UCLAを知る【留学情報まとめ+合格への道】

UCLA

10の大学からなる 「UC システム」の1校である「UCLA」は、優れた公立/州立大学の総称「Public Ivy(パブリック・アイビー)」の代表校でもあり、アメリカ国内はもちろん、留学生にも人気の高い大学となっています。

人気の高さだけではなく難関大学ともいわれる「UCLA」。しかし「UCLA」がどんな大学なのか、そして入学審査がどのようなものなのかを知れば、合格を目指して対策を練ることが可能となります。

それでは「UCLA」合格を目指すためにはどのような対策が必要なのか、詳しく説明していきましょう。

 

筆者紹介:Antie やや

タイ在住。語学力を生かし現地でボランティア活動を中心に毎日を過ごす。バンコクでインターナショナルスクールを卒業し、現在イギリスの大学で心理学とマーケティングを学ぶ息子あり。

UCLAとは

基本情報

 

カリフォルニアの大学システム

カリフォルニア州全土には、UC(カリフォルニア大学)、CSU (その他の州立大学)、Community College(2年制大学)、そしてPrivate University(私立大学)と大きく分けて4つの大学システムがあります。

「UC(カリフォルニア大学)」とはUniversity of Californiaの略で、カリフォルニア大学という大学が実在するわけではなく、カリフォルニア州全土にある10の大学からなる大学群のことのことを示しています。

 

10つの大学は、UC(カリフォルニア大学)の称号を持ち提携関係にありますが、それぞれ独立に運営。「UCの大学」と一口に言っても 入学の難易度やレベル、大学の規模などはそれぞれです。

そして日本でもおなじみの「UCLA」は、University of California, Los Angeles(カリフォルニア大学・ロサンゼルス校)の略。アメリカ西海岸、カリフォルニア州最大の都市ロサンゼルスにある州立大学です。

 

UCLAの歴史

10つある「UC(カリフォルニア大学」の中で、1868年創立のUC Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校) に次いで2番目に古い歴史を持つ「UCLA」。その起源は1881年にさかのぼります。

1881年に、カリフォルニア南部地域における教員養成を目的とした「California State Normal School(カリフォルニア州立師範学校)」の分校としての設立が承認。

1882年に、教員の研修を目的とした小学校が付属する「The State Normal School at Los Angeles(州立師範学校、ロサンゼルス校)」として正式に開校しました。

 

1887年には学生の数も増え施設の規模も拡大。その名前を「Los Angeles State Normal School 」に変更し、 1914年にハリウッドのバーモンドアベニューに全施設を移転。

その後、南部カリフォルニア州議会代表員による働きかけにより、1919年にカリフォルニア大学、南部分校として2年制の教育課程を有する学校となりました。

1925年には同校初の学士号が授与され、1927年に「University of California at Los Angeles(カリフォルニア大学ロサンゼルス) 」と改名し、1951年には現在の大学名「University of California, Los Anegels(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)」と表記されるようになりました。

現在では、UCの中でも最大規模を誇る大学へと成長。政財界、学者、文化人だけではなく多くのアスリートも輩出する、世界的にも名の知れた州立大学として知られています。

 

特徴


UCLAの特徴は?と聞かれてまず挙げられるのが、東京ドームの約36個分というその広大な敷地。

敷地内には160棟を超える建物があり、専用のシャトルバスが走っています。また、キャンパス周辺には 多くのレストランやカフェ、スーパーマケットなどが立ち並んでおり、ウエストウッド・ビレッジと呼ばれる学生街となっています。

 

そんな広大なキャンパスを持つUCLAは約40,000人もの学生を受け入れており、その数はカリフォルニア州に10つあるUCシステムの大学の中でも最大規模。

学生の多くがカリフォルニア州から集まり、その他アメリカ全土からはもちろん、世界65もの国々から留学生を受け入れているなど留学先としても人気があります。

さらに教授の数も充実。ノーベル賞、ピューリッツァー賞などをはじめとする様々な賞の受賞者も多く在籍しており、このような教授陣から直接講義が受けられるというのもUCLAならではでしょう。

またUCLAは、アカデミックな面だけではなくカレッジスポーツの分野でも活躍。バスケットボールやバレーボールなど強豪チームが揃うことでも知られおり、世界的に活躍する多くのアスリートを輩出しています。

 

