




10の大学からなる 「UC システム」の1校である「UCLA」は、優れた公立/州立大学の総称「Public Ivy(パブリック・アイビー)」の代表校でもあり、アメリカ国内はもちろん、留学生にも人気の高い大学となっています。
人気の高さだけではなく難関大学ともいわれる「UCLA」。
しかし「UCLA」がどんな大学なのか、そして入学審査がどのようなものなのかを知れば、合格を目指して対策を練ることが可能となります。
それでは「UCLA」合格を目指すためにはどのような対策が必要なのか、詳しく説明していきましょう。
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- 難易度:合格率は約9%!SATスコアは提出不要(Test-Free)になり、GPAとエッセイが最重要に。
- 学費:円安とインフレで年間約1,200万円($80k超)が目安。留学生への奨学金はほぼ無し。
- 特徴:公立大学全米トップクラス。勉強・スポーツ・立地の全てが揃う「パブリック・アイビー」の代表校。
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筆者紹介:Antie やや
タイ在住。語学力を生かし現地でボランティア活動を中心に毎日を過ごす。バンコクでインターナショナルスクールを卒業し、現在イギリスの大学で心理学とマーケティングを学ぶ息子あり。
監修者:ウメンシャン
日中英のトリリンガル・言語オタク。英語圏留学経験なしからIELTS8.0、TOEFL104、GRE322。コロンビア大学・ペンシルバニア大学・ニューヨーク大学・メルボルン大学教育大学院に合格実績を持つ。慶應義塾大学大学院卒。1児の母。
アメリカの名門大学:UCLAとは

UCLAの歴史と基本情報
基本情報
- 名称: University of California, Los Angeles(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)
- 所在地:1147 Murphy Hall Box 951436 Los Angeles CA 90095-1436 (UCLA Undergraduate Admission)
- 電話番号:+1 (310) 825-3101
- 創立年:1919年
- 学校形態:大学・大学院
- 学生数:学部 約32,000名 / 大学院 約14,000名(2025年現在)
UCLAの歴史

10つある「UC(カリフォルニア大学」の中で、1868年創立のUC Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校) に次いで2番目に古い歴史を持つ「UCLA」。その起源は1881年にさかのぼります。
1881年に、カリフォルニア南部地域における教員養成を目的とした「California State Normal School(カリフォルニア州立師範学校)」の分校としての設立が承認。
1882年に、教員の研修を目的とした小学校が付属する「The State Normal School at Los Angeles(州立師範学校、ロサンゼルス校)」として正式に開校しました。
1887年には学生の数も増え施設の規模も拡大。その名前を「Los Angeles State Normal School 」に変更し、 1914年にハリウッドのバーモンドアベニューに全施設を移転。
その後、南部カリフォルニア州議会代表員による働きかけにより、1919年にカリフォルニア大学、南部分校として2年制の教育課程を有する学校となりました。
1925年には同校初の学士号が授与され、1927年に「University of California at Los Angeles(カリフォルニア大学ロサンゼルス) 」と改名し、1951年には現在の大学名「University of California, Los Anegels(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)」と表記されるようになりました。
現在では、UCの中でも最大規模を誇る大学へと成長。政財界、学者、文化人だけではなく多くのアスリートも輩出する、世界的にも名の知れた州立大学として知られています。
カリフォルニアの大学システム
カリフォルニア州全土には、UC(カリフォルニア大学)、CSU (その他の州立大学)、Community College(2年制大学)、そしてPrivate University(私立大学)と大きく分けて4つの大学システムがあります。
「UC(カリフォルニア大学)」とはUniversity of Californiaの略で、カリフォルニア大学という大学が実在するわけではなく、カリフォルニア州全土にある10の大学からなる大学群のことのことを示しています。
10つの大学は、UC(カリフォルニア大学)の称号を持ち提携関係にありますが、それぞれ独立に運営。「UCの大学」と一口に言っても 入学の難易度やレベル、大学の規模などはそれぞれです。
そして日本でもおなじみの「UCLA」は、University of California, Los Angeles(カリフォルニア大学・ロサンゼルス校)の略。アメリカ西海岸、カリフォルニア州最大の都市ロサンゼルスにある州立大学です。
UCLAの特徴と学部紹介
UCLAの魅力や特徴
UCLAの魅力や特徴は?と聞かれてまず挙げられるのが、東京ドームの約36個分というその広大な敷地。
敷地内には160棟を超える建物があり、専用のシャトルバスが走っています。また、キャンパス周辺には 多くのレストランやカフェ、スーパーマケットなどが立ち並んでおり、ウエストウッド・ビレッジと呼ばれる学生街となっています。

