UC Berkeley(バークレー)を知る【留学情報まとめ+合格への道】

UCバークレー キャンパス

アメリカの西海岸にある大学は?といえば思い浮かぶ大学の1つでもあるカリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)、略称UCバークレーまたはUCB。カリフォルニア州バークレーにある州立大学です。

バークレーはAppleやGoogleなど、数多くのIT企業が本社を構えるハイテク産業集積地として知られるシリコンバレーにも近く、若い企業家や学生が集まる活気のある街となっています。

そんなバークレーの街の中心に広大なキャンパスを持つ「カリフォルニア大学バークレー校」。

 

10大学からなるカリフォルニア大学システム(University of California : UC)に属しており、アメリカの名門州立大学30大学から成る「パブリックアイビー(Public IVY)」にも名を連ねるアメリカ屈指の名門大学です。

パブリックアイビーの代表格として日本でもよく知られるUCLAと共に、UCバークレーへの入学は最難関。そんなUCバークレーについて紹介しながら、その出願対策について考えていきましょう。

 

この記事の著者:Antie やや

タイ在住。語学力を生かし現地でボランティア活動を中心に毎日を過ごす。バンコクでインターナショナルスクールを卒業し、現在イギリスの大学で心理学とマーケティングを学ぶ息子あり。

UCバークレーとは

UCバークレー ロゴ

基本情報

 

歴史


UCバークレーは、カリフォルニア州内に10つあるカリフォルニア大学(UC)の中で最も古い歴史を持つ名門大学です。

1853年にカリフォルニア州オークランドで、当時の教育者であったHenry Durant(ヘンリーデュラント)が私立の「The Contra Costa Academy」を設立し、地元の少年らにリベラルアーツ教育の場を提供。

大学予備校として1855年までに急速に成長を遂げ、College of Californiaと名称を変更しました。1866年にはカリフォルニア州が農業、工業、機械芸術大学を設立し、1867年にカリフォルニアの知事を務めていたFrederick Low(フレデリック・ロウ)が合併を提案。

 

1868年にカリフォルニア大学の本校として認可され、オークランドにあったCollege of Californiaの施設を利用し開学。1873年には現在のバークレーに大学施設を移動しキャンパスを新設しました。

その後、カリフォルニア州全土にバークレーの分校としてキャンパスを展開。

1919年にはロサンゼルス校UCLAが一大学として運営を独立させ、同時期に他の分校も独自の大学として運営されるかたちで整備が進められ、今日に至るカリフォルニア大学システム(UCシステム)が構築されました。

地球科学の教授らにより西半球発の地震観測所が設置され、これらの地震記録を公開(1887年)、解剖学教授らがビタミンEを共同で発見(1922年)、また第二次世界大戦中には原子爆弾となる多くの元素がバークレーでの研究で発見されるなど、UCバークレーでは幅広い分野において研究に取り組み成果を残しています。

 

UC(カリフォルニア大学)システムとは

University of California(カリフォルニア大学、一般名称 UC)は、カリフォルニア州の州立大学システムのこと。

カリフォルニア州全土に10つのキャンパスを持つ、世界的にも有名な研究重視の大学群です。

それぞれの大学名は「UC(カリフォルニア大学)」の称号を用いていますが、それぞれが独立に運営されている個々の大学となっています

サンフランシスコ校は医学系大学院大学ですが、その他は総合大学となっています。

またサンフランシスコ校を除く9校への出願は、カリフォルニア大学専用の共通願書を通じて行います

 

特徴


西海岸カリフォルニア州は、日本人にとってアクセスも良く人気の留学先。

そんなカリフォルニア州バークレーの中心地に位置している広大なキャンパスは、学生以外も敷地内を自由に出入りできることから、バークレーの人気観光スポットの1つとなっており多くの観光客が訪れています。

また、キャンパス内にあるバークレーのシンボルともいえる、高さ90メートル以上もあるSather Tower(セイザータワー)からは、サンフランシスコの市街地を見渡すことができます。

