イギリス大学留学!これだけは知っておきたい5つのこと【親目線】

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いざ子供が海外留学を決めたものの、何から始めたらいいかわからない、学校が説明をしてくれてもイマイチよくわからない、失敗のないように準備を手助けしたい、など何を質問したらいいかもわからない状態で、ストレスフルな日々を過ごした4年間。

受験が終わった今では、あの時的確な情報を収集することができてたならば、親としてもっとできたことがあったんじゃないか、もっと余裕を持って子供との時間を過ごせたんじゃないかと、いまだに後悔や反省が頭をよぎることも。

 

今回のこちらの記事では、海外大学留学を目指すお子さんを持つ親御さんに少しでも役に立てるよう、国際バカロレア(IB Diploma)を取得後、アメリカ、イギリス、シンガポール、香港の大学への受験を経験した息子を持つ自身の経験の中から、子供がイギリスの大学を目指す際に親としてまず「これだけ」は知っておきたい、ということをいくつか紹介させていただきます。

 

我が家の息子は、インターナショナルスクールで国際バカロア(IB Diploma)を取得後、イギリスの大学へ進学しましたが、日本の高校を卒業してからもイギリス留学はもちろん可能!

日本の高卒資格では大学への直接入学はできず、ファウンデーションコースを受講することになり、学部への正規入学までの流れや準備することなど異なる点もありますが、受験の流れはほとんど同じ。

国際バカロアを取得せずにイギリス留学を検討している方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

この記事の筆者Antie やや

タイ在住。語学力を生かし現地でボランティア活動を中心に毎日を過ごす。バンコクでインターナショナルスクールを卒業し、現在イギリスの大学で心理学とマーケティングを学ぶ息子あり。

(その1)イギリスの大学の特徴

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イギリスの大学システム

イギリスの大学は、アメリカや日本の大学と異なり、自分の専攻以外の学問を学ぶ科目、いわゆる一般教養課程がなく、入学後1年目からすぐに自分の専門課程の授業を受けることになります。

そのため多くの大学は3年制であり、集中して専門的な知識を身につけることができます。

また大学により、在学中に自分の専攻した分野に関連した会社等でのインターンシップの経験を積むことができるSandwich degree(サンドウィッチ・ディグリー)と呼ばれる4年制のコースを選ぶことも可能です。

 

(その2)自分の勉強したい分野の学部を選ぶ

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興味のある分野の本を読み知識を広げる

将来これが勉強したい!こんな仕事がしたい!などと明確な進路を決められる高校生は少ないもの。大抵は何を勉強したらいいか、何が好きなのかもわからない状態だと思います。

しかし、イギリスの大学へ進むのならば、これから学びたいことが何なのか、将来はどんな職に就きたいのかを明確にすることが必要になります。

 

そのため、早い段階から定期的に子供とよく話し合うことが大切です。そして、興味のある分野に関し知識を深めることも必要です。我が家の場合はとにかくたくさんの本を読み、自分の知識の「引き出し」を増やしていました。

これは後に必要となるパーソナルステイトメント(Personal Statement) を作成する際にも大変役に立つことになりました。

 

ボランティアやインターンシップに参加する

前述の通り、イギリスの大学では1年目から集中して専門的な知識を習得することとなるので、入学後「やっぱり違うことを勉強したい」なんて思うことは避けたいものです。

そうならないために実践したことの1つが「インターンシップ」に参加し、実際に経験してみることでした。

 

高校生のため容易に見つけることはできませんでしたが、学校のカウンセラーを通したり、本人が興味のある会社へ直接メールで問い合わせたりして、ようやく見つけることができました。

夏休み中という短期間でしたが、この経験は本人にはもちろん、子供の意志の固さを知る上でもとても良い経験でした。

 

(その3)専攻する学部が決まったら大学を選ぶ

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プレディクト・グレード(Predected Grades) を知る

国際バカロレア(IB Diploma)を取得してからの受験では、願書を提出する前に学校の各科目の教師から予想スコア(Predicted Grades)を受け取ることができます。

各大学のホームページには、必要スコアが記載されおり、志望大学、コースの入学基準をクリアしている場合に願書を提出することができます。

 

