




「TOEFL 80点(バンド 4.0)が必要だけど、何から手をつければいいのかわからない」
「新基準のバンドスコアだと、自分の目標はどれくらいの難易度になるの?」
交換留学や海外大学への進学を目指す際、最初に立ちはだかる大きな壁がこの「80点(新基準:バンド 4.0〜4.5)」です。
2026年からのアップデートにより、TOEFLはより「実践的なコミュニケーション力」を重視する試験へと進化しました。
これまでのように単に英語を読んで理解するだけでなく、新しい形式に合わせた戦略的な準備が欠かせません。
この記事では、多くの受験生が目標とするTOEFL 80点(バンド 4.0〜4.5)を、最短距離で達成するためのガイドラインをまとめました。
- 最新の難易度レベル: 従来の80点と新バンドスコアの関係性
- 黄金のスコア配分: 日本人が最短で80点(バンド 4.0〜4.5)を突破するための戦略
- 新形式対応の勉強法: 独学でスコアを伸ばすコツ
- 必須のテストテクニック: タイピング対策から2026年新形式への対応まで
まずは「80点(バンド 4.0)」という目標の正体を知り、今日から何をすべきか、具体的なロードマップを描いていきましょう。
日中英のトリリンガル・言語オタク。英語圏留学経験なしからIELTS8.0、TOEFL104、GRE322。コロンビア大学・ペンシルバニア大学・ニューヨーク大学・メルボルン大学教育大学院に合格実績を持つ。慶應義塾大学大学院卒。1児の母。
目次
TOEFL バンドスコア 4.0〜4.5(旧80点目安)のレベルと難易度
2026年からの新基準導入により、TOEFLの評価は従来の120点満点から、1.0〜6.0の「バンドスコア」がメインとなりました。
多くの大学やプログラムでボーダーラインとなる「80点」は、新基準では「バンド 4.0」に相当します。
まずは、この新しい基準が他の英語試験と比べてどの程度のレベルなのかを確認しましょう。
他の英語試験と比較した立ち位置
各試験のスコアを換算すると、おおよそ以下のレベルが目安になります。
バンドスコア 4.0(B2レベル)は、実用的な英語を使いこなせる一歩手前の、非常に重要な段階です。
| 試験名 | バンド 4.0(旧80点目安)の難易度 |
|---|---|
| CEFR(セファール) | B2(中上級レベル) |
| 英検 | 準1級 合格 〜 1級 挑戦レベル |
| TOEIC L&R | 800点 〜 900点前半 |
| IELTS | 6.0 〜 6.5 |
TOEIC 800点台の方なら「手が届きそうだ」と感じるかもしれませんが、TOEFL特有の難しさには注意が必要です。
TOEICは選択肢から選ぶ試験ですが、TOEFLはマイクへの回答やキーボードでの論理的な記述が求められます。
そのため、初めて挑戦した際は「TOEICよりワンランク上の難易度」と感じるのが一般的です。
留学条件としての「バンド 4.0」の価値
なぜ「バンド 4.0」が最初の大きな目標になるのでしょうか。
それは、この数値が世界の大学で学ぶための「公式な基準」として採用されているからです。
- 海外大学への正規留学: アメリカやカナダなど、多くの中堅州立大学が「バンド 4.0(旧80点)」を出願の最低条件として設定しています。
- 日本の大学からの交換留学: 人気のある派遣先大学や、倍率の高いプログラムの選考ボーダーとして「バンド 4.0」が指定されるケースが非常に多いです。
つまり、バンド 4.0を突破すれば、世界中の大学へ出願する「権利」を手にできることを意味します。
まさに留学準備における第一関門と言えるスコアです。
【データ】統計から見る「バンド 4.0」の現実味
「自分には高すぎる目標なのでは?」と不安になる必要はありません。
ETS(テスト作成団体)の受験者データを見ると、このスコアの現実的な立ち位置が見えてきます。
例えば高校生の受験者の場合、バンド 4.0(80点)は上位約50%に位置します。
これは「一部の天才だけが取れるスコア」ではなく、正しい対策をして準備を積み重ねた層であれば、十分に到達できる数字であることを示しています。
大学生や社会人を含めた全体平均で見ても、日本の教育で培った基礎力に、TOEFL特有の「形式への慣れ」を加えれば、半年から1年で十分に手が届く目標です。
まずは「雲の上のスコア」ではなく「対策次第で確実に取れるスコア」だと捉え、一歩踏み出すことが大切です。


最短で「バンド 4.0(80点)」を突破するスコア配分の戦略
目標スコアが決まったら、次に考えるべきは「各セクションでどのレベルを目指すか」という具体的な配分です。