 

アメリカにおける研究大学といえば、Ivy League(アイビーリーグ)をはじめとする私立大学の伝統校が中心であるのに対して、カリフォルニア州は10校からなるUCという国際的にも競争力のある州立の研究大学群を確立。

その中でもUCバークレーは、研究・リサーチの分野で抜群の強さを発揮。多数のノーベル賞受賞者を輩出し、また現役受賞者の教授陣が教壇に立つなど、アメリカ西海岸を代表する名門大学の1つとなっています。

 

また、シリコンバレーに隣接していることから多くのIT系企業などから出資を受け研究・開発が行われており、最先端のテクノロジーに触れることができるなど優れた学術環境が整っています。

さらに学業だけでなく、多くのアスリートやメダリストを輩出するなどスポーツも盛ん。

UCバークレーに属するいずれのスポーツチームもCal Golden Bears と呼ばれ競技を行っています。同じカリフォルニアの名門Stanford University(スタンフォード大学)とは長年に渡りライバル関係にあります。

 

UCバークレーは、高等教育機関としての大学の使命である優れた人材育成に加え、基礎科学から特徴かつ先端的な研究まで世界の教育研究拠点として幅広い分野において研究に取り組んでいます。

そしてそれら研究成果で裏付けされた専門知識を学生に提供することにより、各分野をリードする知識と能力を身に付け、卒業後には社会に大きく貢献できる人材の育成を目指しています。

 

学部

世界中から優秀な学生が集まり、高水準の教育が受けられると評判の「UCバークレー」。学部は5つのカッレジと1つのスクールに分かれています。

それぞれの学部では 幅広い分野の学科/専攻が用意されており、自分の興味のある分野から自由に選択し学ぶことができます。

まずはBerkeley Academic Guide(バークレーアカデミックガイド)を利用し、UCバークレーではどのようなプログラムがあるのかチェックしてみましょう。

 

各カレッジとスクールは以下の通りです。

 

UCバークレーを含むアメリカの大学では、最初の約2年間は文系、理系に関係なく一般教養課程の必修単位をバランスよく履修することが求められ、3年目からは自分の専攻分野を決めることになります。

UCバークレーでは専攻の選択に関して柔軟性があり、異なる分野の専攻を同時に主専攻として修める「ダブルメジャー」や、専攻に加えてさらにもう一つ別な分野を副専攻として履修する「マイナー」と呼ばれる副専攻制度を導入

学生の関心にあわせて主専攻と副専攻を組み合わせ、科目を自由に選択することができるシステムです。

 

「ダブルメジャー」や「マイナー」をとるということは、新しい分野を学びさらなる知識を得ることができるなどメリットも。

しかし、分野の異なる専攻を2つ同時にとることは大変なことでもあります。

学業の負担をあまり大きくしないためにも、興味がある場合にはそれぞれの学部のウェブサイトで詳細を確認、慎重に計画を立てる必要があります。

 

大学ランキング

世界大学ランキング ロゴ
世界ランキング大学名
1オックスフォード大学イギリス
2カリフォルニア工科大学アメリカ
3ケンブリッジ大学イギリス
4スタンフォード大学アメリカ
5マサチューセッツ工科大学アメリカ
6プリンストン大学アメリカ
7ハーバード大学アメリカ
8イェール大学アメリカ
9シカゴ大学アメリカ
10インペリアルカレッジロンドンイギリス
11ペンシルバニア大学アメリカ
12ジョンズホプキンス大学アメリカ
13カリフォルニア大学バークレー校アメリカ
14ETHチューリッヒスイス
15UCLイギリス

※ 16位以下の詳しいランキングについてはThe Times Higher Education World University Rankingを参照

多くの日本人は受験の際に偏差値によって進学先を判断する人が大半ですが、アメリカの大学には偏差値という概念は存在しません

 

