アメリカの大学に進学するには?費用・特徴・出願方法・奨学金のすべて

アメリカ大学留学ガイド
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ねこ君
おれ、海外経験なしの日本の高校1年生。大学はアメリカの大学に留学することが目標!!
ねこ君
アメリカの大学に進学するためには。。えーと、、SAT?TOEFL?エッセイ・・?推薦状??そもそも大学ってどうやって選べばよいの・・?
にゃんこ先生
まだまだ日本からアメリカ大学の正規留学は情報が限られていて、何をどう準備すべきかわかりずらいことも多いよね。
にゃんこ先生
でも大丈夫。今回はアメリカ大学進学を達成するために必要なすべての要素を紹介するよ!!

「アメリカ大学留学を目指したいけれど、何から始めればいいのか分からない」と悩んでいませんか?

高校生にとって、海外の大学に進学する準備は未知の世界。

  • 進学方法は1つだけじゃない?
  • どうやって志望校を選べばいい?
  • 学費はどのくらい?
  • SAT、TOEFL、エッセイや推薦状…何をいつ準備すればいい?

次々と疑問が湧いてきてプレッシャーを感じている方も多いはずです。

本記事では、アメリカ大学進学を目指す高校生が知っておくべき基礎知識や、大学選びから出願準備までの具体的なステップを分かりやすく解説。

情報不足による不安を解消し、留学準備をスムーズに進めるヒントを得ていただければ幸いです。

 

この記事の筆者Antieやや

タイ在住。語学力を生かし現地でボランティア活動を中心に毎日を過ごす。バンコクでインターナショナルスクールを卒業し、現在イギリスの大学で心理学とマーケティングを学ぶ息子あり。

目次

アメリカにおける大学進学の特徴は?

アメリカの大学進学には、他国とは異なる大きな魅力と特徴があります。

世界トップレベルの教育環境に加え、専攻や進路の柔軟性、膨大な大学の選択肢など、多様な学び方が可能です。

ここではその魅力を具体的に見ていきましょう。

世界トップレベルの大学が集結

アメリカには、世界大学ランキング上位の名門校が多数存在。

ハーバード大学、スタンフォード大学、MITといった世界的な名門校をはじめ、アメリカの大学は常にランキングの上位に登場しています。

以下のデータは、教育水準や研究の影響力の高さを物語っています。

ランキング名TOP30校中のアメリカ大学数TOP100校中のアメリカ大学数
TIMES World University Rankings 202517校38校
QS World University Rankings 202510校25校

これらのランキング上位校は、質の高い教育と世界的に評価される研究成果を誇ります。

アメリカの大学で学ぶことは、世界に通じるスキルやネットワークを得る大きなチャンスです。

 

リベラルアーツ教育を通じて柔軟に学びを選択できる

アメリカの大学では、入学時に専攻を決めなくてもよい場合が多く、最初の1〜2年間は「リベラルアーツ教育」を通じて、幅広い分野の知識を学びます。

このリベラルアーツ教育は、人文科学・社会科学・自然科学・数学といった多様な分野を横断的に学ぶスタイルが特徴で、「思考力」「表現力」「問題解決力」といった社会で通用する基礎力を養うことが目的とされています。

この制度により、自分が本当に興味を持てる分野や適性をじっくり見極めてから専攻を選ぶことが可能です。

 

また、途中での専攻変更も比較的柔軟に行えるため、「入学後に進路を再考したい」「興味のある分野が複数ある」という学生にも適した環境と言えます。

将来のキャリアがまだ明確でない高校生にとっても、多様な選択肢を残しながら学びを進められる自由度の高さは、アメリカ大学進学の大きな魅力の一つです。

 