新基準の「バンドスコア」で戦略を立てる際、最も大切なのは『すべてのセクションで同じバンドを狙わない』ことです。
すべてのセクションで「バンド 4.0」を狙うのはリスクが高い
TOEFL iBTは現在、各セクションごとに1.0〜6.0の「バンドスコア」で評価されます。
合計で「バンド 4.0(従来の80点目安)」を目指す場合、単純計算で「全セクションでバンド 4.0を取ればいい」と考えがちです。
しかし、日本で英語を学んできた私たちにとって、このフラットな目標設定は挫折の原因になります。
なぜなら、日本の英語教育では「読む・聞く」に比べて「話す」訓練が圧倒的に少ないからです。
特に、スピーキングでバンド 4.0を取るのは非常にハードルが高く、ここで足踏みをして留学を諦めてしまう人が少なくありません。
日本人が効率的に「バンド 4.0」を取るための理想の配分
そこで、独学で最短距離を走るための「理想の配分表」を作成しました。
新基準のバンドスコアを軸に、従来の点数を参考値として併記しています。
| セクション | 目標バンドスコア (旧スコア目安) | 戦略のポイント |
|---|---|---|
| Reading | バンド 4.5 (23点前後) | 一番の得点源。日本の受験英語の強みを活かして貯金を作る |
| Listening | バンド 4.0 (21点前後) | 全セクションの土台。時間をかけて着実に「4.0」を確保する |
| Speaking | バンド 3.0 (15点前後) | 無理に高望みせず、沈黙を避けて「型」で最低限を死守する |
| Writing | バンド 4.0 (21点前後) | タイピングとテンプレートを武器に、確実に「4.0」へ乗せる |
| 合計目標 | バンド 4.0 (合計 80点目安) | インプットで稼ぎ、アウトプットで耐える黄金比 |
この戦略の核は、「得意なインプット(読む・聞く)で高いバンドを狙い、苦手なスピーキングは1ランク下のバンドで耐える」という点にあります。
スピーキングの「バンド 3.0」は、決してネイティブのような流暢さは求められません。
事前に用意したテンプレートに沿って、詰まりながらでも制限時間いっぱい話し切ることで、十分に到達できるレベルです。
逆に、ここで無理に「4.0」を目指して時間を浪費するよりも、基礎があるリーディングを「4.5」まで引き上げる方が、はるかに短期間で合計スコアを安定させることができます。
ライティングの「バンド 4.0」についても、難しい表現は不要です。
中学生レベルの文法ミスを徹底的に排除し、論理的な構成を守る練習をすれば、独学でも着実にクリアできる数字です。


【セクション別】TOEFL 80点(バンド 4.0)に到達する勉強法
TOEFL 80点(バンド 4.0)を突破するために、難しい専門知識を完璧にする必要はありません。
大切なのは、各セクションの特性を理解し、自分の持っている英語力を効率よくスコアに変換することです。
ここでは、独学でも着実に実力を伸ばせるセクション別の具体的な勉強法を解説します。
リーディング対策:単語力の強化とパラグラフリーディング
TOEFL対策の第一歩であり、すべての基礎となるのが単語力です。
しかし、単語帳を1回読んだだけではすぐに忘れてしまいます。実力を定着させるための具体的なアプローチを紹介します。
専門分野の単語帳をローテーションで回す
TOEFLでは幅広い専門用語が出題されますが、1つの分野に固執して覚えるのは非効率です。
医学、地質学、歴史など、分野別に分かれた単語を「5日ごとにローテーションで回す」のが効果的です。
赤シートで隠して「英語→日本語」を1単語1秒で答える練習を繰り返し、記憶の回転数を上げて脳に刷り込んでいきましょう。
アプリ「TANZAM」や無料英字新聞で生きた単語に触れる
文字だけで覚えにくい単語は、イメージと一緒に覚えられるアプリ『TANZAM』の活用がおすすめです。
さらに、『The Japan Times』などの無料の英字ニュースを1日5分読む習慣をつけましょう。
単語帳で覚えた単語が実際の文脈でどう使われるかを肌で感じることで、読解スピードが格段に上がります。
全部を和訳しない「パラグラフリーディング」を身につける
本番で知らない単語が出ても焦らないでください。
一言一句を和訳するのではなく、各段落の最初の1〜2文(トピックセンテンス)と、「However(しかし)」「For example(例えば)」といった接続詞だけに注目しましょう。
これを意識的にやることで、難しい文章でわからない単語などが出てきた場合でも、ある程度ここで筆者が何を言いたいのかを予想できることができます。