とはいえ、世界には何万という大学、そしてアメリカだけでも5,000校近い大学があります。その中から留学先を決めるのは容易なことではありません。

そんな時に活用したいのが「大学ランキング」。

世界大学ランキングから国別大学ランキング、専攻別ランキングなどその種類はさまざま。またその内容も、教育の質から研究実績など評価方法が異なります。

 

ランキング、大学名にこだわりを持ち進学先を決めるアメリカ人学生もいますが、ほとんどの学生は大学ランキングをチェックすることなく、それぞれが自ら進学したい大学の条件を決め、自分が行きたいと思う大学を選びます。

が、留学生にとってはどんな大学があるかを調べるためにも大学ランキングは役に立てたいツールの1つ。進学先を決める際の指標として利用することができます。

 

優れた10校の研究大学からなるカリフォルニア大学(UC)は、大学ランキングの順位を大学の目標として設定していないと明言しているものの、各ランキングにそれら名前はランクイン。

その中でもPublic Ivy(パブリックアイビー)の代表格であるUCバークレーは、さまざまな指標を用いて実証するまでもなく世界トップの州立大学といって差し支えないでしょう。

 

にゃんこ先生
UCバークレーのビジネススクールに関して、学費や入学条件を別途まとめたので、MBAに興味のある人は下記を確認してみてね!

» UC Berkeley (Haas) MBAを知る【日本人ブログ+留学情報まとめ】

 

学費

アメリカの州立大学は、州政府からの財政補助金(州民からの税金)で運営されています。

そのため州立大学は州民を優先し、その州の住民(納税者)か否かにより安い学費を設定。留学生を含めた州外出身の学生には、学費の面で優遇されることがありません。

そのため州外の居住者には授業料に非居住者補足料(non-resident fee)が追加されます。

 

UCバークレーが推定する平均費用(授業料、居住を含む諸経費など)は以下の通りです。(キャンパス内の寮に滞在する場合)

Budget ItemLiving in a Campus Residence Hall
Tuition and Fees$14,312
Room and Board$19,620
Student Health Insurance Plan$3,536
Housing and Utilities
Food$1,476
Books and Supplies$1,094
Personal$1,802
Transportation$620
Total California Residents$42,460
Non-Resident Fee$29,754
Total Non-Residents $72,214

※参照元:Cost of Attendance Undergraduate Students Budget 2020-2021

キャンパス内の寮以外のアパートなど滞在スタイルにより費用は異なるため、詳細はこちらを参考にしてください。

 

CSUやUCといった州立大学では、アメリカ市民または永住者ではない学生は奨学金制度を利用することができません。

日本人を含む留学生は全額自己負担となり、授業料や生活費を支払うための十分な資金があることを証明する必要があります。

ただし、アメリカ市民以外でも資格のある非市民は、連邦政府(FAFSA)その他の学生援助を申請することが可能です。日本人向けの留学奨学金制度も確認しておきましょう。

 

この学生が欲しい!と思わせる出願者の1人になるためには

前述の通り、州立大学であるUCバークレーはアメリカ国内でも最難関といわれています。毎年多くの学生が合格を目指して出願。

2019ー2020年度の入学希望者が87,389人だったのに対して合格したのは14,661人とその合格率はわずか16.8%、倍率で約6倍となっています。

 

そんなUCバークレー合格への競争を勝ち取るためには、具体的な目標を念頭に計画を立て、優れたアプリケーションを作成することが大切。

そのためにはUCバークレーが出願者に何を求めているかを理解し「重要な審査ポイント」に合わせることが合格へ近づくカギとなります。

ではUCバークレーは出願者の何をどのように評価するのでしょうか。

 

まずはUCバークレーの最低入学要件を満たしているかを確認し、

  1. 成績(GPA
  2. テストスコア(SATTOEFL/IELTS
  3. 課外活動やエッセイ/質問への回答など

を考慮に入れたホリスティックアプローチ(多面的、総合的入学審査)により選抜を行います。

 

