 

著者について

こんにちは。現役大学生のHidekiです。高校生の時に英語を本格的に勉強し始めて、卒業前にアメリカの大学を受験し、合格しました。やはり、幼い頃に特別な英語教育を受けていたわけでもないので、受験は結構大変でした。しかし、同時に挑戦したからこそ経験できたことも多々あります。私はそのような経験を通して、みなさんの英語学習や大学受験に少しでも役立つような情報を発信していきたい思っています。合格体験談

SATとは

SATはScholastic Assessment Testの略。アメリカの大学に進学するための共通試験で、日本でいえば、センター試験のようなものだ。

CollegeBoardという団体が主催する歴史ある試験で、アメリカの大学受験において最も多く使われている。

SATにはSAT論理試験(SAT Reasoning Test)とSAT科目別試験(SAT Subject Test)の二種類が存在する。一般的にSATとはSAT論理試験のことを示し、SAT科目別試験は大学側から求められた場合のみ受ける、理科・社会のような副教科の試験だ。今回は、大学受験で最も必要とされるSAT論理試験について説明する。

 

SATの科目

SAT論理試験の科目は、生徒の傾向に合わせて変更される場合がある。今までにも数回にわたって大幅な変更がなされてきた。一番最近では、2016年3月に新たに改訂されたが、多くのウェブサイトがその改訂に追いついていないため、古い情報を提供していることがある。情報収集にも注意が必要だ。

2018年7月現在のSAT論理試験の科目は『Evidenced-Based Reading and Writing』と『Mathematics』の二種類。両方とも、最高点は800点、最低点は200点だ。つまり、SAT論理試験全体としては1600点満点で、最低点は400点ということになる。

試験時間はそれぞれ『Evidenced-Based Reading and Writing』が100分、『Mathematics』が80分だ。合計で3時間の長丁場となる。

 

ねこ君
三時間もテストを受けるとなると、体力や集中力も必要だな。

 

Evidenced-Based Reading and Writing

『Evidenced-Based Reading and Writing』は、英文読解と英文法の力が試される科目だ。この科目は二つのセクションに分かれている。

 

Reading

一つ目のセクションは『Reading』だ。このセクションでは、長文のパッセージを読んで答える読解問題が出題される。中にはグラフや表のデータを読み解く問題なども出題されるが、特に専門的な知識は必要とされない。出題数は52問ほどで、試験時間は65分間だ。

英語を母国語としない多くの日本人にとっては、SAT論理試験全体を見ても最も難しいセクションだろう。このセクションで高得点を取るためには、語彙力と速読力が必要不可欠だ。

 

Writing & Language

二つ目のセクションは『Writing & Language』だ。このセクションには短いパッセージがいくつもあり、それぞれに下線が引かれている。基本的には、下線部の文や単語について、それぞれ文法的な問題が出題される。問題数は44問ほどで、試験時間は35分だ。

こちらは文法を理解していれば解けるものがほとんどで、『Reading』セクションよりも難易度は低い。

 

Mathematics

『Mathematics』は英語で解く数学だ。内容としては、小学校で学ぶ算数や、中学校レベルの数学をわかっていれば解ける問題がほとんど。一部三角法などの高校レベルの問題が出題されることもあるため、高校の数学が全く必要ないわけではない。

『Evidenced-Based Reading and Writing』と同じように、『Mathematics』も二つのセクションに分かれている。一つ目が電卓の使用を禁じられているセクションで、二つ目は電卓が使用できるセクションだ。2つのセクション合わせて58問出題され、試験時間は合計で80分となる。

『Mathematics』は日本人にとってはかなり有利な科目だ。満点もしくは満点に近い得点を目指したい。

 

Essay (Optional)

上記の2教科に加え、『Essay』という任意の項目が存在する。『Essay』は、決められたお題に関して小論文を書くというもので、試験時間は50分。これを受ける場合、SAT論理試験全体の試験時間としては3時間50分となる。

必ず受けなければならないわけではないが、大学側から『Essay』のスコアの提出が求められる場合もあるので、受験前に大学出願に必要な科目を確認しておこう。

 

にゃんこ先生
各科目の詳しい対策法はpart 2で紹介するよ。

 

SATの特徴

SATはぺーパーテスト&マークシート式

SATはTOEFLのようにオンラインで受けることはできない。試験会場まで足を運び、受験することとなる。

テストの形式は、『Essay』を除き、全てマークシートだ。2016年までのSATでは選択肢が5つあり、回答が不正解の場合減点されていたが、2018年現在のSATでは、選択肢は各問題4つとなっており、回答が間違っていても点数を引かれることはない。

 

SATはアメリカの高校生向け

SATはアメリカの大学進学志望者のために作られた試験だ。そのため、留学生向けに作られたTOEFLよりも難易度は高い。簡単にいえば、アメリカ人が日本に来てセンター試験の国語と数学を受けるようなもの。日本の高校生にとってはかなりハンデのあるテストだ。

しかし、しっかりと対策すれば得点を伸ばすことは十分可能だ。SATを受験する際は、アメリカの高校生と英語で競い合っていることを念頭に置き、最大限の努力を持って挑もう。

 

SATは日本でも受けられる

SATの試験会場は日本にも存在する。2018年現在会場となっているのは、福岡、広島、神戸、京都、名古屋、仙台、東京、横浜、そして沖縄だ。そして、これら全ての会場が毎回の試験で使用されるという保証はない。

試験は年に7回ほどあるが、地域や年度によって回数は前後する。

詳細はpart 3で説明することになるが、申し込みをする際はCollegeBoardのホームページで試験日と試験会場を確認し、オンラインで申し込む。

 

SATは何度でも受けられる

センター試験と違い、年に複数回試験日のあるSATだが、受験する回数にも制限がない。1回目の得点が低くても、2回目、3回目と受験をし、その中で最も高いスコアを大学に提出することができる。つまり、もし試験を3回受けて、1回目のスコアが最高得点だった場合は、1回目のスコアを提出できるのだ。

科目ごとに点数が出され、例えば、ある教科で低いスコアを、別の教科で高いスコアをとった場合、低いスコアをとった教科は別の日に受けた分と置き換え、高いスコアをとった教科についてはそのまま点数を残すということが可能だ。

要するに、一回一回の受験にリスクがないのがSATの特徴だ。しかし、大学によっては受験回数を考慮するところも存在すると言われている。その場合、同じスコアの人物が二人いれば、受験回数の少ない方が優先的に合格となる場合もあると考えられるので、むやみに受け続けることが得策というわけではない。SAT受験を始めたら、自分の過去のスコアを考慮しながら、あと何回受けるべきか考えよう。

 

ねこ君
センター試験よりは気楽に受けられそうだ。

 

まとめ

今回は、SATの概要、受験科目や特徴など、SAT受験に必要な最低限の情報をまとめた。しかし、本格的な準備はここからである。

次回はSATの科目別勉強法と対策についての、より実践的な記事となる。SAT受験への道のりはまだまだ続くが、焦らず一緒に頑張っていこう。

 

にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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