そんな広大なキャンパスを持つUCLAは約40,000人もの学生を受け入れており、その数はカリフォルニア州に10つあるUCシステムの大学の中でも最大規模。
学生の多くがカリフォルニア州から集まり、その他アメリカ全土からはもちろん、世界65もの国々から留学生を受け入れているなど留学先としても人気があります。
さらに教授の数も充実。ノーベル賞、ピューリッツァー賞などをはじめとする様々な賞の受賞者も多く在籍しており、このような教授陣から直接講義が受けられるというのもUCLAならではでしょう。
またUCLAは、アカデミックな面だけではなくカレッジスポーツの分野でも活躍。
バスケットボールやバレーボールなど強豪チームが揃うことでも知られおり、世界的に活躍する多くのアスリートを輩出しています。
その他1969年には、UCLAキャンパス内の小さなスペースで働いていたコンピューター科学者のグループが、ARPANET上でのデータ送信実験で世界で最初のネットワーク接続に成功。
その数カ月後の10月29日には、UCLAからスタンフォード研究所へのメッセージ送信にも成功。
これがインターネットが誕生した瞬間とされ、UCLAは「インターネット誕生の地」として知られています。
UCLAの学部

在籍する学生の数が多いマンモス大学UCLA。各専攻に関連した3,800以上もの科目が用意されており、全ての科目を自由に幅広く選択することができます。
UCLAには7つの学部/スクールがあり、専攻できる分野は130以上に及びます。各学部/スクールは以下の通りです。
- The College of Letters and Science (文学・理科学部)
- School of the Arts and Architecture (芸術・建築学部)
- Samueli School of Engineering (サミュエリ工学部)
- Herb Alpert School of Music (ハーブ・アルパート音楽学校)
- School of Nursing (看護学部)
- Luskin School of Public Affairs (ラスキン公共政策学部)
- School of Theater, Film and Television (演劇・映画・テレビ学部)
UCLAでは「Double Majors(ダブルメジャー)」制度を採用。
ダブルメジャーとは、複数の異なる専攻分野を同時に専攻として学ぶことができる制度のことです。
同時に複数の学問分野を学ぶことができるため、幅広い知識を身に付けることができます。
世界大学ランキングとその評価

| 世界ランキング | 大学名 | 都市 |
| 1 | オックスフォード大学 | イギリス |
| 18 | コーネル大学 | アメリカ |
| 18 | カリフォルニア大学ロサンゼルス(UCLA) | アメリカ |
| 20 | トロント大学 | カナダ |
※ 詳しいランキングについてはThe Times Higher Education World University Ranking 2026を参照
アメリカの名門私立8大学から成るIvy League(アイビーリーグ)。そしてアイビーリーグに匹敵し、優れた環境のもと質の高い教育を行っている名門州立大学のことをPublic Ivy (パブリックアイビー)と呼びます。
そんなパブリックアイビーの代表格であるUCLAは、世界でトップクラスの教育、研究の質と量を誇る名門大学。
世界ランキングでは18位前後、アメリカ国内の公立大学ランキングでは長年にわたりNo.1またはNo.2の座に君臨しています。