履修しないといけない科目は最低入学要件で定められていますが、留学生は教育システムの違いからその内容が異なります。詳しくはFreshman : Additional information by countryにて確認することができます。

では、UCバークレーに合格する可能性を高めるために必要なアプリケーションを作成する方法を詳しくみていきましょう。

 

ポイント1:優秀な高校成績

UCバークレー を含むカリフォルニア大学(UCシステム)では、他の大学と比べても、高い学業成績を示すということを前提に、GPA、その他のテストスコア、課外活動の経験や実績などの面から総合的に入学審査が行われる傾向にあります。

成績は審査の材料の1つに過ぎないとはいえ、多くの出願者の中で卓越した学業成績を示すことは、その先に続く合格選考の土俵に立つ大きな一歩ともいえます。

 

複数の科目で高いレベルのクラスを目指す

アメリカのほとんどの高校ではレベル別にクラスが分けられています(科目による)。一般的にアメリカの高校ではAP(Advanced Placement)が最もレベルの高いクラス。

成績によってクラスが選別され、APクラスに属した生徒のみが毎年5月に行われるAPテストを受験することができます。

 

APは科目別となっており、クラスで学ぶそれぞれの科目の内容は大学1年生レベル。通常コースは1年間で、シラバス(授業計画)に従い授業が行われます。

そして高校卒業までにAPテストを受験して晴れて履修となり、3以上のスコア(5段階評価)で大学の教養課程の単位として認められます。

 

UCバークレーのアドミッションでは、出願者が難易度の高い科目を受講したかどうかを考慮するため、高いレベルの科目を履修し、さらにはよい成績を修めているということを高く評価します。

日本の高校にAPクラスはありませんが、高校で選択できる高いレベルの科目を複数履修することは、成績を考慮する上で他の出願者との差別化のためにも必要なこと。

その点を理解し、高校1年生では大学入試に備えた基礎力を養い、2年生から3年生からは進路に応じたレベルのクラスへ進めるよう、UCバークレー受験に焦点を合わせた実践的な学習計画を立てることが大切となります。

 

競争のスタートラインに立つためには成績を維持

UCバークレーのアドミッションは高校全学年の成績の提出を求めています。2019年度に入学した学生の平均GPAは3.89~4.00となっており、これは全教科でほぼオールAということを表しています。

入学が難しいといわれるUCバークレーへ出願する学生の成績優秀は当たり前のことなのです。

 

アドミッションでは成績のパターンも考慮。全学年を通してよい成績を収める方が望ましいのですが、スポーツなどを含む課外活動を行いながらの成績維持は容易なことではありません。

常に成績優秀であるということに越したことはありませんが、努力の姿勢も評価の対象。

順位が上がったり下がったりしながらを繰り返しながら最終的には学年順位を上げる、しばらく順位が低迷しながら3年生で大きく順位を上げるなど、全学年を通して成績が向上していれば評価されます。

 

成績を向上させる際には、壁に当たりながらその壁を乗り越えていくスタイルが理想的。逆に3年生に向けて成績が下る、ということだけは避けるようにしましょう。

成績維持のためにも勉強時間の確保を心がけ、学習習慣を確立する努力を続けることが大切です。

 

ポイント2:どのくらいのテストスコアを持つべき?

UCバークレーに合格するために必要なSATまたはACTの最低スコアはありませんが、受け入れられる最大のチャンスを得るためには、高い目標を設定することが必要。2019年度に合格した学生の中間50%は以下の通りです。

Middle of 50% of students
SAT (1600点満点)1350~1540
ACT (36点満点)30~35

※中間50%とは、SATスコアなどの大学入学試験のスコアを報告するために使用され統計の1つ。UCバークレーの場合、学生の25%が1350未満、25%が1540を超えていることを意味し、学生の50%が1350~1540のスコアを持っているということを示しています。

 

UC バークレーではSAT Subject testsの提出を求めていませんが、College of Engineering (Berkely Engineering)またはCollege of Chemistryへの出願の際にはMath Level 2に加え、Science Test (Biology E/M, Chemistry, Physics) の中から、希望する専攻に関連した科目のスコアの提出を推奨しています。