世界大学総合ランキングではなくイギリス大学学部ランキングを参考にする

さて、100以上もあるイギリスの大学。その中から学力を含め、自分に合った学校を選ぶのは大変な作業です。一体、どのような基準で選んだらいいのでしょうか。

そんな時、親目線からすると少しでも名の知れた大学はどう?と思うのは当然のことだと思います。

筆者ももちろんその中の1人。まずは、THE世界大学ランキング(World University Rankings/Times Higher Education)やQS世界大学ランキング(QS World University Rankings)といった情報を参考にしていました。

 

しかし、いろいろ調べるうちに気が付いたのは、情報機関によりランキングの違いがあるということでした。

これは各情報機関が、教育力、研究力などいくつかの分野を設け大学を総合的に評価している結果であり、それぞれの企業や情報機関がどの分野に重点を置くかにより、同じ大学でも順位が変動しているということがわかりました。

さらに、イギリス人の友人はどうしているのか訪ねたところ、彼女たちはイギリス国内大学ランキング、さらには専攻する学部に絞り 込んだランキングを参考にすると言っていたため、早速調べてみるとまた違ったランキングが!

 

すっかり混乱していしまいましたが、結局はイギリス国内、専攻する学部別のランキングを大学選択の際に参考にしました。

やはり専門的な知識を学ぶイギリスの大学では、大学の知名度や総合評価で判断するよりも、本人が学ぶ専攻学部が充実しているかが重要なポイントなので、今となっては良い選択だったと思います。

 

参照サイト:

THE世界大学ランキング(World University Rankings/Times Higher Education)

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2019/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats

 

QS世界大学ランキング(QS World University Rankings)

https://www.topuniversities.com/university-rankings/world-university-rankings/2019

 

イギリス国内大学ランキング

https://www.thecompleteuniversityguide.co.uk/league-tables/rankings?s=Psychology

 

自分にとってベストな大学を選ぶ

イギリス留学で大学を選ぶ際、大学ランキングは1つの参考情報となりますが、その他にも考慮すべきポイントがあります。

大学へのアクセスや立地、周辺環境などがその中の1つです。また留学生の数など、留学生を取り巻く環境は地域により違いがあるため、それぞれの大学のウェブサイトや留学したいと思う都市のことがわかるサイトなどを活用し、なるべく多くの情報を得ることも大切です。

また、現実問題として留学かかる費用も考慮しなくてはいけません。留学生の授業料は、多少の差はありますがどこの大学も大体同じくらいです。が、ロンドンなどの大都市では物価が高く生活費が高くなるなど、地域により生活費の差が生じます。

 

現在、息子はロンドンから電車で2時間ほどの地方都市の大学へ通っていますが、インターンシップを探す際に、ほとんどの会社はロンドンというちょっとした問題に直面しています。

この場合毎日通うことはできないので、ロンドンでアパートを借りることになりますが、もしロンドンの大学を選んでたら、インターンシップなどもっと容易に探すことができたのかなと今更ながらに思う今日この頃。こういった点も考慮するといいかもしれません。

 

(その4)イギリスの大学への出願はUCASを通す

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UCASとは?

さて、いざ出願という時に初めて知ったUCASという言葉ですが、イギリスの大学に出願手続きをする際には、このUCASという申請システムを通しオンライン出願を行う必要があります。

ユーザー登録をしアカウントを作成すると、申請から合格許可の可否通知までの出願の流れをUCASのウェブサイト上で確認することができ、また、各大学の入学条件や授業料など詳細な情報も閲覧することができます。

 

UCAS: https://www.ucas.com/

 

申請方法は?

一度に一括して5校まで申請をすることができ、ほとんどの大学は 高校最終学年の1月15日が締め切りとなっています。

ただし、オックスブリッジ(オックスフォード大学とケンブリッジ大学)、医学部、獣医学部、歯学部への申請は10月15日までに申請を済ませなくてはならず、さらにTSA(Thinking Skills Assessment) BMAT(Biomedical Adnissions Test) など別の入学試験、面接 が必要になります。

 

申請の際に入力する内容は、個人情報(名前、住所、電話番号、メールアドレスなど)、選択した大学と学部名、学歴(学校名、IB取得科目、予想スコア)、英語力能力テスト(IELTS)スコア、インターンシップなどの職歴(ない場合は入力不要)、パーソナルステイトメント(47行、4000文字以内)、カウンセラーが推薦状を入力してくれます。

何しろ初めての経験だったため、当初は申請をエージェントに任せようかとも思い相談をしたりもしましたが、結局は本人と一緒に入力し、念のために不備がないか、学校のカウンセラーにも再確認をお願いしました。

我が家は、アメリカの大学にも願書(Common Application) を提出したのですが、それに比べたらUCASはとてもシンプル。前もって何を入力するのか理解しておくといいかと思います。

 

申請後は?

