





海外留学や海外MBAを目指すうえで重要なのは学校選び。
しかし、海外の学校を選ぶうえで、一つ大変なのは情報集めである。日本語の情報も少なく、イベントや学校説明会も気づいたら終わっていることも多い。
これは、そんな学校を選ぶ上で役に立つであろう情報、サイトを、学校ごとにまとめていくシリーズ、記念すべき第10弾。今日は、アメリカのウォートン(ペンシルベニア大学 MBA)を紹介する。
WEBページを行ったり来たりする手間や、有用な情報を探す手間が省け、本来やらなければならないことに時間が使えるようになれば幸いだ。
また、ここのページに漏れており、役に立つ情報があれば、ドシドシコメント欄に共有してほしい。

目次
ウォートンスクール(ペンシルベニア大学MBA)を知る
基本情報

ペンシルベニア大学は、アメリカ合衆国のペンシルベニア州・フィラデルフィアに所在する私立大学。1740年に設立され、アメリカ大学協会の創設メンバーの1つでもある。米国屈指の名門私立大学連合であるアイビー・リーグの1校である。
ペンシルバニア大学ウォートン校は、ペンシルベニア大学のビジネススクールだ。
1881年にフィラデルフィアの実業家であるジョセフ・ウォートン(en:Joseph Wharton)の寄付により、全米で最初に設立されたビジネススクールである。
世界的に最も高い評価を受けるビジネススクールの一つであり、ファイナンスを中心に、マーケティングやマネージメント分野においても実用性の高いプログラムを提供している。近年は、サンフランシスコ・キャンパスを開設するなど、アントレプレナーシップ分野にも注力している。
(wikiより抜粋)



» アイビーリーグは合格率30%!?アメリカMBA合格率とランキング
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ホームページ、公式ブログ、ランキング
ホームページ
https://mba.wharton.upenn.edu/
公式ブログ
https://mba.wharton.upenn.edu/stories/
クラスプロフィール(難易度の目安)
Class of | 2023 |
学生数(2-year Full-time MBA) | 897 |
合格率 | 12% (概算) |
女性比率 | 52% |
留学生比率 | 36% |
平均GPA(又はレンジ) | 3.6 |
平均勤続年数/平均年齢 | 5年 |
学費 | $84,874(一年目) |
GMAT平均スコア(又はレンジ) | 733 |
GRE平均スコア | V162, Q162, W4.6 |
TOEFL/IELTS平均スコア | TOEFL 110 / IELTS不可 |
直近卒業生年収の平均値(又は中間値) | $155,000 |




ランキング
#1 Best Business Schools 2022 (U.S. News)
#2 Full-time MBA 2021 (QS World University Rankings)
#1 MBA Ranking 2022 (Financial Times)
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日本人向けサイト

日本人ブログ一覧
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- Wharton MBA 記 ~Carpe diem – 今を生きる~ (Class of 2009)





なぜウォートンMBAで学ぶのか?
18のメジャー
ファイナンスやアントレが有名なウォートンだが、学べるのはそれだけではない。エレクティブにおいて、学びたい、強化したい分野に集中して選択することで、MBAの学位+ConcentrationのCertificateをもらうことができる。
今後関わりたい分野や将来像に合わせて、ウォートンには多くの選択肢があり、特定分野の学びを深めることができる。
- ACCOUNTING
- BUSINESS ANALYTICS
- BUSINESS ECONOMICS AND PUBLIC POLICY
- BUSINESS, ENERGY, ENVIRONMENT AND SUSTAINABILITY
- ENTREPRENEURSHIP & INNOVATION
- FINANCE
- HEALTH CARE MANAGEMENT
- INDIVIDUALIZED MBA MAJOR
- INTERNATIONAL BUSINESS
- MANAGEMENT
- MARKETING
- MARKETING AND OPERATIONS (JOINT MAJOR)
- MULTINATIONAL MANAGEMENT
- OPERATIONS, INFORMATION AND DECISIONS
- ORGANIZATIONAL EFFECTIVENESS
- REAL ESTATE
- STATISTICS
- STRATEGIC MANAGEMENT
圧倒的な就活実績
2019年度のCareer Reportを見ると、ウォートンの強さがわかる。
卒業生の25%はコンサル、35%は金融に就職し、給料の平均値はコンサルで165,000ドル(約1,800万円)、金融で150,000ドル(約1,600万円)だ。その他の業界は若干給料は落ちるが、1200万円〜1500万円程度は目指せるだろう。
帰国後に投資銀行や戦略コンサルとして働きたい人にとって、ウォートンはベストな選択肢と言える。
アメリカ就業のチャンス STEM OPT
上記で紹介したメジャーのうち、BUSINESS ANALYTICS又はSTATISTICSを専攻することで、STEM OPTを得ることができる。
アメリカの大学院や大学院を卒業すると、1年間就業できるOPTというステータスがもらえるのだが、STEM Extentionを使うとその1年を3年に伸ばすことができるのだ。
OPTが1年しかないと、VISAを申請するチャンスが2回しかないため、アメリカの現地企業も(すぐに帰るかもしれない)外人を雇うモチベーションが湧きずらいが、STEM専攻であれば長く働いてもらえることが期待できるため、雇用主も安心して内定が出せる。
ウォートンであれば、現地就職も希望すれば可能性が高いため、STEM OPTを利用してアメリカ残存のチャンスを掴むのも面白い。
MBAアイビーリーグ特集



学校説明会・イベント情報
大学院、MBAイベント情報
https://mba.wharton.upenn.edu/events/

学校説明会イベント情報(in Japan)


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