その他1969年には、UCLAキャンパス内の小さなスペースで働いていたコンピューター科学者のグループが、ARPANET上でのデータ送信実験で世界で最初のネットワーク接続に成功。

その数カ月後の10月29日には、UCLAからスタンフォード研究所へのメッセージ送信にも成功。

これがインターネットが誕生した瞬間とされ、UCLAは「インターネット誕生の地」として知られています。

 

学部

在籍する学生の数が多いマンモス大学UCLA。各専攻に関連した3,800以上もの科目が用意されており、全ての科目を自由に幅広く選択することができます。

UCLAには7つの学部/スクールがあり、専攻できる分野は130以上に及びます。各学部/スクールは以下の通りです。

UCLAでは「Double Majors(ダブルメジャー)」制度を採用。

ダブルメジャーとは、複数の異なる専攻分野を同時に専攻として学ぶことができる制度のことです。

同時に複数の学問分野を学ぶことができるため、幅広い知識を身に付けることができます。

 

世界ランキング

世界ランキング大学名
1オックスフォード大学イギリス
2カリフォルニア工科大学アメリカ
3ケンブリッジ大学イギリス
4スタンフォード大学アメリカ
5マサチューセッツ工科大学アメリカ
16コロンビア大学アメリカ
17カリフォルニア大学ロサンゼルス(UCLA)アメリカ
18トロント大学カナダ

※ 詳しいランキングについてはThe Times Higher Education World University Rankingを参照

アメリカの名門私立8大学から成るIvy League(アイビーリーグ)。そしてアイビーリーグに匹敵し、優れた環境のもと質の高い教育を行っている名門州立大学のことをPublic Ivy (パブリックアイビー)と呼びます。

 

そんなパブリックアイビーの1校でもあるUCLAは、教授群の質の高さにも定評があり、世界でトップクラスの教育、研究の質と量を誇る名門大学。

世界ランキングでは17位、アメリカ国内での公立/州立大学ランキングでは1位に選出。州内だけではなくアメリカ全土、さらには世界中の国々から多くの優秀な学生が集まってきています。

 

にゃんこ先生
ユーシーエルエーのビジネススクールに関して、学費や入学条件を別途まとめたので、MBAに興味のある人は下記を確認してみてね!

» UCLA MBAを知る【日本人ブログ+留学情報まとめ】

 

学費

アメリカの州立大学は、州政府からの財政補助金(州民からの税金)で運営されています。

そのため州立大学は州民を優先し、その州の住民(納税者)か否かにより安い学費を設定。留学生を含めた州外出身の学生には、学費の面で優遇されることがありません。

これは、CSU(カリフォルニア州立大学)、UC(カリフォルニア大学)にも適用。州外の学生は州民が支払う金額の他に追加授業料(non-resident fee)を支払うこととなります。

 

UCLAが示している授業料、諸経費の合計金額はおおよそ以下の通りです。

Budget ItemUCLA Residence HallsOff Campus Apartments
Tuition and Fees$13,239$13,239
Room and Meals$16,104$15,240
Books and Supplies$1,314$1,314
Transportation$588$1,029
Personal$1,422$1,650
Health Insurance$2,668$2,688
Total California Residents $35,335$35,140
Non-resident Tuition$29,754$29,754
Total Non Residents$65,089$64,894

 ※参照元Fees, Tuition and Estimated Student Budget

 

上の表を参照していただければご理解いただけるように、アメリカ留学を検討する際によく耳にする「州立大学だから学費が安い」というのは、留学生には当てはまりません。

またCSUやUCといった州立大学では、アメリカ市民または永住者ではない学生は奨学金制度を利用することができません。

したがって留学生は全額自己負担となり、授業料や生活費を支払うための十分な資金があることを証明する必要があります。

州税で運営されている州立大学では、州の財政状況により大学への財政援助が上下することがあるため、予算を立てる際には授業料の値上げなどの動きにも注意が必要です。

 

にゃんこ先生
日本からの留学生でも使える奨学金か下記でまとめているよ!お金を理由に留学を諦めるな!