リスニング対策:音読・シャドーイングと「言い換えサイン」
リスニングは「英語を英語のまま理解する耳」を作ることが最優先です。
まとまった勉強時間が取れない日でも、耳と口を動かすトレーニングを欠かさず行いましょう。
効率よく耳を鍛えるには、「1つの音源を深く聞く」ことと「日常的に英語に触れる量」のバランスが大切です。
1つの音源を使い倒す「精聴」とシャドーイング
まずは、1つの公式音源を完璧に理解するまで聞き込む「精聴」から始めましょう。
いきなり音声を聞き流すのではなく、スクリプト(台本)を読んで意味を完全に理解してから、流れてくる音声に少し遅れて発音する「シャドーイング」を繰り返します。
「自分で正しく発音できる音は、必ず聞き取れる」というルールがあります。
口が疲れるまで繰り返すことで、音と意味が脳内で一致し、リスニングの解像度が劇的に上がります。
スキマ時間を活用した「多聴」で英語に慣れる
机に向かえない時間は、ポッドキャストや英語ニュースなどをBGM代わりに流す「多聴」を取り入れましょう。
精聴で鍛えた耳を、実際の英語のスピードやリズムに慣らすための作業です。
通学中や家事の間など、たとえ10分でも「英語のシャワー」を浴び続けることで、本番の長い講義を聞いても疲れにくい持久力が養われます。
専門用語の直後にある「言い換えサイン」を狙う
講義のリスニングで難しい言葉が出ても、決して諦めないでください。
TOEFLでは多くの場合、“This means…”(つまり)や“In other words…”(言い換えると)といったフレーズの後に、必ずわかりやすい言葉で解説が続きます。
知らない単語そのものではなく、その後の「救済のサイン」を逃さず聞き取ることに全神経を集中させましょう。


ライティング対策:タイピング練習と定型文の暗記
ライティングでは、英語力と同じくらい「パソコンで英文を素早く打つ力」がスコアを左右します。
限られた時間内で安定して20点台(バンド4.0)に乗せるための準備をしておきましょう。
ブラインドタッチを練習して時間を生み出す
頭の中に良い意見があっても、打ち込むのが遅ければ途中で時間切れになり、大きな減点に繋がります。
毎日10分でもパソコンのキーボードで英語を打つ練習をしてください。
手元を見ずに打てるようになると、内容を考えたり、最後に見直しをしたりする「余裕の時間」が生まれます。
自分なりの「賛成・反対の型」を暗記して使い回す
本番でゼロから文章の構成を考えるのは時間の無駄です。
「The author says that… I agree with this opinion.(筆者は〜と述べている。私はこれに賛成だ)」といった定型文(テンプレート)をあらかじめ用意し、パズルのように使い回しましょう。
この型を確実に自分のものにするコツは、目で見て暗記するのではなく「手が勝手に動くレベル」までタイピングを繰り返すことです。
まずは市販の参考書や対策サイトから、自分が一番使いやすいと感じる型を1〜2パターンだけ選びます。
そして、毎日パソコンのメモ帳やWordを開き、その型を何も見ずに5回連続で打ち込んでみてください。
頭で思い出すよりも先に指が動く状態を作っておけば、本番では焦ることなく「中身(理由や具体例)」を考えることだけに時間を使えます。
難しい単語は不要。シンプルな英語と「Grammarly」でミスを防ぐ
バンド 4.0(20点台)を取るために、無理に難しい単語や複雑な関係代名詞などを使う必要はありません。
背伸びをしてスペルや文法のミスを連発するよりも、中学生レベルの簡単な単語を使って「ミスなくシンプルに」伝える方が、スコアははるかに安定します。
ライティングで最も勿体ないのは、三人称単数のsの抜けや時制のミスといった基礎的なエラーです。
これらを減らすだけでスコアは着実に上がります。
日頃の練習から無料のAI添削ツール『Grammarly』を使い、自分がよくやってしまう文法ミスの傾向を把握し、本番で同じミスを繰り返さないようにしましょう。
スピーキング対策:沈黙を避けて15点をもぎ取る
日本の学生にとってスピーキングは最も不安なセクションですが、80点目標なら「15〜17点」取れれば十分です。
これは、受験者の約9割が獲得できる現実的なスコア帯です。
完璧な発音より「黙らないこと」を最優先にする
ネイティブのような流暢さや難しい表現は一切不要です。
文法が支離滅裂でも、途中で何度も言い直しても構わないので、制限時間いっぱい「あー…」「ええと…」と止まらずに話し続けてください。
放送事故のような沈黙を作らないことが、15点を死守するための最大のコツです。
スマホで録音して「時間の感覚」を体に染み込ませる