※なお、UCLAを含むUC(カリフォルニア大学)では、新型コロナウィルスの感染拡大の影響によるテストの中止や延期を受けて、入学審査プロセスの要件の1つであるテストスコアの提出)を「test-optional(テストオプション)」としています。そのため出願者はテストスコアの提出をするかどうかを選択することができ、また提出をしないことを選択した場合でも入学審査のプロセスにおいて不利になることはありません。

 

なお、これら情報は今後変更する可能性があるため、University of Californiaウェブサイト内のExam Requirement、またはUC Berkeley Contact Usにて最新の情報を入手するようにしてください。

その他、英語が母国語ではない、または英語での教育を3年以上受けていない場合には、英語を母国語としない学生の英語力を測るテストスコアの提出が義務付けられています。

UCバークレーでは、TOEFLは100以上、IELTSでは7以上のテストスコアを求めています。

 

学業以外の活動にもフォーカスする

UCバークレーでは、「Holistic Review(ホリスティックレビュー)」により出願者を総合的に評価。

成績やテストスコアなどの学問的要素だけではなく、ボランティアやスポーツなどの課外活動の経験、実績からあなたという人物像を探ろうとします。

 

主なホリスティックレビューの基準は以下の通りです。

  • APなどの高いレベルを受講した科目数、およびそれらの成績。
  • さまざまな課外活動により実証されたリーダーシップ能力、人格、洞察力、粘り強さ、創造性、責任感など、学業成績の測定だけでは測ることのできない出願者の人物像。
  • 大学というコミュニティや学生、教授群との交流などにいかに適応できるか、また出願者のバックグラウンドと多様な経験によるコミュニティへの貢献。
  • カリフォルニア大学がスポンサーとなるEarly Academic Outreach Program (eAoP) (主にアメリカ在住の学生のためのプログラム)に参加後の学業の進歩、またはその成果。
  • 芸術やスポーツなどの分野における持続的な活動とその業績。仕事、アルバイト経験。生徒会活動など学校やコミュニティでのリーダーシップ。ボランティア活動。

 

アドミッションは、UCバークレーの優れた教育環境で能力を発揮し、さらには大学へ貢献できる学生を探すためにこれら項目を総合的に評価します。

成績または課外活動での成果は、学生生活、そして将来社会的な成功を収められる学生であるかをアピールする唯一の方法。

大学進学の準備を進めながら、人間としてどう成長したかを示すためにも、早い段階で何をするべきかを選択し努力を続けることが大切です。

 

伝えられる全てをエッセイにまとめる

バークレーを含むUC(カリフォルニア大学)に属する大学では、Personal insight questionsと呼ばれるエッセイを、カリフォルニア大学共通願書でもあるUC (University of California) Applicationを通じて提出。

8つのトピックから4つを選び、それぞれ350文字以内でまとめます。

 

エッセイは、UCバークレーの入学選考プロセスにおいて考慮されるべき重要な位置を占めています。

そのためPersonal insight questionsでは、自分の背景や今までやり遂げてきた事象や挑戦、そして経験などを350文字以内でコンパクトにまとめ上げるだけではなく、エッセイを通じて知性、個性、さらには将来性までを、読み手であるアドミッション担当に伝わるように書かねばなりません。

そのため多くの学生はこのエッセイ作成に過大な時間を費やします。

 

どの質問を選ぶかは自由。あなたが経験してきたことに最も関連があり、自分が置かれている状況に最も反映しているトピックを選択し、あなたの全てを伝えられるよう完璧なエッセイを提出してください。

UCバークレーがどのような学生を求めているのか、それらをエッセイからどのように探り評価するのかなどPersonal insight questionsについての詳細はこちらを、また8つのトピックのガイダンスやコツについては、カリフォルニア大学ウェブサイト内のPersonal insight questions、またはPersonal insight questions : Guide for freshman applicantを参考にしてください。

