ごく普通の高校生がアメリカの大学に現役合格する方法【留学体験談】

学校でしか英語を習ってこなかったような一高校生が、アメリカの大学を受験し合格することは、確かに難しい。しかし、できないことはない。

実際、筆者は英語の塾等に通った経験はないが、高校から英語を猛勉強して、アメリカ・カリフォルニア州にあるリベラルアーツの大学に現役合格することができた。

問題は、大学を受験するために必要なこと・もの(テストや必要書類など)をあらかじめ理解し、それらを達成する手段を知っておくこと。

今回は、受験の経験を通して、ただの高校生がアメリカの大学に合格するまでの道のりを解説していく。

 

著者について

こんにちは。現役大学生のHidekiです。高校生の時に英語を本格的に勉強し始めて、卒業前にアメリカの大学を受験し、合格しました。やはり、幼い頃に特別な英語教育を受けていたわけでもないので、受験は結構大変でした。しかし、同時に挑戦したからこそ経験できたことも多々あります。私はそのような経験を通して、みなさんの英語学習や大学受験に少しでも役立つような情報を発信していきたい思っています。

大学選び

College in Cambridge

アメリカに留学すると言っても、大学は無数にあるため、まずはどの大学に入るかを選択する必要がある。

元から行きたい大学がない限り、大学選びは大変だ。

しかし、焦ることはない。大学受験に必要なものは大体決まっているので、受験勉強をしながら高校の最初の1、2年間を使って考えていこう。

 

全く何から手をつけていいかわからないとき!

筆者も最初、何から手をつけていいかわからず、困惑していた。

この段階で必要なのは、他の留学経験者の体験を知ること。留学体験のブログを参考にしたり、身近に留学したことがある人を紹介してもらったりして、留学がどんなものなのかを理解すると共に、日本人が実際にどの大学に行っているのかなどを知っていこう。

学校に英語の先生やネイティブの先生がいる場合は、そちらに相談するのも一つの手だ。もし留学経験のある人が身近にいるなら、積極的に聞いてみよう。

 

学びたい分野を絞る

Books

大学を選ぶ上で、まずは自分が何を学びたいのかを知る必要がある。理系か文系か、はたまた映画などの専門分野なのか。理系なら特にどの分野なのか。

このようにして、徐々に自分の学びたい分野を絞っていき、それを学ぶことができる大学を探していこう。

 

大学を比較

大学の候補が上がってきたら、それらを比較してみよう。

主な比較の基準は、大学のレベル、留学生の割合、立地条件、そして授業料と奨学金制度だ。

 

大学のレベル

今まで英語を勉強したことない人がハーバードを受けるのはかなり無謀だ。SATなどのテストの目安を知り、受験がある程度現実的かどうかを見極めよう。Nicheというウェブサイトは、大学のランキングや必要なスコアの目安などを公開してくれるので、大学のレベルを知る上で便利だ。

 

留学生の割合

日本人のアメリカ留学において、留学生の割合も大事な要素だ。大学によっては留学生への理解や配慮が欠如しているところもある。特に、留学生の受け入れが少ない場合、同じ立場として頼れる人がいなかったり、友達が作りにくかったり、ひどい場合には人種差別されることもあるだろう。

そのため、海外に出た経験のない人は、留学生が多い大学を受験することをオススメする。

 

立地条件

立地条件も大切だ。治安の悪いところに行って、万が一事件に巻き込まれたり、殺されてしまったりすれば、元も子もない。可能な限り、安全な地域に位置する大学を受験しよう。

 

授業料と奨学金制度

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お金の問題も考えておく必要がある。実際に合格した場合金銭面で大丈夫なのか、現実的に分析しておこう。

私立大学は、四年制なら授業料だけで一年400万円以上かかるところも結構ある。加えて、生活費や交通費、飛行機代も加算されるので、それ以上にお金が必要と考えなければならない。

 

授業料が払えなくても、奨学金で費用をカバーできる場合もある。しかし、大学によっては留学生に対して奨学金を出さないところもあるため、どのような奨学金制度があるのかあらかじめ調べておこう。

また、日本にも留学生が対象の奨学金が存在する。そちらも要チェックだ。

 

受験への道のり

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次は、実際に受験するために必要なステップを紹介する。基本的にどの大学でも以下のような方法で受験することとなる。

 

その1:必要な提出物を知る

行きたい大学を決めたら、まずその大学のホームページから、「Admission」という項目を探そう。「Undergraduate Admission」と「Graduate Admission」で分かれている場合は、大学なら前者を、大学院なら後者を選ぶ。おそらくそのリンクの先で必要な情報が得られるはずだ。

基本的には願書(application)、出願用エッセイ(admission essay)、SATやTOEFLのスコア、成績(GPA)、推薦書(recommendation letter)などが必要となる。

必要書類を把握したら、次のステップへ移行だ。

 

その2:試験に向けて勉強開始!