4,000以上の大学から進学先を選択できる

アメリカには約4,000校もの大学があり、規模や教育スタイル、専門分野の幅が非常に広いのが特徴です。

たとえば、少人数制でじっくり学べるリベラルアーツカレッジから、研究やテクノロジーに強い大規模な総合大学、特定分野に特化した大学まで、多彩な選択肢があります。

以下は、アメリカ大学の代表的な種類です。

大学の種類主な特徴向いている人
リベラルアーツカレッジ– 小規模な私立大学でアットホームな環境
– 文理問わず幅広い教養を学べる
– 学生と教員の距離が近く、手厚いサポートが受けられる
例:アムハースト大学、ウィリアムズ大学
幅広く学びたい/大学院も視野に入れている人
州立大学– 各州が運営する公立大学で、学費が比較的安価
– 規模が大きく、多様な専攻を提供
– 地元学生や留学生に人気
例:カリフォルニア大学(UC)、ミシガン大学
コスパ重視で実践的に学びたい人
私立総合大学– 世界的に有名な大学が多く、高い教育水準と研究環境
– 学費は高額だが、奨学金制度が充実
– 多国籍の学生が集まる国際的なキャンパス
例:ハーバード大学、スタンフォード大学
世界レベルの環境で学びたい人
コミュニティカレッジ– 2年制の公立大学で、学費が非常に安価
– 4年制大学への編入を目指す学生に人気
– 専門技術を学ぶ短期プログラムも充実
例:サンタモニカカレッジ、モンローコミュニティカレッジ
費用を抑えて留学したい/まずは英語に慣れたい人
専門大学特定分野に特化(アート/工学など)
例:MIT、Caltech、CalArts
明確な分野に進みたい/専門職志望の人

 

ねこ君
アメリカの大学って言うとハーバードみたいな私立の総合大学を思い浮かべがちだけど、視野を広げると本当にたくさんの選択肢があるんだね。
にゃんこ先生
そのとおり!大学によって費用や入学のハードルもさまざま。一部の名門大学を除いては、実は門戸が広く開かれているんだよ。
にゃんこ先生
「まずは学費を抑えたい」「将来は大学院も考えている」「アートの世界で活躍したい」など、進学の目的や将来のキャリアを踏まえた大学選びが大事だよ!

 

編入制度の普及により柔軟な進路選択ができる

アメリカの大学は、転校や編入といった制度が整っており、学び直しや進路変更がしやすい環境が整っています。

特に多くの留学生に注目されているのが、コミュニティカレッジ(2年制大学)からの4年制大学への編入制度です。

学費を抑えながら基礎教育を修了し、その後は名門大学に進学するルートも十分に現実的な選択肢となっています。

また、大学在学中に他大学や他専攻に移ることも比較的自由で、「実際に学んでみたら自分に合わなかった」と感じた場合でも軌道修正が可能です。

このように、アメリカの大学は「最初の選択で全てが決まる」のではなく、「途中で進路を描き直せる」柔軟性を備えているのが特長です。

 

にゃんこ先生
コミュニティカレッジは学費も入学のハードルも低めだから、初めの2年間をここで学んで、4年制大学に編入する方法も人気なんだ。
にゃんこ先生
詳しくは「進学ルート」の章で解説するね!

 

 

「入試」「偏差値」はない?アメリカの大学の入学審査の特徴

入学試験 vs 総合評価

日本の大学受験は、多くの場合「一発勝負」。

共通テストや2次試験での点数が合否を左右し、短期間の対策で勝負が決まることも珍しくありません。

しかし、アメリカの大学入試には、日本の大学受験のような「入試制度」は存在せず、「偏差値」という概念もありません。

代わりに行われるのは、高校生活全体を通しての取り組みを多角的に評価する「ホリスティック・レビュー(Holistic Review)」という選考方法です。

具体的には、書類審査において、アメリカの大学は以下のような要素を総合的に評価して出願者を判断します。

どの要素も、直前対策ではなく「高校時代の積み重ね」が重要です。

項目内容
SAT/ACTアメリカの大学進学に必要な標準試験。数学や英語のスキルを測定。
TOEFL/IELTS留学生向けの英語能力試験。リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの総合力が問われる。
エッセイ志望理由や自己アピールを文章で表現する書類。大学ごとにテーマが異なることが多い。
推薦状教員や指導者が書く推薦文。生徒の能力や人柄を客観的に評価。
課外活動記録部活動やボランティア活動、インターンシップなどの実績。大学への貢献度や社会性を評価するための指標。
成績証明書(GPA)高校での成績を示す書類。アメリカの基準に基づくGPA(4段階評価)への変換が必要な場合もある。

 

 

 

日本の高校生がアメリカ大学に進学するには?3つのルートを解説

アメリカの大学に進学するには、主に次の3つのルートがあります。

英語力や学力が十分であれば、4年制大学に直接出願することも可能ですが、要件を満たしていない場合でも進学できる道は用意されています。

ここでは、「高校卒業後にアメリカの大学に行きたい」と考える日本の高校生に向けて、それぞれのルートの特徴をわかりやすく整理します。

 

方法1|高校卒業後にアメリカの4年制大学へ直接進学

最もストレートな進学方法で、アメリカの4年制大学にそのまま出願・入学するルートです。最初から志望大学で学べて、大学生活を4年間フルに体験できます。

前章で解説したとおり、出願書類をもとに多角的に出願者を評価するのが特徴。学力だけでなく、個性や将来性が重視されます。

出願のポイント
  • 出願には、GPA(高校の成績)・英語スコア(TOEFLまたはIELTS)・学力テスト(SATまたはACT)に加え、エッセイ・推薦状・課外活動実績などの幅広い書類が必要
  • 標準的な大学ではGPA3.0、SAT1200点程度、TOEFL90点程度が目安
  • 難関校では、GPA4.0、SAT1400点以上、TOEFL100点以上が求められることも

