イギリスとアメリカ、両国の大学の担当者が来日し、直接話を聞ける貴重なチャンスです。 まだ進学先を決めていない方も、イギリス留学とアメリカ留学の違いを一度に学べます。
【イベント概要】
- 日時:2025年10月29日(水)18:00〜21:00
- 会場:渋谷ヒカリエカンファレンス 11F
- 形式:対面イベント
- 参加費:無料(事前申込制)
両大学からアドミッションスタッフが登壇予定! 海外進学を検討している高校生・保護者の方におすすめです。
イベント詳細・参加申込はこちらから




アメリカの大学進学というと、「ハードルが高そう」「自分には無理かも」と感じている方も多いかもしれません。
ですが、しっかりと情報収集して準備を進めれば、アメリカの大学は日本人にも広く門戸を開いており、現実的に目指すことができる進路です。
この記事では、「どうやったらアメリカの大学に行けるの?」という高校生とその保護者の皆さんに向けて、
- 入学審査や費用に関する基礎知識
- 高校卒業後に選べる3つの進学ルート
- 準備スケジュールと進め方
についてわかりやすく解説していきます。
アメリカの大学進学には、「高校を卒業してすぐに4年制大学に出願する方法」以外にも、英語力や学力に応じて進められる“柔軟なルート”が複数用意されているのが大きな特徴です。
「英語が苦手でも大丈夫?」「成績に自信がなくても可能性はある?」そんな疑問を抱いている方も、この記事を読み進めるうちに、“自分に合った道”がきっと見えてくるはずです。
この記事の筆者:Antieやや
タイ在住。語学力を生かし現地でボランティア活動を中心に毎日を過ごす。バンコクでインターナショナルスクールを卒業し、現在イギリスの大学で心理学とマーケティングを学ぶ息子あり。
アメリカの大学進学に関する基礎知識
アメリカ大学進学というと、学力や英語力、費用の面で不安を感じる方も多いはず。ここでは、そんな高校生に向けてまず知っておきたい基礎知識を整理します。
アメリカの大学入試は“テスト一発勝負”ではない
アメリカの大学入試には、日本のような「一斉入試」や「偏差値ランキング」といった仕組みは存在しません。
その代わり、高校生活全体の取り組みを多角的に評価する「ホリスティック・レビュー」という選考方法が一般的です。
評価されるのは、
- GPA(高校の成績)
- エッセイ(志望理由や経験を伝える自己表現)
- 課外活動(ボランティア・探究・スポーツなど)
- 推薦状(先生の評価)
- SAT/ACTのスコア(学力を測る試験)
- TOEFLやIELTSなどの英語スコア
- 面接
など、多岐にわたります。
つまり、「テストの点数だけ」ではなく、「どんな人物か」「どんな可能性があるか」が問われる入試なのです。

ランキングより大切なのは“目的に合った大学選び”
アメリカには、約4,000校を超える大学があり、その規模・立地・教育スタイル・サポート体制は実に多様です。
たとえば、地元学生が多く通う大規模な州立大学、研究施設が充実した総合大学、少人数制で教員との距離が近いリベラルアーツ・カレッジ、専門職に直結する実践型の工科大学など、大学のタイプによって学びの環境は大きく異なります。
だからこそ、アメリカの大学選びで最も大切なのは、「自分がどんな環境で、何を学びたいか」という軸を持って選ぶことです。
「有名だから」「世界ランキングが高いから」といった表面的な理由ではなく、自分の価値観や目標に合った大学を選ぶことが、留学生活の満足度を高め、将来のキャリアにもつながっていきます。

学費は世界一高い?一方で費用を抑える方法もある
アメリカの大学の学費は、世界でもトップクラスに高いことで知られています。大学や専攻よって差はありますが、おおよその目安は以下のとおりです。
- 州立大学:年間約25,000〜40,000ドル
- 私立大学:年間約40,000〜60,000ドル以上
さらに生活費などの費用を考慮すると、年間で1,000万円以上の出費となることも珍しくありません。
一方で、アメリカの大学は、返済不要の奨学金や授業料免除制度が充実しており、日本人留学生でも採用される可能性は十分にあります。
「学費が高いから無理かも…」と諦める前に、奨学金制度や大学ごとの支援内容を確認することが大切です。