多くの場合、アメリカの大学受験においてはSATやTOEFLのスコアが一つの判断基準となる。指定された試験に合った対策をし、試験に望もう。

大きな本屋や通販などで、教材は手に入る。SATの場合、日本人向けの教材は少ないため、アメリカで使われている予想問題集や過去問題集を使って対策していこう。

 

その3:願書(Application)を提出する

願書はほとんどの場合大学のホームページからダウンロードすることができる。願書には、名前、年齢、住所などの個人情報や、学歴や高校内外での諸活動(extracurricular activities)などを明記する項目があり、それらを全て埋めて提出する。もちろん全て英語である。

諸活動はその人物がどれだけ大学に貢献できるかを判断する一つの目安となるため、積極的に高校の部活動や地域のボランティア活動に参加することが推奨される。

 

その4:出願用エッセイ(Admission Essay)を書く

Notes

出願用エッセイとは、志望動機などを書いた小論文。ホームページまたは願書にエッセイの題と詳細な説明があるはずだ。

アメリカでは小論文を書くことが日常茶飯事だが、日本では文章を書く機会が少ない。まずはエッセイの構成や書き方を学び、他人が書いたエッセイを読んでエッセイというものに慣れていこう。

 

その5:推薦書(Recommendation Letter)を誰かに頼む(必要であれば)

大学によっては高校の教員からの推薦書の提出が義務付けられている場合がある。早い段階で推薦書の有無を確認しておき、もし必要であれば、推薦書を書いてくれそうな先生を探し、書いてもらえるかどうか聞いておこう。

そのとき、その人物が英語で推薦書を書けるかどうかも確認する必要がある。もし無理なのであれば、自分で翻訳するか、他の人に翻訳してもらう必要がある。

推薦書を頼む先生としては、自分のことを良く知ってくれている人物が適している。特に、自分の活躍を知ってくれている人が良い。推薦書を頼む際は、できれば自分でまず過去の活躍等をまとめ、参考資料として渡しておこう。そうすれば、その人物が何かを書き漏らすということを防げる。

 

その6:米フォーマットの成績表(GPA)を手に入れる

学校の成績を提出することも義務付けられているが、日本での成績の付け方はアメリカでのそれと異なる。アメリカでは成績はGPAと呼ばれ、四段階評価である。

筆者は自分の成績を提出する際、International Education Research Foundation (IERF)という機関を通じてアメリカの形式に変換してもらったが、大学によってはそのような措置をとる必要があるかもしれない。手順がわからなければ、実際に担当のオフィスにEメールで連絡することをおすすめする。

 

その7:必要な書類を揃えて提出

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全て揃ったら、必要な書類を全てまとめて提出する。エアーメールで送るのが一般的だ。郵便局でアメリカの大学に送りたいと言えば対応してくれるはず。

送り先の住所は念入りにチェックしておこう。大学の住所と願書を受け付けるオフィスの住所が異なる場合があるので要注意だ。おそらく願書に明記されているはずなので、しっかり確認しておこう。

 

その8:面接(必要であれば)

面接が必要な場合もあるが、ほとんどの場合、大学受験では必要とされない。しかし、仮にもし必要な場合は、急に渡米するのも難しいので、会場や面接手段を早めに知っておこう。

 

まとめ

簡単ではあるが、以上が普通の高校生がアメリカの大学を受験するために通るべき道のりだ。

もちろん大学によって内容は変わるため、しっかりと各ホームページを確認してほしいが、受験準備前の段階ではこの記事が予備知識として参考になるだろう。

 

にゃんこ先生
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2 件のコメント

  • 来年高校生になるものです。アメリカの大学に進学することを決めています。高校は日本の学校を出るのですが、いい成績を取ることやボランティア活動をするなどはわかっているのですが英語の勉強の計画の立て方がわかりません。3年という時間があるので今から準備しておきたいのですが何かできることはあるのでしょうか?

    • 匿名希望さん、質問ありがとう!目標を決めて、今から計画を立てて進めていくことは、とても素晴らしい!英語の勉強について、これから3年間、TOEFLとSATと戦うことになる。

      サイトでは、同じく、日本の高校からアメリカの大学に進学した人々の寄稿がいくつかある。この体験談も、SATの勉強の記事もぜひ参考にしてね!

      まず、自分の行きたい大学・専攻(複数あっても良い)の応募要件を確認しよう。例えば、TOEFLは最低何点必要、学部入学者のSAT平均点はどれぐらい、それより少し高めのスコアを目標として設定しておこう。この記事では一部のデータをまとめているけど、志望校が決まったら、ぜひそれぞれの学校のホームページで確認してね。
      https://www.path-to-success.net/toefl-score-requirement

      そして、目標スコアに合わせて、勉強計画を立てよう。

      TOEFL勉強の関連記事はここでまとめてある。活用してね!
      https://www.path-to-success.net/toefl-map

      TOEFLの点数をクリアしてから、SATに着手しよう。SATの勉強法の記事はまだ少ないけど、今後少しずつ増やしていく予定。
      https://www.path-to-success.net/?s=SAT

      また何か質問や悩みがあったら、いつでもサイトに遊びに来てね!

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