本番でパニックになるのを防ぐため、練習では必ずスマホのレコーダー機能で自分の回答を録音してください。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、45秒や60秒という「時間の長さ」を体感し、どこで言葉に詰まりやすいかを自己分析する習慣をつけることで、本番での対応力が劇的に向上します。



本番で実力を出し切る!TOEFL iBT必須のテストテクニック
TOEFL iBTはすべてパソコン上で行われるテストです。普段どれだけ単語や文法を完璧にしても、「パソコンでの受験環境」に慣れていないと、本番で本来の実力を出し切ることはできません。
ここでは、テスト特有の形式から自分のスコアを守るための実践的なテクニックを紹介します。
PC画面での「長文読解」に慣れておく
日本の高校生や大学生は、紙のテストに直接下線を引いたり、余白にメモを書き込んだりする解き方に慣れています。
しかしTOEFLでは、パソコンの画面に表示された長文を読みながら、手元に配られたメモ用紙(スクラッチペーパー)に情報を書き留めなければなりません。
画面と手元のメモを何度も往復する「視線移動」は、想像以上に目と頭を疲れさせ、読むスピードを落とす原因になります。
この対策として、普段のリーディング学習から紙の参考書を少し離れ、パソコンの画面で英語の文章を表示し、ノートは手元に置いて解くという「本番と同じ環境」を作って慣れておくことが大切です。
テスト当日、会場の受付は早めに済ませる
テストセンター(会場)で受験する場合、絶対に知っておくべきルールがあります。
それは「TOEFLは全員一斉スタートではない」ということです。会場に到着して受付を済ませた人から、順番にそれぞれのパソコンでテストを開始していきます。
もし会場への到着が遅れて後ろのグループになってしまうと、自分が集中して「リスニング」の音声を聴いている最中に、早く進んでいる周りの人たちが一斉に「スピーキング」のテストに入り、大きな声で英語を話し始めるという状況に巻き込まれてしまいます。
この「雑音トラブル」で集中力を切らさないためには、受付開始時間の30分〜1時間前には会場に到着しておくことをおすすめします。
最初のグループでテストを始めれば、周りがまだ静かにリーディングを解いている間に、自分のリスニングセクションを終わらせることができます。



【マインド編】TOEFL対策で絶対に忘れてはいけないポイント
TOEFL バンド 4.0(旧80点目安)への道は、決して一本道ではありません。
勉強を続けていると、自分の実力が本当に伸びているのか不安になる瞬間が必ず訪れます。
ここでは、独学で最後まで走り抜くために、心の片隅に留めておいてほしい大切なポイントをお伝えします。
週末にまとめて勉強するより、毎日1時間の継続を
TOEFLは、知識を詰め込むだけでなく、英語を「道具」として使いこなす体力を養う試験です。
週末に10時間まとめて勉強するよりも、平日に毎日1時間ずつ、欠かさず英語に触れる方がはるかに効果的です。
特にリスニングやスピーキングは、スポーツの練習に近い側面があります。
たった3日サボるだけで、英語のスピードに対する反応は驚くほど鈍くなってしまいます。
たとえ仕事や学校で疲れていても、10分だけ音読をする、あるいは単語アプリを1周するといった「口と耳を動かし続ける」習慣を死守しましょう。
「バンド 4.0」というゴールから逆算して計画を立てる
「いつかバンド 4.0に届けばいいな」という漠然とした目標では、モチベーションを維持するのは困難です。
長期的な目標(バンド 4.0突破)と、目の前の短期的な目標をセットで考えるようにしましょう。
「今週はこの単語帳のRANK 2を完璧にする」「今週はこの過去問のリーディングを3回解き直す」といった、具体的なアクションプランに落とし込んでください。
大きな目標を意識しつつも、日々の視線は「今日やるべきこと」に集中させる。
このバランスが、途中で燃え尽きないためのコツです。
停滞期でも「蓄積」を信じて、絶対に諦めない
勉強を始めて数ヶ月、模試を受けてもスコアが全く変わっていない、あるいは逆に下がってしまうことすらあります。
しかし、そこで「自分には才能がない」と諦めてしまうのが一番もったいないことです。
半年で20点台からバンド 4.0(旧80点目安)を達成した高校生や、58点から到達した大学生も、ずっと右肩上がりに伸び続けたわけではありません。
彼らもまた、数ヶ月間スコアが全く動かない時期を経験しています。
スコアに変化がない時でも、あなたが覚えた単語、聞き取れるようになった一文は確実に蓄積されています。