UCLAの著名な卒業生
Elinor Ostrom(エリノア・オストロム)
カリフォルニア州ロサンゼルス出身。アメリカ合衆国の政治学者、経済学者でありインディアナ大学の教授を務めています。
1951年にビバリーヒルズ高校を卒業後、1954年にUCLA政治学部卒業。さらに1962年に政治学修士号、1965年には政治学博士号をUCLAで取得しています。
2009年には、Oliver Eaton Williamsom(オリバー・イートン・ウィリアムソン)と共に、女性初となるノーベル経済学賞を受賞しました。
Francis Ford Coppola(フランシス・フォード・コッポラ)
祖父は南イタリアの町ベルナルダ出身。家族は1904年にアメリカに移住し、コッポラはデトロイト出身。アメリカ合衆国の映画監督、映画プロデューサー、脚本家、およびフィルム作曲家 です。
1959年にホフストラ大学で演劇芸術の学士号を取得後、UCLAのFilm and Television大学院に籍を置き、在籍中の1962年にはコッポラ脚本の演劇「Pilma Pilma」は、UCLAの The Samuel Goldwyn Writing Awardを受賞。その後、本格的にキャリアをスタートさせました。
佐治信忠(さじのぶただ)
サントリー2代目社長の佐治敬三の長男として誕生。
兵庫県出身。日本の実業家であり、サントリーホールディングス代表取締役会長、日本アドバタイザーズ協会理事長、ACジャパン理事長、学校法人慶應義塾評議員・理事、一般財団法人日本ウズベキスタン・シルクロード財団評議員に就任しています。
1968年に慶應義塾大学経済学部を卒業後アメリカへ渡り、1971年にはUCLA経済大学院を修了しました。
この他にもノーベル賞受賞者や文化、経済、スポーツなど各分野で活躍している多くの著名人がUCLAを卒業。教育、研究、さらにはスポーツの名門校として、世界でもその名を馳せています。
UCLAの学費・留学費用や奨学金
学費と生活費の目安
アメリカの州立大学は、州政府からの財政補助金(州民からの税金)で運営されています。
そのため州立大学は州民を優先し、その州の住民(納税者)か否かにより安い学費を設定。留学生を含めた州外出身の学生には、学費の面で優遇されることがありません。
これは、CSU(カリフォルニア州立大学)、UC(カリフォルニア大学)にも適用。州外の学生は州民が支払う金額の他に追加授業料(non-resident fee)を支払うこととなります。
UCLAが公表している2024-2025年度の留学生(Non-resident)の授業料、諸経費の概算は以下の通りです。
インフレや円安の影響もあり、年間の総費用は8万ドル(約1,200万円)を超える見積もりとなっています。
| 費目 (Budget Item) | UCLA Residence Halls (学生寮) | Off-Campus Apts (キャンパス外アパート) |
| University Fees (授業料・基本費) | $15,700 | $15,700 |
| Food and Housing (食費・住居費) | $18,960 | $19,888 |
| Books, Supplies (書籍・教材費) | $1,680 | $1,680 |
| Transportation (交通費) | $857 | $1,646 |
| Personal (個人出費) | $2,361 | $2,481 |
| Health Insurance (保険料 ※免除可) | $3,579 | $3,579 |
| Total (CA Residents) | $43,137 | $44,974 |
| Nonresident Tuition (留学生追加授業料) | $37,602 | $37,602 |
| Total Non-Residents (留学生総額目安) | $80,739 (約1,211万円) | $82,576 (約1,238万円) |
※1 参照元: UCLA 2024–2025 Estimated Undergraduate Student Budget
※2 日本円換算は$1=150円で算出。為替レートや毎年の授業料改定により変動します。
留学生向けの奨学金制度
上の表を参照していただければご理解いただけるように、アメリカ留学を検討する際によく耳にする「州立大学だから学費が安い」というのは、留学生には当てはまりません。
またCSUやUCといった州立大学では、アメリカ市民または永住者ではない学生は奨学金制度を利用することができません。
したがって留学生は全額自己負担となり、授業料や生活費を支払うための十分な資金があることを証明する必要があります。
州税で運営されている州立大学では、州の財政状況により大学への財政援助が上下することがあるため、予算を立てる際には授業料の値上げなどの動きにも注意が必要です。

UCLAに入るのは:偏差値と大学入学条件
UCLAの偏差値と難易度レベル
アメリカの大学には日本のような偏差値・入試という概念はなく、高校の成績、英語力試験、エッセイなど、総合的な出願要件や合格率によってその難易度が判断されます。
UCLAは、10つあるUC(カリフォルニア大学)の中でもUC Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校)と並ぶ名門大学であり、留学先としても人気の高い大学です。
また、アメリカ国内の州立大学で最も出願者が多いとも言われており、2021年度には州内、州外、そして世界中から139,490人の学生が出願。
合格をした学生は15,028人とその合格率はわずか11%(Profile of Admitted Freshmen Fall 2021より)と難易度が高い大学として知られています。
留学生の合格率はさらに低く、8%となっています。
ここで必要となってくるのは、合格を目指すために自分は何をするべきかをしっかりと理解すること。そして入念な準備と留学実現に向けてのスケジュール管理が重要です。
それでは、UCLA合格を目指すためにはどんな準備が必要なのかを具体的にみていきましょう。
履修科目の難易度と選択