» 参考:3,000万が返済不要!?海外正規留学の奨学金制度を徹底解説

 

 

UCLA留学準備で大切なこと

UCLAの難易度・合格率

UCLAは、10つあるUC(カリフォルニア大学)の中でもUC Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校)と並ぶ名門大学であり、留学先としても人気の高い大学です。

また、アメリカ国内の州立大学で最も出願者が多いとも言われており、2019年度には州内、州外、そして世界中から111,322人の学生が出願。

合格をした学生は13,720人とその合格率はわずか12%Profile of Admitted Freshmen Fall 2019より)と合格が難しい大学として知られています。留学生の合格率はさらに低く、8%となっています。

 

ここで必要となってくるのは、合格を目指すために自分は何をするべきかをしっかりと理解すること。そして入念な準備と留学実現に向けてのスケジュール管理が重要です。

それでは、UCLA合格を目指すためにはどんな準備が必要なのかを具体的にみていきましょう。

 

レベル別のクラス分けでは上級クラスを目指す

UCLAの入学審査では、大学での授業についていけるだけの能力が備わっているかを見極めようとします。

そのためには、大学での難しい授業にもきちんとついていけるだけの学力、そして難題に向かうチャレンジ精神がある学生であるということを証明することが必要。

高校1年生という早い段階からUCLA受験を見据えた学習を始め、しっかりとした基礎力の構築し続けることが大切です。

これは高校2年生、3年生となり各自の志望大学、学力レベルに応じてクラス分けが行われる際に、上級クラスを目指すことが目標となるからです。

 

UCLAのような難関大学受験を見据えた上級クラスで、理解を深めながら習熟度を上げることが重要。

難題であっても全力で取り組む姿勢を示すということは、大学の授業についていけるかの判断材料となり、アドミッションに自己アピールできる項目の1つとなります。

 

成績を維持

アメリカの大学は、日本のように一斉で行われるセンター入試とは異なり、高校の成績や課外活動の実績、エッセイ、推薦状などを総合的に評価して合否を判断。

UCLAでは高校の成績を最も重視している傾向にあります。なぜならUCLA 合格者のGPA((※)をパーセントタイル (Unweighted GPA )でみてみると、

  • 合格者の75パーセントタイル(即ち、上位25%)GPA:3.94ポイント
  • 合格者の25パーセントタイル(即ち、下位25%)GPA:3.50ポイント

となっています。

 

アメリカの Unweighted GPA は4.0ポイントが満点。つまり、3.94という数字はほぼ満点ということを意味しています。このことはUCLAがいかに成績を重視しているのかを証明していると言えるでしょう。

高校では、最も難易度の高い上級クラスを優秀な成績で修めていることが、UCLA合格には欠かせないといっても過言ではありません。

 

※ GPAとは、Grade Point Averageの略で「成績平均値」のこと。アメリカのGPAには、「Weighted GPA」と「Unweighted GPA」の2種類があります。

Weighted GPAは、APクラスやHonorといった難易度の高いクラスを受講した学生の成績にはポイントをプラスするというシステム。

Unweighted GPAは難易度の高い低いに関わらず、成績のABCだけをポイントに置き換えた数値のことを示します。

 

にゃんこ先生
GPAの計算方法は下記の記事で詳細を解説しているよ!

» あなたのGPA正しい? 留学のための GPA計算方法

 

課外活動に積極的に参加

アメリカの大学への出願書類には、共通願書である「コモンアプリーケーション」をはじめとして「課外活動」を記入する欄があります。

課外活動が評価される割合は大学により異なりますが、州立大学とアイビーリーグなどの私立大学とではアドミッションでの入学審査の傾向が大きく異なります。

 

一般的に州立大学は、GPAやテストスコアを最大限に重視し、私立大学は、課外活動やエッセイなど数字以外の要素からその学生の人格を総合的に判断し、成績以外の要素を勘案し合否判定を行う傾向にあります。

このためUCLAの受験対策はとにかくよい成績を維持すること、SATなどのテストでは高スコアをとることが重要。まずはこれらをクリアして合格者の候補として選定されることになります。

UCLAへ出願する学生の成績がよいのは当たり前。そのうえで他の受験生との差別化をするために必要となってくるのが「課外活動」です。

 

しかし、出願のために短期間で何でもいいからとりあえず活動をしておこう、では意味がありません。こういったことをアドミッションは見抜いています。

「課外活動」の欄で最大に自分をアピールするためには、広く浅くたくさんの活動を行うということもさることながら、1番大切なことは「活動の質」です。

自分が興味のある課外活動を選び熱心に取り組むことが大切。質の高い活動歴が多いほど、アドミッションの目に留まりやすくなります。

 