TOEFLのスコアは、ある日突然跳ね上がるものではなく、ある程度の蓄積を経て初めて結果として現れます。
「今はまだコップに水を溜めている時期だ」と自分を信じて、淡々と継続しましょう。


TOEFL 80点突破のための「よくある質問」
いざ勉強を始めようとすると、スケジュールや教材の選び方など、具体的な進め方で迷うことも多いはずです。
ここでは、独学で80点(バンド 4.0)を目指す方からよく寄せられる疑問にお答えします。
Q. 忙しい大学生・社会人の効果的な学習スケジュールは?
A. 「週20時間」を目安に、平日と週末でやることを分けるのがおすすめです。
学校や仕事で忙しい場合、4つのセクションを毎日すべてこなすのは現実的ではありません。
以下のようなモデルスケジュールを参考に、自分の生活リズムに合わせて調整してみてください。
- 平日(1日約2時間): 通勤・通学などのスキマ時間で単語の反復(R)とポッドキャストでの多聴(L)。帰宅後、机に向かってシャドーイング(L)と、30分だけスピーキング(S)の録音練習を行う。インプットと口を動かす練習を毎日の習慣にします。
- 週末(土日で約10時間): まとまった時間が取れる週末に、ライティング(W)のタイピング練習やエッセイ作成、長文リーディング(R)や過去問を使った実践演習にじっくり取り組みます。
Q. 公式問題集はどう使えばいい?
A. 「基礎固め」と「ミスの分析」のツールとして使い倒しましょう。
公式問題集は、ただ解いて点数を確認するだけでは実力は伸びません。
「なぜこの問題を間違えたのか(単語を知らなかったのか、パラグラフの要点を見失ったのか)」を徹底的に分析するための教材として使ってください。
また、本番特有の「パソコン画面での操作」に慣れるためには、PC上で過去問演習ができる無料ツール「中国TPO」を併用して実戦感覚を養うのが効果的です。
Q. TOEFL対策に英文法の勉強は必要?
A. 独立した文法問題は出ませんが、WとSの失点を防ぐために「基礎」は必須です。
TOEFLにはTOEICのような「穴埋め文法問題」はありません。
しかし、ライティングやスピーキングで基礎的な文法ミス(時制の不一致、三人称単数のsの抜けなど)を繰り返すと、スコアが大きく下がってしまいます。
文法に不安がある方は、TOEFL対策を本格的に始める前に『English Grammar in Use』などの教材を使い、中学生〜高校基礎レベルの文法を一度しっかりおさらいしておくことをおすすめします。
Q. 勉強におすすめのアプリは?
A. 単語学習の「TANZAM」や、リスニング用のポッドキャストがおすすめです。
机に向かえない時間も学習を進められるのがアプリの強みです。
単語はイメージで定着させやすい『TANZAM』、リスニングは公式アプリや英語のニュースが聞けるポッドキャストを活用しましょう。
スキマ時間を味方につけることが、忙しい中でスコアを伸ばす一番のコツです。
終わりに:バンド 4.0 突破へのロードマップを描こう
TOEFL バンド 4.0(旧80点目安)は、海外の大学という新しい環境で学ぶための大切なスタートラインです。
最初は問題の難しさに圧倒されるかもしれませんが、すべてのセクションで完璧を目指す必要はありません。
日本人が得意な「読む・聞く」で高めのバンドを確保し、苦手な「話す・書く」はテンプレートとタイピング技術で失点を防ぐ。
この戦略に沿って、1日15分でも毎日英語に触れる習慣を身につければ、道は必ず開けます。
小さな一歩から、あなたの留学への挑戦をスタートさせてください。

「まずはバンド 4.0を目指すべき?」と迷っている方へ。目標別のスコア目安と難易度の全体像をこちらの記事で解説しています。
TOEFL目標スコア別(新バンドスコア対応)の難易度と勉強法まとめ
・さらに上のバンドスコアを目指すなら
バンド 4.0をクリアし、海外トップ大進学も視野に入る「バンド 4.5(旧90点目安)」を確実に取りに行くための勉強法はこちらです。
TOEFL 90点(バンド 4.5)の壁を越える独学勉強法











はじめまして!今年の12月にTOEFLを受験しようと計画しております。現段階で、英単語3800RANK3まで、英熟語700、必修フレーズ100の本、中学高校の基礎文法問題集に取り組んでいます!6月までこれを継続して、それこら、公式問題集に取り掛かろうと思っています。7月以降は、単語等を繰り返しながら、公式問題集、 speaking、writingに取り組もうと思うのですが、このような勉強計画で大丈夫か不安です。12月受験時は、スコア80を越えたいのですが、もしアドバイス頂けると幸いです。よろしくお願いします!