 

方法2|コミュニティカレッジ(2年制大学)から4年制大学に編入

まずコミュニティカレッジ(2年制大学)に入学し、その後4年制大学へ編入するルートです。

直接進学に比べて出願時に求められる書類が少なく、審査も比較的シンプル。英語力や費用面のハードルが低く、留学生にも人気です。

コミュニティカレッジ入学後の努力次第ではUCLAやUCバークレーなどの名門校に編入することも可能です。

コミカレ出願のポイント
  • 出願に必要なのは高校の成績と英語スコア、簡単な志望理由書など
  • GPAは2.5~3.0程度、TOEFL60〜80点程度が目安
  • SATが不要なケースも多く、門戸が広い
4年制大学への編入のポイント
  • 編入先の大学公式サイト「Transfer Admission」ページを必ず確認
  • コミュニティカレッジでの高い成績や充実したエッセイが重要な評価要素

 

ねこ君
2年制から編入って、ちょっと遠回りじゃない?なんか不安なんだけど…
にゃんこ先生
たしかに最初は地味に見えるけど、コスパ最強のルート。コミカレで成績をしっかり取れば、UCバークレーやUCLAも狙えるんだ。
にゃんこ先生
ただし、一部の学部には編入に制限があることも。希望の専攻があるなら、事前にその大学の編入条件をチェックしておこう。

 

方法3|条件付き入学・パスウェイプログラムを経て進学する

英語力がまだ不足している場合でも、「条件付き入学制度」や「パスウェイプログラム(準備課程)」を利用すれば、進学への道は開かれています。

語学重視型(ESL):大学付属・提携の語学学校で所定の英語課程を修了することで、本課程への正式入学が認められます。

アカデミック準備型(パスウェイ):英語+アカデミックスキル(論文、プレゼン、数学など)を体系的に学びながら、1年間で正規課程へのスムーズな移行を目指します。特定大学との提携が前提。

いずれも、TOEFLやSATが不要なケースも多く、英語力に不安のある高校生にとって現実的な選択肢です。

 

ねこ君
英語にあんまり自信ないし、いきなり大学って無理かも…パスウェイって、ちょっと気になる。
にゃんこ先生
最近は、英語+大学準備を一緒に学べるパスウェイプログラムが主流になってきてるよ。大学の単位にもつながるし、留学生向けにサポートも手厚いんだ。

 

主要3ルートの比較表(難易度・英語力・費用の目安)

各進学方法の特徴を、難易度・必要な英語力・費用などの観点から比較しました。

どの方法にもメリット・デメリットがありますが、重要なのは「自分に合った現実的なルート」を選ぶことです。

まずは自分の英語力や予算を踏まえて、最適な道を検討してみましょう。

項目4年制に直接進学2年制→4年制に編入条件付き入学・パスウェイプログラム
難易度(英語・学力)
必要な英語力(目安)TOEFL80〜100点以上TOEFL60~80点不要~一部語学要件あり
GPA(目安)3.0~3.5程度(上位校は3.8~4.0)2.5~3.0程度2.0~2.5程度
年間の学費(目安)約350〜600万円約150〜250万円(前半2年)100〜150万円+本学費
入学の柔軟性低(書類・審査が厳しい)高(書類提出のみで入学可能)中(準備コース修了が条件)
名門大への進学の可能性高(最初から出願可能)高(編入で逆転可能)
向いている人英語力・学力に自信がある人費用を抑えつつステップアップしたい人英語力に不安があるが現地で伸ばしたい人

※上記の数値や基準は、アメリカ大学進学における一般的な目安です。実際の要件は大学や専攻、年度によって異なるため、必ず志望校の公式情報をご確認ください。

 

ねこ君
結局、自分にはどのルートが合ってるのかよくわかんないな…。英語もそんなに得意じゃないし、費用も気になるし…。
にゃんこ先生
それ、みんな最初は迷うポイントだよね。英語力、専攻、予算、目指す大学によって最適ルートはほんとに人それぞれ。
にゃんこ先生
だからこそ、There is no Magic!!の並走型の出願サポートに相談して、一緒に戦略立てながら進めるのがおすすめ。気軽に無料相談しにきてね!