リーダーシップを発揮

アメリカの大学は入学審査において、出願者が経験したボランティア、委員会、生徒会、スポーツチーム、音楽などの課外活動を評価します。

では、課外活動を通じて学生の何を評価しようとしているのでしょうか。

  • 興味、特技
  • リーダーシップ
  • 協調性
  • 忍耐力
  • 責任感
  • 学業との両立(時間管理能力)

などがあげられます。

 

この中でも特に重要な項目がリーダーシップ。UCLAのアドミッションは出願者の中からリーダーの資質を持つ学生を探し出そうとします。

これはUCLAの多くの卒業生が、それぞれの分野においてのリーダーとなり社会へ貢献、活躍することを期待しているためです。

リーダーシップは、自分の意志を明確に伝える、目標を設定することができる、グループを引っ張りまとめる、といった資質のこと。

このような資質を発揮できる機会があるのであれば、ぜひ取り組んでみましょう。

 

UCLAのメールリストに登録

UCLAへの出願を決めたら、メールリストに登録しましょう。

登録することによりUCLAキャンパス、またはアメリカ国外で行われるイベントについてのお知らせや、出願に関した最新の情報を受け取ることができます。

UCLAホームページ内のGet Connected to UCLAで登録をすることができます。

 

Standardized Testで高得点を目指す

先に述べたとおり、UCLAのアドミッションでは学校の成績やテストスコアを重視する傾向にあります。

出願者の多い州立大学では、個別にさまざまな要素を総合的に見極め合否を決めることが難しく、まずは成績やテストスコアでの数字を重点的に審査するためといわれています。

 

州立大学では税金を納めている州民の入学を優先。しかも州立大学の中でも名門といわれるUCLAでは、州内でトップクラスの学生を獲得し、州外からの学生や留学生は限られた枠の中での競争となります。

そのためUCLAへの合格を目標とするのであれば、成績同様、テストスコアでも高得点を目指すべき。計画を立ててしっかりと準備を進めましょう。

 

SATまたはACTを受験

UCLAの入学審査では、ACTまたはSATのスコアの提出。エッセイスコアの提出は大学により異なりますが、UCLAでは両テストともに提出を求めています。

25th Percentile75th Percentile
ACT Composite (36満点)3035
SAT Composite (1600満点)13701540

※ 参照元Profile of Admitted Freshmen, Fall 2019

上の表のACTの結果を25パーセントタイルでみてみると、合格した学生の25%が30以下のスコアを得点、75%が30以上のスコアを得点。

75パーセントタイルでは、合格した学生の75%が35以下のスコアを得点、25%が35以上のスコアを得点したということを表しています。

UCLAでは、スコアをどれだけ得点したら合格、という基準は設けていませんが、少なくとも30を得点することが必須といえるでしょう。

 

※なお、UCLAを含むUC(カリフォルニア大学)では、新型コロナウィルスの感染拡大の影響によるテストの中止や延期を受けて、入学審査プロセスの要件の1つであるテストスコア(SATまたはACT)の提出を一時的に除外しています(2021年秋入学)。すでにテストを受験しスコアの提出が可能の場合には送信することができますが、提出をしないからといって不利になることはありません。

COVID-19 update: The University recognizes the challenges that students are facing due to the COVID-19 pandemic and, in response, UC is suspending the standardized test requirement for students applying for fall 2021 freshman admission. Students applying for fall 2021 are not precluded from taking standardized tests (SAT or ACT) and sending scores if they are able, however, campuses will adjust their internal processes accordingly to ensure that no students is harmed in admissions selection should they not submit a test score.

出典元International Students Academic Requirements 

 

2021年秋以降入学のためのテストスコアを含む出願書類については、UCLAウェブサイト、またはアドミッションオフィスへ直接連絡し確認をしてください。

 

SAT Subject Testは必要?

ほとんどの学部ではSAT Subject Testのスコアの提出を求めていませんが、Samueli Scool of Engineering and Applied Scienceへ出願する受験生は、以下の科目のスコアを提出することを強く推奨しています。

  • Math Level 2
  • Science test (Biology E/M, Chemistry, or Physics) ※

※ Science testは、自分が学びたい専攻に関連した科目を受験することをおすすめします。

 

にゃんこ先生
SATの受験方法や勉強法か下記の記事でまとめているよ!