日本の高校生がアメリカ大学に進学する3つの方法
アメリカの大学に進学する方法は、実はひとつではありません。
英語力や学力に自信があれば、4年制大学へ直接出願することも可能ですが、要件をすべて満たしていない場合でも、別のルートを通じて進学を目指すことが可能。その柔軟さも、アメリカの高等教育の大きな魅力です。
この章では、「高校卒業後にアメリカの大学に行きたい」と考えている日本の高校生に向けて、主な3つの進学ルートと、それぞれの特徴・入学基準をわかりやすく整理します。
方法1|高校卒業後にアメリカの4年制大学へ直接進学
もっともストレートな進学方法が、アメリカの4年制大学に直接出願して進学するルートです。
最初から志望大学で4年間フルに学べるため、「この大学で学びたい!」という強い希望がある人にとっては理想的な選択肢です。
前章で解説したように、入学審査においては、出願書類をもとに総合的に人物を評価する「ホリスティック・レビュー」という方式が取られています。
単なる学力だけでなく、エッセイや課外活動、推薦状などを通じて、その人の価値観や将来性を審査します。
出願書類・入学条件
- 出願には、GPA(高校の成績)・英語スコア(TOEFLまたはIELTS)・学力テスト(SATまたはACT)に加え、エッセイ・推薦状・課外活動実績などの幅広い書類が必要
- 標準的な大学ではGPA3.0、SAT1200点程度、TOEFL90点程度が目安
- 難関校では、GPA4.0、SAT1400点以上、TOEFL100点以上が求められることも
学費の目安
- 年間の学費は 約350〜600万円
- 私立や難関大学ではさらに高額になることも
こんな人に向いている
- 英語力(TOEFL80〜100点以上)や学力(GPA3.0以上)に自信がある
- 最初から志望大学で4年間しっかり学びたい
- アイビーリーグやトップ私立大など、難関校への進学を目指したい
- 出願書類(エッセイ・課外活動・推薦状など)を計画的に準備できる

方法2|コミュニティカレッジ(2年制大学)から4年制大学に編入
学費や英語力に不安がある場合は、まず2年制のコミュニティカレッジに入学し、4年制大学の3年次に編入するルートも人気です。
学費が安く、入学条件も緩やかなので、英語力に自信がない人や予算を抑えたい人にとって、現実的かつ柔軟なルートです。
多くの州立大学は州内のコミュニティカレッジからの編入を積極的に受け入れる傾向があります。
在学中に優秀な成績を収めれば、UCLAやUCバークレーなどの名門州立大学へ編入するチャンスも開かれています。
出願書類・入学条件
- 出願に必要なのは高校の成績と英語スコア、簡単な志望理由書など
- GPAは2.5~3.0程度、TOEFL60〜80点程度が目安
- SAT/ACTは不要な大学が多く、出願ハードルは比較的低い
- 編入審査では、コミカレ在学中のGPA(成績)に加えて、課外活動やエッセイも重要な評価要素となる
学費の目安
- コミュカレ在学中(前半2年)は 年間150〜250万円程度
- 後半の4年制大学進学後は、通常の学費(350〜600万円)に切り替わる
- 費用を抑えつつ名門大編入も可能な、コスパ重視型のルート
こんな人に向いている
- 学費をできるだけ抑えたい(前半2年間を安価にスタートしたい)
- 英語力や成績にまだ不安があるが、努力次第で上を目指したい
- 学習ペースを調整しながら、将来の専攻や進路をじっくり決めたい
- 自己管理ができ、履修計画や編入条件を自分で調べて動けるタイプ

方法3|条件付き入学(ESL・パスウェイプログラム)を経て進学する
もう一つ、英語力やアカデミックスキルにまだ不安がある方の有力な選択肢となるのが、「条件付き入学制度(Conditional Admission)」です。
これは、4年制大学への本課程入学を“内定”として認めたうえで、事前に指定された準備課程を修了することを条件とする制度です。
アリゾナ州立大学やオレゴン大学などの州立大学を中心に、多くの有名大学で採用されています。
準備課程には主に以下の2タイプがあります。
パターン①:語学中心型プログラム(ESL)