 

アメリカ大学留学にはいくらかかる?学費・費用と奨学金制度

アメリカ大学留学では、学費や生活費が大きなハードルになることが多いです。

しかし、奨学金制度を上手に活用すれば、経済的な負担を軽減しながら留学を実現することができます。

このセクションでは、アメリカ大学の費用の概要や奨学金の探し方、そして日本国内の奨学金制度との併用方法について詳しく解説します。

 

アメリカ大学の学費と生活費の概要

アメリカの大学にかかる費用は、日本の大学と比べて高額です。以下は、一般的な費用の目安です。

費用項目私立大学(年間)州立大学(年間)コミュニティカレッジ(年間)
授業料$35,000~$55,000$20,000~$35,000$5,000~$10,000
生活費$10,000~$15,000$10,000~$15,000$8,000~$12,000
その他(教材費、保険など)$3,000~$5,000$3,000~$5,000$2,000~$4,000
合計$48,000~$75,000$33,000~$55,000$15,000~$26,000
  • 私立大学は授業料が高額ですが、奨学金制度が充実している場合もあります。
  • 州立大学は、州外の学生には授業料が高く設定される場合があります。
  • コミュニティカレッジは学費が安いため、初めの2年間をここで学び、4年制大学に編入する方法も人気です。

 

アメリカ大学の具体的な学費例(年間)

大学名大学の種類授業料
ハーバード大学私立総合大学約 $56,000
スタンフォード大学私立総合大学約 $57,700
カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)州立大学(州外学生の場合)約 $44,000
ミシガン大学(州外学生)州立大学(州外学生の場合)約 $55,000
ミシガン大学(州内学生)州立大学(州内学生の場合)約 $17,800
サンタモニカカレッジコミュニティカレッジ約 $9,000

 

ねこ君
うわ、思ってたよりずっと高い…!これじゃ夢のまた夢じゃん…
にゃんこ先生
たしかに額面だけ見ると不安になるけど、「私立=高い」とは限らないよ。奨学金が充実してる大学も多い。
にゃんこ先生
都市部と地方では生活費が大きく変わるから、志望校がどのエリアにあるかも確認してみてね。

 

留学生向け奨学金の探し方と申請のポイント

アメリカには、留学生を対象としたさまざまな奨学金制度があります。以下の方法で奨学金を探してみましょう。

 

大学が提供する奨学金

アメリカの多くの大学は、留学生向けの奨学金を提供しています。大学の公式サイトの「Financial Aid(奨学金)」ページを確認しましょう。

例:Need-based Aid(経済状況に基づく奨学金)など。

 

外部機関の奨学金

外部財団や非営利団体が提供する奨学金も活用できます。

例:ISEF(International Student Exchange Foundation)、DAAD(ドイツ学術交流会)など。

 

ねこ君
奨学金って競争激しそうだし、自分みたいなのがもらえるのかな…?
にゃんこ先生
たしかに成績や書類審査はあるけど、経済状況に応じたNeed-based Aidは留学生にも開かれてるよ。大学選びの段階で「どんな奨学金があるか」をセットで調べると、進学の可能性がグッと広がるんだ。

 

日本国内の奨学金制度との併用方法

アメリカ大学の費用を賄うためには、日本国内の奨学金制度も活用できます。

返済不要の給付型奨学金が多く、渡航費や初期費用をカバーする目的で利用するのにも適しています。

日本国内の奨学金制度の例

奨学金名種類対象・条件
エン人材教育財団 海外進学奨学金給付型20歳以下で、指定する米国50大学の学部1年次に進学予定または希望する日本国籍保持者。
柳井正財団 海外奨学金プログラム給付型日本国籍を有し、米国または英国の大学に進学予定の高校生。
日本学生支援機構(JASSO) 海外留学支援制度 学部学位取得型給付型日本在住で、高校卒業後、海外の大学で学士号を取得する課程に直接進学する者。
グルー・バンクロフト基金 奨学金給付型指定のリベラルアーツ・カレッジや4年制大学に進学する日本人学生。
笹川平和財団スカラシップ給付型アメリカ・イギリスの大学に留学する日本人学生。
孫正義育英財団奨学金給付型25歳以下で、財団の定める基準を満たす者。

 

にゃんこ先生
There is no Magic!!の並走型の出願サポートでは、実際に奨学金を獲得した先輩が、出願からエッセイ、申請書まで徹底サポートしてるんだ。
にゃんこ先生
制度を知ってるだけじゃなくて、“勝ち方”までわかってるのが心強いよ。ぜひ一度無料相談しにきてね!