»【保存版】ゼロから始める新SATテスト®試験概要と対策完全ガイド

 

受験日のスケジュールを組む

UC(カリフォルニア大学)では、Early Decisionでの出願を受け付けていません。

UCを含む他の州立大学での出願期限は11月1日から30日となっており、全ての出願書類(中間成績表、最終成績表を除く)の提出が求められているため、テストスコアの出願期限に間に合うように受験日のスケジュールを組むことが大切となります。

初めての受験で満足できるスコアが得点できればそれに越したことはありません。しかし、それよりも高い得点を目指すのであれば複数回受験することを検討。

 

高校3年生になってから受験をしても遅いということではありませんが、例えば高校2年生から始めたら目標スコアを獲得するまで数回受験することが可能となり、その分スコアを向上させるチャンスが増えるということでもあります。

UCLAの出願審査では、テストスコアも重要視される項目の1つです。万が一、スコアの向上が見られない場合には、準備コースを受講することも検討しましょう。

 

専攻は慎重に選ぶ

UCLAへ出願を決めたらまずは自分の興味のある分野は何か、何を学びたいのかを明確にする必要があります。なぜなら出願の際に専攻を記入しなくてはならないからです。

そして出願書類は7つあるそれぞれのスクールの学部へ直接送信され、各学部で合否判定が行われます。

広い分野を総合的に学ぶリベラルアーツ教育に焦点を当てているスクール「The College of Letters and Science」では、専攻を記入する必要はありません。

 

自分の興味のある専攻の情報は各スクールのウェブサイトでゲット

日本でなかなか深く学ぶことができない内容の専攻や科目、コースなど、幅広い分野の学問を学ぶことができるUCLA。

「自分が本当に興味・関心のあること」を専攻選びの観点として持っておくことで、のちに後悔しない留学生活送ることにつながります。

まずは、UCLAでどのような専攻/科目が用意されているのかをMajors and Degrees A to Zでチェックし、それらがどのスクールに属しているのかを確認。

さらなる詳細な情報は、各スクールのウェブサイトで入手することができます。

 

入学後に専攻の変更は可能ですが、その場合は各スクールへ直接問い合わせる必要があります。また新入生オリエンテーションの期間中にも変更を受け付けています。

各スクールの詳しい専攻の内容は下記で調べることができます。

 

  • The College of Letters and Science

Letters and Science Majors

  • School of the Arts and Architecture

Arts Majors

  • Samueli School of Engineering

Engineering Majors

  • School of Music

Music Majors

  • School of Nursing

Nursing Majors

  • School of Public Affairs

Public Affairs Majors (new)

  • School of Theater, Film and Television

Theater/Film and Television Majors

 

アプリケーションに必要な書類・情報を収集する

UCLAを含むUC(カリフォルニア大学)系列の大学への出願は独自の共通アプリケーションUC (University of California) Applicationを通じて行います。

UC(カリフォルニア大学)のキャンパスは全部で10つ。

そのうちUC San Francisco(カリフォルニア大学サンフランシスコ校※)以外の9つのキャンパスへの出願は、UC (University of California) Applicationから一括して提出することができます。

 

※ San Francisco(カリフォルニア大学サンフランシスコ校は大学院出願のみ受付)

ここからは、UCアプリケーションの記入内容の確認から提出までの重要なポイントを押さえておきましょう。

 

必要な提出書類をまとめる

UCアプリケーションから出願を始める前に、まずは記入する内容をあらかじめまとめておきます。

  • 高校の成績
  • テストスコア
  • アワード受賞歴
  • 課外活動の内容
  • ボランティア(活動期間)
  • 兵役の有無(該当する場合のみ)
  • 専攻

これらをまとめておくことにより、記入がよりスムーズに進みます。

前述にあるとおり出願は選択した専攻のスクールへ送信されるため、専攻選びは慎重に検討を重ね決めておくことが大切です。

 

UC Applicationのアカウントを作成

それではアカウントを作成しましょう。UC(カリフォルニア大学)への出願のためのアカウントは、こちらのページ(University of California Application)から作成することができます。

