IELTSとは?試験概要、アカデミックとジェネラルの違いを理解する

ねこ君
イギリスとかヨーロッパへの留学にはIELTSが必要なんだよね?
ねこ君
けど、そもそもIELTSってどんな試験なの?何がIELTSで出題されるの?
にゃんこ先生
最近よく見聞きするようになった英語技能測定テスト、『IELTS』。ここ数年で受験者が増えて、TOEFLやTOEICと同等に有名な試験の一つになったね。
にゃんこ先生
今日は、IELTSとは何か、その問題形式について説明する。
にゃんこ先生
IELTSを知り、海外進出、留学、英語力アップ、自分の可能性を広げよう!

そもそもIELTSとは?

IELTS(International English Language Testing System)は、世界中の教育機関と企業から認められている英語技能測定テストである。特に英国圏ではIELTSがかなり重要視されている。

近年はアメリカ圏でもIELTSのスコアが受け入れられている。

IELTSのスコアは留学、就職、移民申請など幅広く活用することができる。またイギリス圏での就職の際に使われる、PET、FCE、BULATSなどよりも汎用性が高い。

 

にゃんこ先生
IELTSスコアについての詳細は、こちらのIELTSバンドスコア徹底解説も参考にしてみよう!

 

テストの概要

IELTSには大きく分けて二つのテストがある。

  • アカデミックモジュール

アカデミック(学術的な)からわかるように、このテストのスコアは大学などの教育機関に留学する時に必要となる。

 

  • ジェネラルモジュール

ジェネラルモジュールはイギリス圏を中心とした移民申請、英語圏への就職する際に使うことができる。

 

両者とも主要4技能(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)のテストを行い、合計180分で構成される。

リスニング:40分 (4セクション、全40問)(内10分は答案記入)

リーディング:60分 (3つの文章題、全40問)

ライティング:60分 (2つのタスク)

スピーキング:約20分(3題)

IELTSは様々な形式の問題が含まれているため、英語力を高めるだけでなく、テストでどれだけの力を発揮することができるかも重要だ。日々の勉強の中で、どの問題タイプが苦手なのかを把握することが良いスコアへの道だと言える。

またIELTSの大きな特徴として、全て手書きのペーパーテストであるため大文字か小文字かや、nかr なのかなど丁寧に書く必要がある。日本では鉛筆でのみ受験が許可されている。

また、スペリングは、イギリス英語とアメリカ英語どちらでも良い。

 

アカデミック vs ジェネラル

前述した通り、IELTSは二つのモジュールから成り立つ。

二つのテストは使用用途が違うため、どちらのスコアが必要なのか調べる必要がある。基本的には、留学が目的であれば、アカデミック、その他移民や就職が目的であれば、ジェネラルを受ける。

では二つのモジュールの違いはなんだろうか?

 

類似点

  • 各技能に与えられる時間
  • 問題数
  • リスニング
  • スピーキング
  • ライティングにおけるタスク2
  • リーディングの文章3つの内の1つ

 

このように、基本の問題形式は同じだ。言ってみれば、約70%は同じであるのだ。

 

相違点

類似点からわかるように、主な違いはリーディングとライティングである。

  • リーディング

3つの内2つの文章はアカデミックに比べジェネラルの方が短い。加えてジェネラルは文章の内容も仕事や生活というテーマになることが多く、アカデミックに比べて豊富な種類の文章が出題される。

 

  • ライティング

ジェネラルの場合、タスク1は手紙や物語を書くなど、アカデミックスキルからは離れたことを行う。

 

4技能別の出題形式

リスニング

時間:40分(内10分は答案記入)

問題数:4セクション、40問

リスニングではネイティブ同士の通話、学生同士の議論、そして大学の授業などが題材となり、聞く能力を測る。また、リスニングには多くの単語記述問題が出るため、スペリング能力も問われる。

IELTSの特徴として、オーストラリアアクセントや、イギリスアクセントなど、多種多様の話し手を理解しなくてはいけないという点だ。

ちなみに、後半になるにつれて問題は難しくなる。

 

具体的な出題形式

  • 選択問題
  • 空白補充問題
  • マッチング問題
  • 表や地図、プランなどの空白補充問題
  • 文章が要約された表やノートの空白補充問題

 

リスニングテストは二つのモジュールで違いがないため、どちらを受けたとしても、学術的な知識、生活的な知識の両方が必要とされる。

 

にゃんこ先生
IELTSの公式サイトから、リスニングのサンプル問題が音源付きで全セクション無料ダウンロードできる。リンク先から、Listeningの項目をクリックしよう。
にゃんこ先生
実際に解いてみることで、問題形式を深く理解できる。サンプル問題はできるだけ本番形式、時間制限ありで一通り解いて見ることをおすすめする。
にゃんこ先生
リスニングとリーディングは自分で自己採点もできる。スコアの決まり方はこちらを参照しよう。