SAYAKAさん
質問ありがとう!
現段階の英語力は65点や70点台で80点を目指すなら、TOEFL対策という意味ではいまのプランに問題はなさそう。
一方、現在の実力と目標点が大幅に離れている場合(例えば現在は40点台とか)、単語力や問題集だけの対策ではなく、基礎的な英語力をあげることが必要だね。
まず一回TPOを解いてみて、RとLのスコアを把握してみるのはどうかな?
本質的な英語力アップのため、TOEFLの以外の素材で隙間時間の多読・多聴をすること、そして毎日2、3時間集中して精読・精聴を行うことがおすすめだよ。
にゃんこ先生
ご返信ありがとうございます!!!
実は、今ままで一度も受けたことがなく現段階の自分のスコアがわからない状況です;
まずは、TPO解いてみたいと思います!多読、精読についても勉強計画に入れていきます!
丁寧にご返信しただき本当に感謝しています。また不安なことがあれば、質問させていただきます!!
はじめまして。
今私は高校に通っていて大学受験のためTOEFL80点を目標に勉強中です。
しかしながら、先月始めて受けたTOEFLは38点でした。R7, L 10, S12, W9です。
来年の5月までには80点を越えたいですが、今進めている次のような勉強方法で大丈夫か不安です。アドバイスいただけると嬉しいです。
問題演習としては、Official Guideで複数回学習したので今はTPOを進めています。また、単語力を上げるために英単語3800の暗記、基礎的な英語力を上げるためにNew York Timesの多読を行っています。
諦めずに勉強し、点数を上げたいと思っています。勉強方法のアドバイス、よろしくお願いします!
コメントありがとう。
現時点のスコアから見ると、まだ基礎が固まっていないようなので、TPOや過去問を解くより、単語力をつけ、自分のレベルに合うような多読精読・多聴精聴を進めて、英語の基礎をつけることが優先だね。レベルに合わないものを読んだり聞いたりすると、挫折しやすくなるよ。
特にR対策では、単語力に加え、レベルにあった洋書の多読から始めることがおすすめ。ちなみに、New York TimesはTOEFLより難易度が高いので、TOEFL対策にはならないよ。
Lは問題演習で解いた音源を完璧に聞き取れるまで繰り返し精聴して、認識できる音源を増やしていくことが重要かな。その他、多聴で日常的に英語を耳に入れる時間を増やしてほしい。
現段階は実力を確認する意味で、週1か月2回程度TPOをやるぐらいで十分。目標80であれば、RとLが一定レベル(せめて18点〜)になってから、もう少しTPO中心の学習を進めても良い。
他に具体的な方法は、こちらのまとめ記事と下のコメントを参考してみてね!
迅速かつ丁寧に教えていただきありがとうございました!教えていただいた内容を元に勉強方法を変えて進めてみます。また進める中で不安なことなどあれば質問させていただきます。諦めずにがんばります!
準備期間も十分にあるので、半年程度は基礎固めに努めれば80点は現実的な目標だと思うよ!
90点ぐらいを獲得するつもりで、目標を高く持って頑張ってほしい!また何か質問があればいつでもコメントしてね!
現在高校3年生で、英検二級にギリギリ合格するぐらいの英語力なのですが、留学することを目標に、来年の8月までにはTOEFL80点をクリアしたいです。
単語力に自信が無いのでターゲット1200と1900、文法は1億人の英文法という参考書でとりあえず基礎を固めようと思っているのですが、これは8月までに80点以上取るために適した方法なのでしょうか?