大学付属または提携の語学学校で、英語集中プログラム(ESL)を修了することで本課程への入学が認められる方法です。
TOEFLやIELTSのスコア提出を免除している大学も多く、英語力に自信がない人でも挑戦しやすいルートです。
ELSで所定のレベルを修了すれば、そのまま大学の学部1年に進学します。ただし、ESLはあくまで語学訓練のみの課程であり、大学の単位にはカウントされないため、卒業までに4.5〜5年程度かかるのが一般的です。
進学先は、出願時点で決まっている場合と、語学修了後に提携大学の中から選べる場合があります。
出願書類・入学条件
- 高校の成績とパスポートコピー、簡単な志望理由書などが必要
- 英語スコアの提出は不要または初級レベル(TOEFL40〜60点)でOKなケースが多い
- SAT/ACTは不要。受け入れの柔軟性が高い
学費の目安
- 語学課程中の学費は年間150〜250万円程度
- 正規課程へ移行後は、大学の学費(年350〜600万円程度)が発生
こんな人に向いている
- 英語力に不安があり、まずは語学から始めたい
- いきなり本課程に入るのが不安で、段階的に慣れていきたい
- ある程度の進学先候補が複数あって、語学修了後に選びたい
パターン②:パスウェイプログラム(英語+大学準備)
英語に加え、アメリカの大学で必要とされるアカデミックスキル(レポート、プレゼン、基礎数学など)を1年間かけて学ぶプログラムです。
多くの場合、大学1年次の単位を一部取得しながら履修できるため、準備と進学を効率的に進められます。
授業は進学先の大学構内で行われることが一般的で、大学の寮や施設も利用可能。入学時から現地大学の環境に慣れつつ、本課程への移行に備えられるのが大きな魅力です。
提携大学があらかじめ決まっているのが特徴で、プログラムを修了すればその大学に自動進学できる仕組みです。
出願書類・入学条件
- 高校の成績とパスポートコピー、志望理由書などを提出
- 英語スコアはTOEFL50〜70点程度が目安(なくてもOKな大学もあり)
- 出願時に進学先の大学を指定し、その大学に条件付きで内定が出る
学費の目安
- 準備課程中の学費は年間300〜450万円程度
- 正規課程へ移行後は、大学の学費(年350〜600万円程度)が発生
こんな人に向いている
- なるべく早く進学先の大学を確定させい
- 語学だけでなくアカデミックスキルも身につけたい
- サポート体制が整った環境で海外生活をスタートさせたい
- 本課程の学生と同じキャンパスの環境に慣れておきたい


There is no magicが一人ひとりに適したアメリカ大学進学をサポート




アメリカ大学出願に向けた理想的な準備の進め方
どの進学ルートを選ぶ場合でも、志望校のリサーチや英語試験(TOEFL・IELTS)の対策は、高校2年の春〜夏頃から始めるのが理想的です。
英語スコアは、一度で目標点に届かないことも多く、複数回の受験を前提に早めの対策を進めることが重要です。
また、エッセイや推薦状といった出願書類の準備にも一定の時間がかかるため、計画的なスケジュールで動くことが、負担を軽減し質の高い出願につながります。
進学方法によって必要なスコアや条件は異なりますが、早くから準備を始めておけば、進路の選択肢を大きく広げることができます。
| 時期 | 主な準備内容 |
|---|---|
| 高2春〜高2夏(出願18〜24か月前) | ・志望校や進学ルートの検討 ・試験対策(TOEFL/SATなど)スタート ・課外活動やボランティアを継続し、記録をまとめる |
| 高2秋〜高3春(出願12〜18か月前) | ・進学ルートを仮決定 ・TOEFLやSATを1回受験して現状を把握 ・エッセイの構想、推薦状依頼など出願書類の準備を開始 |
| 高3春~夏(出願6〜12か月前) | ・進学ルートと志望校を最終決定 ・出願書類(エッセイ・推薦状など)の本格準備 ・TOEFL/IELTS・SATの最終受験 |
| 高3夏~冬(出願6か月~出願) | ・大学出願(Common Appなど)または各ルートの申請開始 ※早期出願(EA/ED)は10〜11月、通常出願(RD)は12〜1月が一般的 ※コミカレ/パスウェイは締切に幅があるため要確認 |