全ての入力を済ませたら出願料を支払います。そして、UCASから自動的に出願した各大学へ入力した内容の書類が送付され、その後UCASを通して入学許可の可否通知を受け取ることができます。

その後の入学意志の有無なども全てUCAS上で手続きをすることになります。

 

UCASには申請の際に必要な情報だけではなく、その他にも役に立つ情報がたくさん!一度じっくりと読んでみることをおすすめします。

また、ニュースレーターに登録すると定期的に興味のある内容のニュースレターが配信されるので、ぜひ利用してみてくださいね。

 

ニュースレター:https://web.ucas.com/advisers-signup

 

(その5)イギリス留学準備の流れがわかったらやらないといけないこと

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パーソナルステイトメントに何を書くかを考えておく

イギリス留学のための出願に必要なパーソナルステイトメントは、自分をアピールするために大変重要なポイントです。

なぜこの学部で勉強したいのか、将来はどんな仕事へ就きたいのかなどを明確にまとめることが必要になりますが、いざ書こうと思っても簡単にスラスラと書けるものではないと思います。

そのためにも、興味のある分野に関してのリサーチなどを早めに行い知識を深め自分の意志を明確にしておくと、より一層自分の思いを明確に大学側に伝えることができるかと思います。

 

IELTSを受験する

当たり前のことですが英語力は必須。各大学、コースにより定められたIELTSのスコアを求められます。このスコアは、後にイギリスの学生ビザを申請するときにも必要になります。

国際バカロア(IB)のプログラムはやらなくてはいけない課題が多いので、英語に自信があるのであれば早めに受験を済ませておくといいと思いました。

 

希望する大学の成績基準を下回らないように努力を続ける

UCASへの申請からしばらくすると、出願の際に提出した各科目の教師による予想スコア(Predicted Grades)やパーソナルステイトメントなどの書類を元に、各大学は条件なしオファー(Unconditional Offers)、または条件付きオファー(Condotional Offers)を出してきます。

国際バカロア(IB Diploma)での出願ですと、7月に受け取る最終試験の結果次第となるので、ほとんどのケースで条件付きオファーということになります。

 

この場合、せっかくのオファーをもらっても万が一、最終試験で求められた条件に満たないと不合格となってしまいます。

ですから、この時点で希望する大学から条件付きオファーをもらうことができのならば、あとは求められた条件を達成できるよう努力するのみ!最後の最後まで気を抜かずに努力を続けてもらうしかありません。

 

最後に

以上、同じような立場でいる親御さんに、筆者の体験談が少しでも役に立っていただけたらと思い、子供がイギリス留学を決めたら知っておくと役に立つかもしれないいくつかの項目を紹介させていただきました。

志望校を決めるのも、受験を頑張るのも子供たち。親はあれこれ言わずに陰から支えるくらいの気持ちでいれたらいいのですが、そうは言ってもやはり心配なもの。筆者の場合、親としての不安や焦りの日々が刻々と増し、情報が少ない状態で行き当たりばったり。

 

受験が終わり、何をあんなに焦っていたのかと考えてみたのですが、やはり情報不足で余計なストレスを感じていたからだと思います。受験は子どもたちはもちろん、親もストレスを感じるものです。後悔しないように子供たちを応援したいものですよね。

海外留学をサポートできるカウンセラーが学校にいない場合には、民間の留学機関を利用することもできます。

また、イギリス政府が設立した非営利団体、ブリティッシュカウンシル(British Council)では、留学に関する情報や各大学についての情報を得ることもできるので、一度相談してみる価値はあるかもしれませんね。

 

にゃんこ先生
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