 

UCバークレー申請の流れ

UCバークレーはUCシステムの1校であるため、入学希望者は一般的な申請ではなく、UC入学ポータルから出願をします。アプリケーションのステップを確認してきましょう。

ステップ 1 アカウントを作成

まずはUniversity of Californiaウェブサイトでアカウントを作成します。基本的な情報を入力するだけなので、このステップは数分で手続きが終了。

毎年8月1日には出願する年のアカウントを作成することができます。

 

ステップ 2 UCアプリケーションを完了する

アカウントを作成しログインをするとアプリケーションのための入力ページが表示されます。アプリーケーションのための主な項目内容は次の通りです。

  • 名前、国籍、住所、保護者の連絡先などの基本情報
  • どのキャンパスに出願するか(UCバークレーを選択。他のキャンパスにも同時に出願する場合にはここで出願することができます)、および学部/専攻する予定の情報を入力
  • 高校での成績
  • テストスコア
  • 課外活動に関する情報
  • 奨学金の受給資格の有無
  • エッセイ

 

ステップ 3  申請料金を支払いアプリケーションを提出

全ての入力が済んだらアプリケーションを提出。11月1日から30日の間であればいつでも提出をすることができます。

申請するキャンパスごとに70ドルの申請料を費払う必要があります(州外または留学生の場合はそれぞれ80ドル)。

カリフォルニア大学への出願についての詳しい申請の流れや記入方法などはUniversity of California How to applyを参考に、また過去の記事UCLAを知る【留学情報まとめ+合格への道】でも確認することができます。

 

ステップ 4  アプリケーションの進行状況を確認

アプリケーション提出後、申請が受理されると12月上旬に学生ポータルにログインするための情報が記載されたEメールが届きます。

アプリケーションの進行状況やアドミッションからの連絡はMAP@Berkeleyにて行います。

 

UCバークレーに入学する方法は他にもある?

ここまで高校を卒業後にUCバークレーへ学部入学する方法を解説してきましたが、「英語のレベルに自信がない」や「学費が高すぎる」など悩んでいる学生の方もいるかもしれません。

ここで検討したいもう1つの方法で、コミュニティカレッジから「Transfer(編入)」というものがあります。

 

「編入」とは、2年制のコミュニティカレッジを卒業後に4年制大学の3年生として転入するという仕組み。

4年生大学の1,2年生で学ぶ教養科目と専攻基礎科目などを履修し、その単位を4年制大学へ移行し編入することができます。

 

コミュニティカレッジは、アメリカ州政府の支援を受けており、私立、州立大学に比べ比較的安い学費で基礎から一般教養、専門知識などさまざまなプログラムの受講が可能。

そのためアメリカでは多くの学生が、4年制大学でも学ぶ一般教養は学費を抑えられるコミュニティカレッジで、そして編入先の大学で専門分野を学び学位を取得、という選択をしています。

 

コミュニティカレッジからUCバークレーへ編入する条件は?

コミュニティカレッジ(コミュカレとも言う)と地元の大学が編入の協定を結んでいるのが一般的で、ほとんどのアメリカの州立大学はその地域内のコミュニティカレッジからの編入生の入学を優先的に許可しています。

が、優先だからといって誰もが編入できるわけではありません。

 

4年制大学での希望する学部/専攻に編入するためには、コミュニティカレッジでの2年間でどのクラスを受講し単位を取得するか、そして最低GPAはいくつ必要かなど細かく定められています。

コミュニティカレッジからUCバークレーへ編入の際に必要な最低GPAは3.0とありますが、カリフォルニア大学群の中でも入学が難関といわれるUC バークレーやUCLAへの編入を成功させるためにもGPAは最低ラインではなく満点(4.0)を目指すべき

 

コミュニティカレッジから4年制大学への編入出願は、コミュニティカレッジ2年目の秋のため提出するのは1年目の成績。気を抜かずしっかり好成績をキープしておきましょう。

UCバークレーへの編入についての詳細はTransfer Requirementsで確認することができます。

 

にゃんこ先生
いきなりGPA4.0と聞いてびっくりするかも。実は、アメリカでは日本と違うGPAの計算方法がある。詳しくはこちらの記事を参考してね!