| 合格後〜渡航前(出願後〜入学直前) | ・I-20(ビザ申請用書類)を大学から受け取り、F-1ビザを申請 ・住居(寮・アパート)や航空券を手配 ・オリエンテーションの案内を確認し、入学準備を整える |
4年制大学に直接出願する場合
出願時期・締切は最も早く、秋入学(8〜9月)を希望する場合は、高校3年10〜11月に早期出願(EA/ED)、12〜1月に通常出願(RD)が一般的です。
出願ではGPAやTOEFLスコアに加え、エッセイ・課外活動・推薦状など、総合的な人物評価が重視されます。面接やポートフォリオを求める学部もあります。
書類の質で大きく差がつくため、十分な時間をかけて仕上げましょう。
コミュニティカレッジ(2年制大学)を経由する場合
出願は比較的柔軟で、多くの学校が通年募集(Rolling Admission)を採用しており、高校卒業後でも入学できるケースがあります。
入学時期は主に 秋学期(8〜9月) と 春学期(1月) があり、秋入学が一般的ですが、春入学を選ぶことで準備期間を長く取ることも可能です。
GPAや英語スコアの基準は緩やかで、SAT不要の大学も多いですが、一部人気校や特定プログラムでは最低限の成績や英語力が必要な場合があります。
ビザ申請や渡航準備は通常の大学と同じ時期に進める必要があり、早めに出願することで寮や授業登録の締切にも余裕を持てます。
語学学校・パスウェイを経由する場合
出願は大学または提携機関に個別申し込みするスタイルで、開始時期・締切は学校ごとに異なります。
例外的に入学2か月前まで出願可能な場合もありますが、早めに準備することが安心です。
プログラム開始月(春・夏・秋)やビザ発行のタイミング、提携大学の選択肢は事前に確認しましょう。


おわりに
アメリカ大学進学と聞くと、「自分には難しそう」と感じる方も多いかもしれません。
ですが、日本では味わえない学びの環境や、世界中から集まる仲間との出会いは、きっと一生の財産になります。
大切なのは、情報を集めて計画を立て、一つひとつの準備を着実に進めること。そうすれば、決して手の届かない挑戦ではありません。
この記事が、留学への最初の一歩を踏み出すきっかけになればうれしいです。
アメリカ大学留学に興味を持ったなら、知っておきたい基礎知識から準備のすべてをまとめた「アメリカ大学留学完全ガイド」もあわせて読んでみてください。
また、実際にアメリカ留学を経験した先輩たちのストーリーもぜひ読んでみてください。きっとヒントが見つかるはずです。















来年高校生になるものです。アメリカの大学に進学することを決めています。高校は日本の学校を出るのですが、いい成績を取ることやボランティア活動をするなどはわかっているのですが英語の勉強の計画の立て方がわかりません。3年という時間があるので今から準備しておきたいのですが何かできることはあるのでしょうか?
匿名希望さん、質問ありがとう!目標を決めて、今から計画を立てて進めていくことは、とても素晴らしい!英語の勉強について、これから3年間、TOEFLとSATと戦うことになる。
サイトでは、同じく、日本の高校からアメリカの大学に進学した人々の寄稿がいくつかある。この体験談も、SATの勉強の記事もぜひ参考にしてね!
まず、自分の行きたい大学・専攻(複数あっても良い)の応募要件を確認しよう。例えば、TOEFLは最低何点必要、学部入学者のSAT平均点はどれぐらい、それより少し高めのスコアを目標として設定しておこう。この記事では一部のデータをまとめているけど、志望校が決まったら、ぜひそれぞれの学校のホームページで確認してね。
https://www.path-to-success.net/toefl-score-requirement
そして、目標スコアに合わせて、勉強計画を立てよう。
TOEFL勉強の関連記事はここでまとめてある。活用してね!
https://www.path-to-success.net/toefl-map
TOEFLの点数をクリアしてから、SATに着手しよう。SATの勉強法の記事はまだ少ないけど、今後少しずつ増やしていく予定。
https://www.path-to-success.net/?s=SAT
また何か質問や悩みがあったら、いつでもサイトに遊びに来てね!