ログインをし、Term(入学時期)とLevel(入学する学年)を入力したら準備オーケー。ここからは、出願に必要な情報の入力をしていきます。

アプリケーションへの入力は時間がかかるもの。毎年8月1日には出願する年のアカウントを作成できます。慌てて入力し記入漏れなどがないよう、アカウントは早めに作成して内容を確認することをおすすめします。

また、Freshman Application GuideではUC Applicationの記入プロセスについて説明があります。事前に確認をしておくといいでしょう。

 

アプリケーションの主な入力項目

主な入力項目の要点は以下の通りです。

入力が済んだ項目は、各ページの下部にある「Save & Click」をクリックしデータを保存。埋められる項目の入力はどんどん済ませておきましょう。

万が一、記入漏れやエラーがある場合には、「Save & Click」をクリックした際にエラーメッセージが表示されます。

> About you

名前、国籍、住所、保護者の連絡先など基本情報を入力します。

> Campus & majors

このページでは、出願するUC(カリフォルニア大学)のキャンパスと専攻を選択します。9つのキャンパスへは一括で出願することができるため、UCLA以外のキャンパスへもここから出願。第一志望であるUCLAに合格できなかったことに備えて、いくつか出願する学生が多くいます。 専攻は2つ選び入力。希望する専攻が取れなかった場合には代わりの専攻を選択することになるため、慎重に検討しておきましょう。

> Academic history

G9(日本の中学3年にあたる)からG12まで全ての高校課程で受講した科目と時期、成績を正確に入力。合格通知が届き入学を決めた場合には、高校が発行する成績証明書の提出が求められています。

G7 & G8の課程で高校レベルの数学、または英語以外の言語クラスを受講した場合にはここで入力。また、APなど大学レベルのクラスを受講した場合も入力することができます。

> Test scores

ここでは以下のテストスコアを入力します

  • SAT or ACT (With writing section) ※1
  • AP exams
  • IB exams
  • TOEFL or IELTS ※2
  • International exams

※1 複数回受験した場合には全ての回のスコアの提出を推奨。アドミッションは最高スコアを取得した回の結果を考慮します。なお、UCLAではSuperscoreの提出はできません。

※2 英語が母国語ではない、または英語での教育を3年以上受けていない場合には、英語を母国語としない学生の英語力を測るテストスコアの提出が義務付けられています。UCLAでは、TOEFLは100以上、IELTSでは 7以上のスコアを求めています。

> International exms

GCSE、GCE A-levelなどのスコアを入力(該当する場合)。またIBバカロレアのプレディクトスコアもこの項目で入力できます。

> Activities and awards

クラブ活動や生徒会、ボランティアなど課外活動、アワード受賞歴などの情報を入力します。

> Scholarships & programs

留学生は奨学金の申請をすることはできません。

> Personal insight

ここではエッセイを入力。8つのトピックの中から4つを選び、それぞれ350文字以内でまとめます。

  1. Describe an example of your leadership experience in which you have positively influenced others, helped resolve disputes or contributed to group efforts over time.
  2. Every person has a creative side, and it can be expressed in many ways : problem solving, original and innovative thinking, and artistically, to name a few. Describe how you express your creative side.
  3. What would you say is your greatest talent or skill? How have you developed and demonstrated that talent over time?
  4. Describe how you have taken advantage of a significant educational opportunity or worked to overcome an educational barrier you have faced.
  5. Describe the most significant challenge you have faced and the steps you have taken to overcome this challenge. How was this challenge affected your academic achievement?
  6. Think about an academic subject that inspires you. Describe how you have furthered this interest inside and/or outside of the classroom.
  7. What have you done to make your school or your community a better place?
  8. Beyond what has already been shared in your application, what do you believe makes you stand out as a strong candidate for admissions to the University of California?

UCLAのアドミッションポリシーには、学業の優秀な高校生というのが前提条件として表示されていますが、同時に大学が求めている学生像として「知的的好奇心が強い」「コミュニティへ貢献ができる」「将来性がある」ことも明示されています。

このような学生を入学させることにより、UCLAは「力強いコミュニティ」を創造できるという考え方が根底にあるからです。

 

成績やテストスコアは選考プロセスにおいて不可欠な要素。それら学業成績の測定だけでは測ることのできない、出願者の人間性をエッセイから探り出そうとします。

そのため、どのトピックを選ぶか慎重に選ぶことが大切。

エッセイを通じて、リーダーシップ能力、創造性、責任感、洞察力、コミュニティへの関心など、自分という人間を最大限に表現できるエッセイのトピックを選択することをおすすめします。