またこの目標スコアや勉強スケジュールの組み方は正しいのでしょうか?
こんにちは、質問ありがとう。
英検◯級からTOEFL△点までどうすれば良いかより、まず1回TOEFLの模試(またはTPOでリーディングとリスニング1セットずつ)をやってみて、現時点の立ち位置を把握してから、セクション別の目標スコアや学習プランを立てよう。
単語と文法は必要だけど、自分のレベルに合うような多読多聴・精読精聴を行うことが本質的な英語力をつけるためにもっと大事。
ちなみに、80点であれば、今から半年以上の時間もあるので、勉強法を間違えなければ全然届く目標だと思うよ!
具体的な勉強方法に関して、このサイトで数多くの経験談があるのでぜひ参考してみてね!
お返事頂きありがとうございます!
TOEFLの模試をつい最近購入したのに、自分にはまだ早いと思ってまだ手を出していませんでした^^;
まず、解いてみます!!
このサイトを参考に後半年で80点突破目指します!このサイトを見つけたときは、自分の学習塾が見つかったようで本当に嬉しかったです。
これからも、このサイトの先輩方の経験談を参考に学習させていただきます!
ありがとうございます。
あたたかいメッセージありがとう!
このサイトを参考にして目標点達成できたという報告が数多く来ているので、きっと匿名さんもできるはず!
また何かあったらいつでもコメントしてね!
はじめまして!大学1年生です。
先日TOEFLを受験したのですが、スコアがR:15,L:13、S:8、W:13で合計が49でした。来年の夏までにスコアを80まで上げたいです。大学受験を経験したので基礎的な単語や文法は身につけたものの、受験期に比べて英語に触れる機会が減っているのでかなり忘れてきているようです。単語、熟語、文法、語法等は全くわからない状況ではないのですが、知識に穴が多いため受験期の参考書を引っ張り出してきて、一から復習したほうが良いのでしょうか。
また、スピーキングは受験でも使ったことがなくとても苦手なので、スピーキングの勉強法を教えたいただきたいです。
大学1年生で時間がたくさんあるのでTOEFLに限らず、ほかの試験にも対応できるように英語力を向上させたいです。4技能をまんべんなく向上させたいのですが、どのようなスケジュールで勉強したらいいのかも教えていただけないでしょうか。
こんにちは、コメントありがとう。
まず、TOEFLと大学受験の英語レベルや出題形式は全く異なるので、大学受験の参考書は不要と考えてOK。
TOEFLは試験対策だけをしてもスコアは中々上がらず、「本質的な英語力を高めること」がスコアアップの近道。
時間もあるので、来年の夏までに十分80点は狙えるはず。
それぞれのセクションの目標スコアはこんな感じだね。
R22-24 L20-22 S15-17 W21~
一番大事なのはRとLの底上げ。
半年ぐらいはRとLの基礎力を磨きつつ、Sは苦手意識があれば瞬間英作文を一冊とオンライン英会話を毎日25分続けることだと思う。
Rは英単語力と洋書の多読、Lは精聴がメインの学習になってくるはず。
月に1,2回TPO(問題演習)をしてRとLのスコアの伸びを見つつ、間違えた問題・弱点を分析して対策方法を軌道修正していくイメージ。
Sは止まらず喋ることを意識するだけで15点ぐらいは可能だし、WはRとLの実力をあげていけばテンプレを利用して20点程度を獲得するのはそう難しくはないよ。
おすすめの教材は具体的な学習方法は、こちらのTOEFL完全MAPを参考にしてね!
現在高校三年生です。
アメリカに留学したくてTOEFLをやらなきゃ行けないのですが、不安しかないです。
自分は英語の基礎がなってないと自覚しているんですが何をしたらいいでしょうか?
この著者も0からのスタートなので、まずこの著者がやっていたことを地道に毎日やってみるのはどうかな?
単語を覚えたり、音読したり、毎日オンライン英会話やったりして、行動に移せば不安は減るし、ゴールには近づいていくよ!
こんにちは!わたしは今年の7月くらいにtoefl 70点くらい目指しています。忙しくて夜の9時や10時からの勉強することが多いです。b1くらいのレベルです。4ヶ月で毎日4時間くらい勉強しようと思っているんですけどどこから何をやればいいいいのかがよくわかりません。どこから毎日ドウのようなプランで勉強したらいいですか?