現在中3で、高校卒業後はアメリカヘ留学したいと思っている者です。
色々私なりに調べたのですが、アメリカの大学は生徒会や部活動の成績が重視されていると知り、英語の勉強との両立が出来ないのではと心配です。にゃんこ先生はこれらの対策はどうされていましたか?
xxさん
自分の人生についてきちんと計画を立て、事前にいろいろ下調べて情報収集するのはいいことだね!
そしたら、なんで大学は生徒会や部活での活躍を重視するって分かる?学業成績や英語スコアという数字から見えない、この学生の個性・パーソナリティ・夢等を知りたいから。
アドバイスとしては、
①まだ試しもしていない時、両立できないのではという心配はしないように。やってみてから、どう工夫すれば両立できるのか、あるいはどうしても時間を割ることができないなら、どのタスクにプライオリティを置くかを考えれば良い。
②アメリカの大学は生徒会や部活でのリーダーシップも重視するけど、それにはアカデミックの成績がまず優秀という前提がある。いくら英語がうまく、生徒会や部活でリーダーシップを発揮したとしても、学業(GPAとSAT)が優秀で無ければ、この学生は「学力がない」か「マルチタスクをハンドルできない」と見られる。(もちろん、学業もTOEFLスコアもいまいちでも入れる海外の大学はいっぱいあるけどね)
③まとめてみると、アメリカのいい大学を目指しているなら、xxさんが高校に入ったら、こういう優先順位で時間を有効活用するのがおすすめ:まずは学業成績(GPAとSAT)を出来るだけ高くすること、TOEFLは最低限必要なスコアを取得すること、余裕があれば部活や自分の興味関心のある課外活動をすること。
補足だけど、部活や課外活動をする時は、「キャプテンになった」「こういうボランティア活動した」というのは目的ではなく、「なんで私がキャプテンになりたかった」「なんで私がこの分野の部活・ボランティアやりたかった」というストーリーを伝えなければならない。これは今答えを出す必要はなくて、いろいろ経験をする中で自分なりのユニークなストーリーを語ることができると思う。
応援しているよ!また何か悩みがあったらいつでも遊びに来てね!
はじめまして!
日本在住、高3の息子がおります。
日本の大学に行く予定でしたが、このタイミングでアメリカの大学も出願することになり、、
出願過程を全く知らず、どうしたら?と、ネットサーフィンしているときに、こちらに辿り着きました。
とても参考になります。ありがとうございます!
れいこさん
嬉しいコメントありがとう!これからもみんなにとって役に立つ情報をどんどん発信していくので、また遊びに来てね!何か疑問があれば質問してね!
僕は今中学3年生でもう進学する高校も決まっています。にゃんこ先生、中学3年生の2〜3月までで出来ることは何かありますか?IELTSやTOFELの得点が大事なのは知っていますが、問題や単語を見たとき、すごく難しいなと思いました。その状況からこれからどう対策すればいいのでしょうか?僕の志望大はUCバークレーの工学部、UCLAの工学部、UCサンディエゴの工学部にする予定です。
質問ありがとう!!
海外留学だけでなく、志望校や勉強したい専攻も決めた中学生って、本当に素晴らしい!
今から準備を始めれば、絶対に目標達成できる!