UCLAの入学審査では、大学での授業についていけるだけの能力が備わっているかを見極めようとします。
そのためには、大学での難しい授業にもきちんとついていけるだけの学力、そして難題に向かうチャレンジ精神がある学生であるということを証明することが必要。
高校1年生という早い段階からUCLA受験を見据えた学習を始め、しっかりとした基礎力の構築し続けることが大切です。
これは高校2年生、3年生となり各自の志望大学、学力レベルに応じてクラス分けが行われる際に、上級クラスを目指すことが目標となるからです。
上級クラスの例として、APや国際バカロレア(=IB) が挙げられます。
UCLAのような難関大学受験を見据えた上級クラスで、理解を深めながら習熟度を上げることが重要。
難題であっても全力で取り組む姿勢を示すということは、大学の授業についていけるかの判断材料となり、アドミッションに自己アピールできる項目の1つとなります。
高校での優秀な学業成績(GPA)

アメリカの大学は、日本のように一斉で行われるセンター入試とは異なり、高校の成績や課外活動の実績、エッセイ、推薦状などを総合的に評価して合否を判断。
UCLAでは高校の成績を最も重視している傾向にあります。なぜならUCLA 合格者のGPA((※)をパーセントタイル (Unweighted GPA )でみてみると、
- 合格者の75パーセントタイル(即ち、上位25%)GPA:3.94-4.00ポイント
となっています。
アメリカの Unweighted GPA は4.0ポイントが満点。つまり、3.94という数字はほぼ満点ということを意味しています。このことはUCLAがいかに成績を重視しているのかを証明していると言えるでしょう。
高校では、最も難易度の高い上級クラスを優秀な成績で修めていることが、UCLA合格には欠かせないといっても過言ではありません。
※ GPAとは、Grade Point Averageの略で「成績平均値」のこと。アメリカのGPAには、「Weighted GPA」と「Unweighted GPA」の2種類があります。
Weighted GPAは、APクラスやHonorといった難易度の高いクラスを受講した学生の成績にはポイントをプラスするというシステム。
Unweighted GPAは難易度の高い低いに関わらず、成績のABCだけをポイントに置き換えた数値のことを示します。

課外活動でのリーダーシップ・コミュニティ参加
アメリカの大学への出願書類には、共通願書である「コモンアプリーケーション」をはじめとして「課外活動」を記入する欄があります。
課外活動が評価される割合は大学により異なりますが、州立大学とアイビーリーグなどの私立大学とではアドミッションでの入学審査の傾向が大きく異なります。
一般的に州立大学は、GPAやテストスコアを最大限に重視し、私立大学は、課外活動やエッセイなど数字以外の要素からその学生の人格を総合的に判断し、成績以外の要素を勘案し合否判定を行う傾向にあります。
このためUCLAの受験対策はとにかくよい成績を維持することが重要。まずはこれらをクリアして合格者の候補として選定されることになります。
UCLAへ出願する学生の成績がよいのは当たり前。そのうえで他の受験生との差別化をするために必要となってくるのが「課外活動」です。
しかし、出願のために短期間で何でもいいからとりあえず活動をしておこう、では意味がありません。こういったことをアドミッションは見抜いています。
「課外活動」の欄で最大に自分をアピールするためには、広く浅くたくさんの活動を行うということもさることながら、1番大切なことは「活動の質」です。
自分が興味のある課外活動を選び熱心に取り組むことが大切。質の高い活動歴が多いほど、アドミッションの目に留まりやすくなります。
リーダーシップを発揮
アメリカの大学は入学審査において、出願者が経験したボランティア、委員会、生徒会、スポーツチーム、音楽などの課外活動を評価します。
では、課外活動を通じて学生の何を評価しようとしているのでしょうか。
- 興味、特技
- リーダーシップ
- 協調性
- 忍耐力
- 責任感
- 学業との両立(時間管理能力)
などがあげられます。
この中でも特に重要な項目がリーダーシップ。UCLAのアドミッションは出願者の中からリーダーの資質を持つ学生を探し出そうとします。
これはUCLAの多くの卒業生が、それぞれの分野においてのリーダーとなり社会へ貢献、活躍することを期待しているためです。
リーダーシップは、自分の意志を明確に伝える、目標を設定することができる、グループを引っ張りまとめる、といった資質のこと。
このような資質を発揮できる機会があるのであれば、ぜひ取り組んでみましょう。
SATまたはACTのテストスコア(Test-Free)
かつてはSATやACTのスコアが重視されていましたが、現在のUCシステム(UCLA含む)は「Test-Free(Test-Blind)」ポリシーを採用しています。
これは、入学審査においてSATやACTのスコアを一切考慮しない(提出しても見られない)という方針です。
そのため、現在UCLA合格を目指す学生は、テスト対策の時間を以下の活動に充てることが重要となります。
- 高校の成績(GPA)の維持:最難関クラス(AP/IB)でオールAを目指す
- 質の高い課外活動:リーダーシップや独自のプロジェクト
- エッセイ(PIQ):自分の人間性や貢献度をアピール
※ただし、留学生の「英語力証明」としてTOEFL iBT(100点以上推奨)やIELTS(7.5以上推奨)は引き続き必須ですので、こちらの対策は念入りに行いましょう。