» あなたのGPA正しい? 留学のためのGPA計算方法

 

UCバークレー卒業の著名人

UCバークレーからは化学賞、物理学賞、経済学賞を含む多くのノーベル受賞者や政治家、実業家、さらにはアスリート、メダリストなどさまざまな分野で活躍をしている卒業生を輩出しています。

 

Jaosn Kidd(ジェイソン・キッド)

カリフォルニア州サンフランシスコ出身。元バスケットボール選手。

その才能はキッドが小学生の頃から周囲の関心を惹いていました。高校はカリフォルニア州アラメダにある聖ジョセフノートルダム高校に進学。すぐにチームのエースとして活躍。優秀な成績を残し数々の賞を受賞しました。

高校時代にはカレッジバスケットボール界からの注目の的となり、キッドは多くの名門大学からの勧誘を受けましたがUCバークレーへ進学。

その後はNBAでのプロプレイヤーとして活躍し2013年に引退。プロチームでのヘッドコーチを努め、2019年からはロサンゼルス・レイカーズのアシスタントコーチに就任し現在に至ります。

 

David Wineland(デービッド・ワイランド)

アメリカの物理学者。アメリカ国立標準技術研究所(NIST)の物理計測研究所に所属しています。カリフォルニア州サクラメントにあるEncina High Schoolを卒業を1961年に卒業し、その後はUCバークレーへ進学。

1965年に学士号を取得し、卒業後は ハーバード大学にて研究を続け1970年に博士号を取得。そしてワシントン大学のハンス・デーメルトのグループに所属し、電子トラップとイオントラップの研究をしました。

その後2007年には「アメリカ国家科学賞」、2010年には「ベンジャミン・フランクリンメダル」を受賞。2012年には物理学の分野において重要な発見を行った人物に授与されるノーベル物理学賞を受賞しました。

 

孫正義(そんまさよし)

日本人の実業家、投資家。佐賀県鳥栖市出身。

現在はソフトバンクグループジャパン株式会社代表取締役、ソフトバンク株式会社取締役会長、福岡ソフトバンクホークス株式会社取締役オーナー、アームリミテッド取締役会長、公益財団法人自然エネルギー財団会長を務めています。

 

福岡市の中学校を卒業後、1973年に久留米大学附属高等学校へ入学。高校入学後は夏休みを利用してアメリカ、カリフォルニア州へ4週間の短期留学。

翌年の1974年に日本の高校を中退し、2月再び渡米。Holy Names University(ホーリーネームズ大学)の英語学校(ESL)に入学し、サンフランシスコのセラモンテ高校2学年に編入学。

3,4年生を飛び級し(アメリカの高校は4年制)高校卒業検定試験に合格したため、翌年1975年にホーリーネーム大学へ入学。2年後の1977年にUCバークレー経済学部へ編入。1980年に学位を取得し卒業しました。

 

最後に

今回は、UCバークレーについての基本情報やアドミッションのプロセスなどを解説してきました。

一般や推薦入試、AO入試など主に数字での結果が比較的短期間で発表される日本の入試とは異なり、多くの書類に基づき数ヶ月をかけて入学審査をするのがアメリカの選考プロセス。

 

それら書類は成績やテストの結果だけに限らず、高校時代に履修した科目や到達度にも深く関連し、さらには課外活動での経験も出願者を人物像を総合的に判断するための要素として重要視されます。

UCバークレーは、毎年多数の入学志望者が応募する非常に競争率の高い大学の1つ。目標をしっかりと持ち、自分が何をするべきかを理解しながら戦略的な受験計画を立てましょう。

 

ねこ君
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