ここからの2ヶ月というより、ここから2年~3年間のスパンで考えて計画を立てよう。
平日1日2時間~、週末や長い休み中は1日5時間~を英語学習に使って、最初の一年間は基礎を固め、2年目からTOEFL・IELTS受験対策を中心に行おう。
基礎力をつけるため必要なリソースはたくさん共有しているので自分のレベルにあうものを選ぼう。
リーディング:単語帳1冊(TOEFL3800)+多読を中心+精読は週1ー2回
リスニング:毎日多聴+精聴週3−4回、最初はVOA等スクリプトのあるものを使って、だんだん慣れてからNPR等の興味のある番組を聞いてみよう。
スピーキング:1日25分のオンライン英会話を続ける
https://www.path-to-success.net/dmm1000
確かにTOEFLやIELTSは中学生にとってまだ難しいけど、正しい勉強法で努力し続ければ、2-3年で志望校に受かるレベルの点数を取ることは全然可能!
先輩たちのやり方も参考してみよう。
高校生がTOEFL109点:
https://www.path-to-success.net/english-study-junior-high-school
高校生がIELTS7.0点:
https://www.path-to-success.net/high-school-ielts-7
高校生がTOEFL80点:
https://www.path-to-success.net/high-school-toefl-80
他の人と違うことをやるのは勇気もいるし、たくさんの壁にぶち当たると思うけど、アメリカ留学を達成すれば人生は完全に変わる。
ここから2-3年間、全力で頑張って目標達成してほしい!何かあったらまた質問してね!
はじめまして、ぺこです。4月から高3の息子がアメリカの大学に行きたい、と、言われたのが昨年8月。依頼、いろいろ調べまくり現在に至ります。エージェントを利用しない私にとって、
どの情報よりも、私が知りたい内容満載に書かれていて助かりました。
夏には、希望するだいかを5校見に行く予定です。
うまくエッセイがかけると良いのですが。
あとは、とにかくSAT トフル。
頑張ってもらいます。
こんにちは!コメントありがとう!そう言ってもらえるととても嬉しい。やっている甲斐があったよ。
TOEFL、SAT、エッセイなどに関しても、役に立つ情報をたくさん提供しているので是非チェックしてみてね!
TOEFL:
https://www.path-to-success.net/toefl-map
SAT:
https://www.path-to-success.net/sat-preparation
エッセイ:
https://www.path-to-success.net/how-to-write-college-essays
たくさんの情報ありがとうございます!良い結果が報告できるように、頑張ってもらいます❗️
にゃんこ先生、丁寧な返信ありがとうございました!いまDataBase3000という単語帳で中高英単語の基礎(センターレベル)を固めているところです!実はいろんな大学を調べてみて、スタンフォード大学、ハーベイマッド大学、カーネギーメロン大学、ピッツァー大学がいいなと思いました。そこで、この大学群はとてもレベルが高く、全部落ちる可能性もあり得ます。(TOEFLIBT100、IELTS7.5、SAT1500をとってなおかつ鋭く尖った分野の必要性有りなので)そこで、僕は今のところ工学とコンピュータサイエンスを重視していて、これらの大学よりレベルが低いが2分野に長けている大学はありますか(滑り止めのような)?あと高校は何故か私立の進学校にいくことになりました。高校の勉強とどう両立すれば良いですか?長くてすみません。
まず、具体的な学校名より、志望校についての考え方を共有するね。
理想なドリーム校:自分の合格可能性が20%以下のところを2−3校、
中堅校:自分の合格可能性が50%以上のところを4−5校
滑り止め校:自分の合格可能性が80%以上のところを2校程度
で、合計10校以内の出願を計画した方が良い。10校以上になると出願だけで結構なエネルギーを消耗する。
匿名希望さんの理想校がTop 20(該当分野の順位を重視し、総合順位も参考にする)であれば、30〜70位の間の学校を中堅校にし、80位以降の学校を滑り止めと考えてみよう。
順位の参考は下記のUS NEWSのランキングで調べてね。
https://www.usnews.com/best-colleges/rankings/national-universities
https://www.usnews.com/best-colleges/rankings/engineering-doctorate
次は高校の勉強の両立について。
GPAも学力を示す重要な要素なので、海外大学に進学するからといって日本の高校の勉強を適当に済ませてはいけないよ。
英語力テストとSATの対策もあり、トップ校を目指すなら、さらに課外活動(エンジニアリングやプログラミングに関連するイベントやコンペティションへの参加、社会貢献になるようなボランティア活動等々)もしっかり行わなければならない。高校生にとっては人生の一大試練となるね。
どう両立すれば良いと聞かれても、目標高くを持って、スケジュール管理と、毎日の24時間を最大限に有効活用するしかない。
高校の勉強とTOEFL/SAT勉強の隙間の気分転換は、ゲームや漫画の代わりに、英語のニュース・ドラマ・オンライン英会話、或いは課外活動をやる。例えば、ゲームも英語でやってみる。漫画も英語で読む。ピアノ好きなら、海外のピアニストのインタビューを英語でみたりする。Meetupでネイティブのイベントに行ってみる。
つまり、趣味やプライベート生活を完全に捨てるのではなく、うまく自分の計画に入れ込んで両立させていこう。これで英語力はかなり上達する。
とてもタフな3年間になると思うけど、これを乗り越えれば、より強くて自信のある自分になれるはず!質問や不安があればいつでもコメントしてね!