UCLAへの出願方法

UCLAを含むUC(カリフォルニア大学)系列の大学への出願は独自の共通アプリケーションUC (University of California) Applicationを通じて行います。
UC(カリフォルニア大学)のキャンパスは全部で10つ。
そのうちUC San Francisco(カリフォルニア大学サンフランシスコ校※)以外の9つのキャンパスへの出願は、UC (University of California) Applicationから一括して提出することができます。
※ San Francisco(カリフォルニア大学サンフランシスコ校は大学院出願のみ受付)
ここからは、UCアプリケーションの記入内容の確認から提出までの重要なポイントを押さえておきましょう。
出願前のリサーチと情報収集
UCLAのメールリストに登録

UCLAへの出願を決めたら、メールリストに登録しましょう。
登録することによりUCLAキャンパス、またはアメリカ国外で行われるイベントについてのお知らせや、出願に関した最新の情報を受け取ることができます。
UCLAホームページ内のGet Connected to UCLAで登録をすることができます。
学部や専攻する科目の選択
UCLAへ出願を決めたらまずは自分の興味のある分野は何か、何を学びたいのかを明確にする必要があります。なぜなら出願の際に専攻を記入しなくてはならないからです。
そして出願書類は7つあるそれぞれのスクールの学部へ直接送信され、各学部で合否判定が行われます。
広い分野を総合的に学ぶリベラルアーツ教育に焦点を当てているスクール「The College of Letters and Science」では、専攻を記入する必要はありません。
日本でなかなか深く学ぶことができない内容の専攻や科目、コースなど、幅広い分野の学問を学ぶことができるUCLA。
「自分が本当に興味・関心のあること」を専攻選びの観点として持っておくことで、のちに後悔しない留学生活送ることにつながります。
出願書類の準備
UCアプリケーションから出願を始める前に、まずは記入する内容をあらかじめまとめておきます。
- 高校の成績
- テストスコア
- アワード受賞歴
- 課外活動の内容
- ボランティア(活動期間)
- 兵役の有無(該当する場合のみ)
- 専攻
これらをまとめておくことにより、記入がよりスムーズに進みます。
前述にあるとおり出願は選択した専攻のスクールへ送信されるため、専攻選びは慎重に検討を重ね決めておくことが大切です。
UC Applicationの作成と入力項目

それではアカウントを作成しましょう。UC(カリフォルニア大学)への出願のためのアカウントは、University of California Applicationから作成することができます。
ログインをし、Term(入学時期)とLevel(入学する学年)を入力したら準備オーケー。ここからは、出願に必要な情報の入力をしていきます。
アプリケーションへの入力は時間がかかるもの。毎年8月1日には出願する年のアカウントを作成できます。慌てて入力し記入漏れなどがないよう、アカウントは早めに作成して内容を確認することをおすすめします。
アプリケーションの主な入力項目