 

リーディング

時間:60分

問題数:3パッセージ、40問

比較的長めの文章3つを1時間で理解し、40問を回答できる、理解力と語彙力が求められる。

 

具体的な出題形式

  • 選択問題
  • マッチング問題
  • 文章の空欄補充
  • 正誤判断問題
  • 文章が要約されたノートや表の空欄補充問題
  • 図表の空欄補充問題

 

モジュール別の違い

アカデミックモジュール

3つのパッセージが出題される。学術的な文章(生物学や歴史など)が出るため、アカデミックな語彙力が試される。文章の長さは他の英語試験に比べて比較的長く、2000語から3000語となる。

 

にゃんこ先生
アカデミックのリーディング練習問題はこちらから無料でダウンローでできる。Academic Readingから問題形式を確認してみよう。

 

ジェネラルモジュール

3つのセクションに分かれている。

1つめには複数の短い文章、2つめには1に比べて少し長い文章、そして3つめにはアカデミックと同じ長さの文章。

 

ジェネラルモジュールには、近年のニュースや生活についてなどのアカデミックな文章と、生活にまつわる文章の両方が出されるためアカデミックと比べて幅広い知識が必要である。

 

にゃんこ先生
ジェネラルモジュールのリーディングも、公式サイトからサンプル問題をダウンロード可能。General Readingを確認しよう。

 

ライティング

時間:60分(タスク1:20分 、タスク2:40分)

問題数:2つのタスク

 

アカデミックモジュール

タスク1(150文字以上):棒グラフ、円グラフなどの図や表の説明する。

タスク2(250文字以上):トピックが与えられ、それについての意見を論述する。

 

ジェネラルモジュール

タスク1(150文字以上):特定の状況が与えられ、それに関しての手紙や、ストーリを作る問題

タスク2(250文字以上):アカデミックモジュールに同じ。

 

アカデミックモジュールと、ジェネラルモジュールのタスク2には学術的、フォーマルな文章の書き方が要求される。語彙力と文章構成力が問われる課題になっている。

 

にゃんこ先生
アカデミック、ジェネラルのサンプル問題はこちらから見ることができる。General Writing又はAcademic Writingをクリックしよう。

 

スピーキング

時間:15〜20分

問題数:3パート

スピーキングテストはIELTSの最大の特徴だ。TOEFLや他の国際英語試験は機械と話さなくてはいけないが、IELTSはネイティブと話すテストになっている。つまり、人と会話ができるのだ。

スピーキングでは、生活で使える英語を持っているか判断される。質問を理解しているか、単語だけではなくしっかりと文章で話しているかなど。

 

パート1

初対面であった人と会話する感じで、自己紹介がメインである。試験官はあなたについて好きな動物や、趣味、住んでいるところなど

多種多様の質問を投げかけてくる。それに対して、しっかりと受け答えができているかを見られる。

 

パート2

二分間のスピーチ。試験官から以下の内容のメモとペンが渡される。試験管によりトピックが選ばれ、1分間でスピークノートを作る。パート2ではどれだけ長く話せるか、流暢であるかなどが見られる。

パート3

パート2とつながるお題に関して試験官と話しをする。生活を変える発明品は何か? 広告を見て最近買ったものは何か?などかなり幅広く深い質問が投げられる。

質問にしっかりと答えられているか、自分の意見を示しそれを説明できるかどうかが試される。

スピーキングテストでは、生活で使える英語を持っているか判断される。質問を理解しているか、単語だけではなくしっかりと文章で話しているかなどが大切だ。

 

にゃんこ先生
スピーキングに関しても、こちらからサンプル問題を確認することができる。Speakingの項目を確認しよう。

 

にゃんこ先生
IELTSでは様々な問題形式で問題が出題されるため、多くの過去問演習を行い形式に慣れることも必要になってくる。必要な教材や勉強法はこちらの記事も参考にしてみよう。

 

テストを受ける方法

受験料

25,380円(税込)

 

申込

日本では英検協会がIELTSの公式テストセンターを管理しており、オンラインで申し込み可能である。

個人受験の場合、試験19日前の正午まで申込可能であり、受験するためには有効なパスポートが必要になる。

 

IELTSは全国14都市で、ほぼ毎週受けることができる。

札幌 仙台 埼玉 東京 横浜 松本 金沢 名古屋 京都 大阪 神戸 岡山 広島 福岡 熊本

 

IELTSには1dayと2dayという受験形態がある。

1day:一日で4技能を終わらせることができる。人気。

2day:一日目にスピーキング以外を、二日目にスピーキングを行う

 

にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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