質問なのですが、IELTSを受け付けていない大学があると聞きました。僕はIELTSのみ受験する予定でしたが、TOEFLも受験する必要はありますか?
あと、TOEFLの学術的英単語を覚えた方がIELTSのスコアアップに役立つという事はありますか?
最近は多くの大学が両方のスコアを認めているのだけど、IELTSを受け付けない学校はたまーにあるよね。TOEFLしか受け付けていない学校に出願する場合はTOEFLを受けるしかない。自分の志望校・志望専攻のHPの入学要件を確認して、IELTSを受け付けているか確認してね。
目標点数によるけど、TOEFL100点はIELTS7.0よりも取りずらいので、TOEFLで高得点が取れればIELTSに切り替えるのは楽。逆は難しい。単語に関しては、TOEFL学習で覚えた単語はIELTSでも全然使えるよ。まぁ、高得点を目指すのであれば、TOEFLとIELTSで覚えるべき単語にそこまで違いはないけどね。
TOEFLとIELTSの違いやどちらを受けるべき?は下記の記事も参考にしてみてね!
https://www.path-to-success.net/ielts-vs-toefl
TOEFLもIELTSもそこまで専門的な単語は必要ないので、TOEFLのため!IELTSのため!の単語帳と言うより、まずは一冊単語帳を終わらせることを目指すのがおすすめだよ!
質問なのですが、アメリカやイギリス等の大学を受ける時に理想校、合格校、滑り止め校があると言われ、それはよく分かりました、しかし、国公立、州立大学は一校しか受けられないのですか?それとも何校も受けられるのですか?
アメリカ、イギリスでは国立、州立は一校しか出願できないというルールはないよ!国立、公立、私立関係なく出願校を選んでね!
丁寧な返信ありがとうございました。
一応志望大学を仮決定しましたので見て下さい。
理想校
・カリフォルニア工科大学
・ハーベイマッドカレッジ
合格校
・南カリフォルニア大学
・ロヨラメリーマウント大学
・サンフランシスコ大学
滑り止め校
・ウェストモント大学
・カリフォルニアバプディスト大学
・パシフィック大学
です。この8校に一応決めました。caltechが第一の志望校です。
しかし問題が一つ、caltechのTOEFLスコアが110必要なのと合格率11%なのです。高校1年から初めてTOEFLIBT 110って間に合うでしょうか。IELTS7.5でもいいらしいですが。あと高度な理数知識が必要らしくて、自分の今の理数知識では手も足も出なさそうです。理数ワークショップなどのイベントに参加するといいと聞きますが、志望した時ワークショップではプラスになるでしょうか?公立大学を志望していないのは奨学金が欲しいのと、どの私立大学にに入ってもcaltechに編入しようと思っているからです。
まだ中学生であれば、これからの時間は全て大学進学のために使う覚悟をすれば、不可能なことはないんじゃないかな。できない理由を考える暇などないので、できると信じて走りだすしかない。
TOEFLとSATで高得点が取れれば、奨学金の可能性も高くなるので是非頑張ってほしい。
純ジャパの高校生がTOEFL109点を取った経験談も参考してみよう。
理数知識は今は心配する必要ないよね。ワークショップなどは大学進学後の知識を付けるというより、興味の幅を増やしたり、将来どんなことをやりたいのかのブレインストーミング(エッセイで必須)には役に立つのではないかな。
結局志望校は
理想
カリフォルニア工科大学
カーネギーメロン大学
合格
テキサス大学オースティン校
ジョージア工科大学
イリノイ大学アーバナシャンペーン校
パデュー大学ウェスト・ラファイエット校
堅実
コロラド大学ボルダー校
アリゾナ州立大学タンパ校
全部QSの工学とコンピュータサイエンスの順位を参考にして決めました。意外な大学が上位にあって驚きました。合格率6割強でも世界でトップ10に入る工学名門校があるんですね。
ちなみに質問なのですが、州立大学って奨学金は出るのですか?あと州民しか願書を出してはいけないとかそういう規約とかってあったりしますか?