Personal insight(エッセイ)の詳しい説明についてはTips for Successを参考にしてください。

 

アプリケーションを提出する

アプリケーション最後のページは「Review & Submit」。

ここまで記入してきた内容の確認をします。記入漏れがある項目には「To Do 」というメッセージが表示。全ての項目を回答入力するまで申請書を送信することができません。

次に、先に入力した成績に間違いがないか再度チェック。問題がなければサインをし、申請料金※をクレジットカードで支払い出願は無事終了です。

※ 州民の学生は1つのキャンパスにつき$70ですが、州外または留学生が支払う申請料金は1つのキャンパスにつき$80となっています。

 

アプリケーション申請後は「Application status」で再度内容を確認。その後、 1月までに申請をした各キャンパスからE-メールが届きます。

これにはそれぞれのキャンパス専用の「Campus Application Portal 」にアクセスするためのユーサー名とパスワードを作成する方法が含まれています。

申請状況や合否の結果などは「Campus Application Portal 」で確認することができるので、頻繁にチェックをしましょう。

 

 UCLA卒業の著名人

Elinor Ostrom(エリノア・オストロム)

カリフォルニア州ロサンゼルス出身。アメリカ合衆国の政治学者、経済学者でありインディアナ大学の教授を務めています。

1951年にビバリーヒルズ高校を卒業後、1954年にUCLA政治学部卒業。さらに1962年に政治学修士号、1965年には政治学博士号をUCLAで取得しています。

2009年には、Oliver Eaton Williamsom(オリバー・イートン・ウィリアムソン)と共に、女性初となるノーベル経済学賞を受賞しました。

 

Francis Ford Coppola(フランシス・フォード・コッポラ)

祖父は南イタリアの町ベルナルダ出身。家族は1904年にアメリカに移住し、コッポラはデトロイト出身。アメリカ合衆国の映画監督、映画プロデューサー、脚本家、およびフィルム作曲家 です。

1959年にホフストラ大学で演劇芸術の学士号を取得後、UCLAのFilm and Television大学院に籍を置き、在籍中の1962年にはコッポラ脚本の演劇「Pilma Pilma」は、UCLAの
The Samuel Goldwyn Writing Awardを受賞。その後、本格的にキャリアをスタートさせました。

 

佐治信忠(さじのぶただ)

サントリー2代目社長の佐治敬三の長男として誕生。

兵庫県出身。日本の実業家であり、サントリーホールディングス代表取締役会長、日本アドバタイザーズ協会理事長、ACジャパン理事長、学校法人慶應義塾評議員・理事、一般財団法人日本ウズベキスタン・シルクロード財団評議員に就任しています。

1968年に慶應義塾大学経済学部を卒業後アメリカへ渡り、1971年にはUCLA経済大学院を修了しました。

 

この他にもノーベル賞受賞者や文化、経済、スポーツなど各分野で活躍している多くの著名人がUCLAを卒業。教育、研究、さらにはスポーツの名門校として、世界でもその名を馳せています。

 

最後に

アメリカの大学の入学者選考のプロセスでは学業と人物の両方をみることが一般的。

UCLAでも、アドミッションの担当者によって応募書類全てが熟読されます。これら書類の熟読と分析が終わると総合的なスコアがつけられ、このスコアが合否の基準となります。

UCLAは、多数の入学志願者が応募する競争率の高い州立大学の1つ。合格までのハードルは決して低くありません。が、UCLAへの留学を決めたのであれば1つ1つ確実に準備を進めたいもの。一度決めたのであれば前へ進むのみです。

今回のこちらの記事が、少しでもUCLAを目指す学生のみなさんにお役に立てればと思います。

 

ねこ君
この記事が気に入ったら「👍いいね」ちょうだい!ありがとう!!
にゃんこ先生
質問、要望、ツッコミ、おすすめ勉強法、なんでも遠慮せずにコメントしてね。閲覧者同士でのコミュニケーションも大歓迎だよ。
ねこ君
にゃんこ先生をTwitterでフォローしよう!!英語学習・留学に役立つ情報が満載だ!!
   

コメントを残す

名前、メールアドレスの入力は任意です。メールアドレスが公開されることはありません。