主な入力項目の要点は以下の通りです。
入力が済んだ項目は、各ページの下部にある「Save & Click」をクリックしデータを保存。埋められる項目の入力はどんどん済ませておきましょう。
万が一、記入漏れやエラーがある場合には、「Save & Click」をクリックした際にエラーメッセージが表示されます。
> About you
名前、国籍、住所、保護者の連絡先など基本情報を入力します。
> Campus & majors
このページでは、出願するUC(カリフォルニア大学)のキャンパスと専攻を選択します。9つのキャンパスへは一括で出願することができるため、UCLA以外のキャンパスへもここから出願。第一志望であるUCLAに合格できなかったことに備えて、いくつか出願する学生が多くいます。 専攻は2つ選び入力。希望する専攻が取れなかった場合には代わりの専攻を選択することになるため、慎重に検討しておきましょう。
> Academic history
G9(日本の中学3年にあたる)からG12まで全ての高校課程で受講した科目と時期、成績を正確に入力。合格通知が届き入学を決めた場合には、高校が発行する成績証明書の提出が求められています。
G7 & G8の課程で高校レベルの数学、または英語以外の言語クラスを受講した場合にはここで入力。また、APなど大学レベルのクラスを受講した場合も入力することができます。
> Test scores
ここでは以下のテストスコアを入力します。
- AP exams
- IB exams
- TOEFL, IELTS, or Duolingo English Test (DET) ※1
- International exams
- SAT or ACT (Optional) ※2
※1 英語力証明として、現在はDuolingo English Test (120点以上推奨)も広く受け入れられています。
※2 入学審査(合否)には使われませんが、入学後のクラス分け(英語・数学)のためにスコアを持っている場合は入力可能です(空欄でも不利にはなりません)。
> International exams
GCSE、GCE A-levelなどのスコアを入力(該当する場合)。またIBバカロレアのプレディクトスコアもこの項目で入力できます。
> Activities and awards
クラブ活動や生徒会、ボランティアなど課外活動、アワード受賞歴などの情報を入力します。
> Scholarships & programs
留学生は奨学金の申請をすることはできません。
> Personal insight
ここではエッセイを入力。8つのトピックの中から4つを選び、それぞれ350文字以内でまとめます。
- Describe an example of your leadership experience in which you have positively influenced others, helped resolve disputes or contributed to group efforts over time.
- Every person has a creative side, and it can be expressed in many ways : problem solving, original and innovative thinking, and artistically, to name a few. Describe how you express your creative side.
- What would you say is your greatest talent or skill? How have you developed and demonstrated that talent over time?
- Describe how you have taken advantage of a significant educational opportunity or worked to overcome an educational barrier you have faced.
- Describe the most significant challenge you have faced and the steps you have taken to overcome this challenge. How was this challenge affected your academic achievement?
- Think about an academic subject that inspires you. Describe how you have furthered this interest inside and/or outside of the classroom.
- What have you done to make your school or your community a better place?
- Beyond what has already been shared in your application, what do you believe makes you stand out as a strong candidate for admissions to the University of California?
UCLAのアドミッションポリシーには、学業の優秀な高校生というのが前提条件として表示されていますが、同時に大学が求めている学生像として「知的的好奇心が強い」「コミュニティへ貢献ができる」「将来性がある」ことも明示されています。
このような学生を入学させることにより、UCLAは「力強いコミュニティ」を創造できるという考え方が根底にあるからです。
成績やテストスコアは選考プロセスにおいて不可欠な要素。それら学業成績の測定だけでは測ることのできない、出願者の人間性をエッセイから探り出そうとします。
そのため、どのトピックを選ぶか慎重に選ぶことが大切。
エッセイを通じて、リーダーシップ能力、創造性、責任感、洞察力、コミュニティへの関心など、自分という人間を最大限に表現できるエッセイのトピックを選択することをおすすめします。
アプリケーションの提出
アプリケーション最後のページは「Review & Submit」。
ここまで記入してきた内容の確認をします。記入漏れがある項目には「To Do 」というメッセージが表示。全ての項目を回答入力するまで申請書を送信することができません。
次に、先に入力した成績に間違いがないか再度チェック。問題がなければサインをし、申請料金※をクレジットカードで支払い出願は無事終了です。
※ 州外または留学生が支払う申請料金は1つのキャンパスにつき$95となっています。
アプリケーション申請後は「Application status」で再度内容を確認。その後、 1月までに申請をした各キャンパスからE-メールが届きます。
これにはそれぞれのキャンパス専用の「Campus Application Portal 」にアクセスするためのユーサー名とパスワードを作成する方法が含まれています。
申請状況や合否の結果などは「Campus Application Portal 」で確認することができるので、頻繁にチェックをしましょう。




最後に
アメリカの大学の留学プロセスでは学業と人物の両方をみることが一般的。
UCLAでも、アドミッションの担当者によって応募書類全てが熟読されます。これら書類の熟読と分析が終わると総合的なスコアがつけられ、このスコアが合否の基準となります。
UCLAは、多数の入学志願者が応募する競争率の高い州立大学の1つ。合格までのハードルは決して低くありません。が、UCLAへの留学を決めたのであれば1つ1つ確実に準備を進めたいもの。一度決めたのであれば前へ進むのみです。
今回のこちらの記事が、少しでもUCLAを目指す学生のみなさんにお役に立てればと思います。