奨学金の種類にもよるので、アメリカの奨学金制度に関してこちらの記事を確認してね。大学への出願は州民は関係なく誰でも出願できるのが基本だよ。
https://www.path-to-success.net/scholarship-programs
丁寧な返信ありがとうございました!あのあと、必死に考えて見まして、行きたい学部もいろいろ絞れてきました。しかし、海外大学合格のために一年から勉強した方がいいと聞きましたが、スケジュールの立て方などが分からないのです。おかげであまり勉強できていません。一応TEDトークは聴いているのですが。どう年間のスケジュールなどを立てたらいいと思いますか?
1年生ならまずはTOEFLの勉強だね。スケジュールうんぬんより、TOEFLのスコアがないとどこにも出願ができなくなってしまう。
スコアメイクは想像以上に時間がかかるので、一度本試験か模試を受けて、現在の実力を把握してTOEFLの勉強を本格化しよう!
TOEFL勉強法はこちらに全て記載しているよ。
https://www.path-to-success.net/toefl-map
準備やスケジュール感に関してはこちらの記事も参考になるよ!「アメリカ留学の全体の流れ」の節を見てみてね。
https://www.path-to-success.net/apply-university-in-usa
見返してみると、あの頃の自分の興味は工学だったんですねぇ…今は生物学に興味を抱いているというか適性というか一生勉強したい科目に変貌しました…
なので理想校は
ジョンズ・ホプキンス大学
ヴァンダービルト大学
中堅校は
ケースウェスタンリザーブ大学
滑り止め校は
ピッツバーグ大学
ニューヨーク州立大学バッファロー校
に変更しました。この志望校編成で変えるつもりはないです。志望校決定の際には相談に乗って下さりありがとうございました!これからもたくさん相談や質問することがあると思いますのでその節はよろしくお願いします。
わかりやすい情報ありがとうございます!
質問なのですが、出願校を決める時に基準となるGPAはどのように算出されましたか?大学側が基本的に高校から送られてきた成績書を計算すると聞いたのですが、僕が通う高校は偏差値が高く、5段階評価で低めの評定が出るのでGPAを普通に計算するとすごく低く出てしまいます(だいたい3.0位)、、、高校の先生に成績の付け方の詳細を頼んだ方がいいでしょうか?
質問ありがとう!
結論から言うと、高校の先生に成績の付け方の詳細は頼まなくて良いよ。
GPAの最終判定は大学側によるので、一律に「この基準」というのがないんだ。
興味があればこちらの記事【あなたのGPA正しい? 留学のためのGPA計算方法】を読んで、参考値を出してみよう!
こんにちは。私は海外進学を考えているのですが、元々所属していた全日制の高校は殆ど通えず不登校になり、それから家から出ずに一年間引きこもってたため高校一年時の単位が0です。その後転校した通信制高校では高校一年生からやり直しのため最低あと三年で卒業ということになります。この場合、成績というのは通信制高校に転校した時点からの合計なのか元の全日制の高校の一年+通信制高校の二年なのかどちらでしょう。また前者の場合ロンダリングする必要がありますか?
kさん
質問ありがとう!通信制高校での3年間の成績を出せば良いと思うが、その前の1年はブランクになるので、きちんとそのブランク期間(なぜ不登校になり、どうやって乗り越えてきたか等)を説明する必要があるよ。