ニコさん
まずは最初に一度TOEFLの模試などを本番形式で受けて、セクション別のスコア(特にRとL)を把握しよう!
そこから、目標スコア達成のために何から始めるべきかがより解像度高く見えてくるはずだよ。
基本的には、読めない単語が多そうであればまず単語から、並行して毎日の多読・精読、多聴・精聴、オンライン英会話で基礎力を固め、定期的にTPOで実力を測り、最後の一ヶ月は模試で本番形式に慣れていく、という感じだね。
また何かあったらいつでも質問してね。
4月から大学院博士課程前期課程に所属しています。これまでは英語から逃げてきて、TOEICもおそらく400点台前半だと思います。将来的には博士課程後期に進学する予定で、英語でいう4技能が必ず必要になってきます。留学をしたいというよりも、進学時における試験や国際学会に英語で論文を提出し、プレゼン等で英語で話す機会が出てくるためです。
この場合、英語の基礎固めをするためにもTOEICから勉強を始めその後TOFLE対策をしていく。それとも将来的にはリスニングやリーディングだけでなくライティングやスピーキングも必要になってくるのでTOEFLの勉強を義務教育レベルから復習しつつやっていく。どちらの勉強方法が良いのでしょうか。
長文となってしまい申し訳ありませんが、ご返信いただきますようお願いいたします。
質問ありがとう!
「先にTOEICでその後TOEFLへ」をよく聞くけど、個人的には、アカデミック(大学・大学院の講義・学会発表が聞き取れる、英語の論文・エッセイが書ける、学術的な議論ができる等)の英語力を身につけるためにTOEICから始めるのは遠回りだと思う。試験のレベル的にも、内容的にもTOEFL一本で決めて良い。
一方で、現時点の実力(TOEIC400点台)から考えると、いきなりTOEFLの勉強を始めても挫折しやすいので、
中学校・高校の文法とTOEFL単語から基礎固めていきながら、自分の興味のある分野で、自分のレベルにあう多読精読・多聴精聴を行おう。
基礎を固めるために教材を使うとしたら、英検2級のレベルのテキストを使うのが良いかと思うよ。
半年ぐらいは基礎固めに使い、少しずつTOEFLの勉強を始めていくのはどうかな!
にゃんこ先生、ご返信ありがとうございます。
大学受験のときに使っていた単語帳や文法の問題集があったので、それを使いつつ基礎固めをしていきたいと思います。
Tofle対策の単語帳とかはこのサイトにあるもののを参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
こんにちは!
私はアメリカの大学をオンラインで受けようと思っていて授業は100%英語なのですが、ピープル大学といってレポート提出や掲示板でのデスカッションだけでクラスメイトとSkype等で話す機会はなく、reading とwriting だけはものすごくあがり、speaking とlistening は全く身につかないのですが。アメリカの学士だし、大学はインターンやアメリカでの就職もサポートしてくれるみたいで(Google、Apple、Amazon等。入学条件はTOEFLは61点以上なのですが、英語講座(無料)を受けて合格すればそのTOEFLのスコアも必要なく、正規学生になり成績がよければ提携してるアメリカの大学に通学制としていけるので私はそこを目指そうと思ってるのですが、TOEFL受けずに講座を受講して入学するか、TOEFLで80点くらいとってから入学するか迷ってます。相談できる相手がいなかったものでご意見をお聞かせ願えませんか?
ピープル大学のオンラインコースを受講して、ゆくゆくアメリカ現地の大学に編入、ということだね。
ピープル大学のオンラインコースにTOEFLの要件がなければ、まず受講(入学)を始めたら良いのでは?
受講開始後は苦労するとは思うけど、実践的に学びながらTOEFLの勉強も行なっていけば、と思う。
スピーキングやリスニングは、オンラインコースで身につかないのであれば、
別途オンライン英会話等のサービスを使ったり、クラスメートとZoom飲みしたりして、話す機会を自分で積極的に作るのがおすすめだよ!
こんにちは、交換留学を目指す大学生です。
10月12日にTOEFLをうけます。交換留学出願の際 my best scoreが使えるのですが、現在の私のmy best scoreはR:17 L:19 S:17 W:18の合計71点です。残り一か月もありませんが、どうにか80点越えをしなければなりません。頑張れば可能でしょうか?残りの期間どのように時間を使うべきでしょうか。不安で仕方ありません。