 

志望校はどう選ぶ?アメリカの大学選びのポイント

出願する大学の選び方

ここまで、アメリカの大学の種類、進学ルート、学費などについて解説してきました。

アメリカの大学は選択肢が多い分、「どの大学を志望すべきか」で迷う方も少なくありません。ここからは、志望校を選ぶ際のポイントについて見ていきましょう。

専攻について考えよう

大学を選ぶ上で、まずは自分が何を学びたいのかを知ることが大切です。

理系か文系か、あるいは映画などの専門分野か。理系なら特にどの分野に関心があるのか。徐々に自分の興味や目標を絞り込み、それを深く学べる大学を探していきましょう。

①興味のある分野をリストアップする

高校での得意科目や趣味、将来挑戦してみたい職業をもとに、関心のある分野をいくつか挙げてみます。

例:理系なら「生物学」「コンピュータサイエンス」、文系なら「国際関係学」「心理学」など。

②分野ごとの将来性を調べる

興味のある分野が、将来のキャリアにどのような可能性をもたらすかを調べておくと安心です。

例えば、STEM分野(科学・技術・工学・数学)はアメリカで特に需要が高く、高収入が期待されます。

③学びの幅や柔軟性を考慮する

アメリカの大学では、多くの学生が1年次にリベラルアーツ教育を受けながら専攻を検討する仕組みがあります。

複数の分野を学べる環境を選んでおくと、途中で専攻を変更する柔軟性を保ちやすいのも特徴です。

 

にゃんこ先生
専攻選びに迷ったら、興味のある分野を「得意」「挑戦してみたい」で分けて考えてみるとよい。
にゃんこ先生
最初から完璧な選択をする必要はなく、リベラルアーツ大学のように途中で変更できる柔軟性を持つ大学も視野に入れてみよう!

 

学費・ランキング・立地など多角的に検討しよう

専攻以外にも、大学を選ぶ際に知っておきたい比較の視点があります。それぞれの特徴を踏まえて、候補を整理してみてください。

比較基準ポイント
学費や奨学金の充実度学費の負担や奨学金制度の内容を比較する
ランキングや評判国内外での評価やランキングを参考にする
キャンパスの雰囲気学生の多様性、校風、コミュニティの雰囲気を知る
卒業後の進路・キャリアサポートインターンや就職支援がどの程度整っているか
立地(都市部 or 郊外)生活環境、交通、治安など暮らしやすさの視点

「ここなら自分らしく学べそう」と思えるかどうかを基準にすることが大切です。詳しい比較のポイントは以下も参考にしてみてください。

 

志望校を3つのカテゴリーに分けて整理してみよう

志望校選びを具体化するために、「チャレンジ校」「実力相応校」「滑り止め校」の3つのカテゴリーに分けてリストを作成すると効果的です。

カテゴリー特徴
チャレンジ校合格が難しいが、夢や目標に最も近い大学。合格率が低い大学が多い。ハーバード大学、スタンフォード大学
実力相応校自分の学力やスコアで現実的に合格可能な大学。専攻やキャンパスの環境が希望と一致している。カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)、ミシガン大学
滑り止め校確実に合格できる大学。費用や専攻が希望に合致しない場合もあるが、最終的な保険となる。サンフランシスコ州立大学、コミュニティカレッジ
にゃんこ先生
「チャレンジ校」「実力相応校」「滑り止め校」をバランスよくリストアップすることで、選択肢に幅ができる。これは日本の私立大学受験の考え方とも共通するね!

 

アメリカ大学出願に向けての準備は?時期ごとの準備ステップを解説

前述のとおり、アメリカの大学進学は、日本のように一度の試験で決まるわけではありません。書類審査が中心で、高校生活の積み重ねや自己表現が合否を左右します。

だからこそ、出願に必要な書類(願書やエッセイ、推薦状、試験スコアなど)を計画的に整えていくステップが、受験の準備そのものです。

ここでは、出願方法や準備の流れを詳しく解説していきます。

出願方式と締切を知ろう

アメリカの大学への出願方法は、大きく分けて以下の3種類があります。方式によって提出期限や合格後の対応が異なるため、事前にしっかり確認しておくことが大切です。

出願方式願書提出期限結果通知時期特徴
一般出願(Regular Decision)1月上旬まで3月~4月上旬複数の大学に出願可能。時間をかけて準備を進められるため、慎重に対応できる。
早期出願(Early Decision)11月1日~11月15日12月中旬1校のみ出願可能。合格した場合、必ずその大学に入学する義務がある。本命校がある場合におすすめ。
早期出願(Early Action)11月1日~11月15日12月中旬複数の大学に出願可能。合格しても入学の義務はなく、3月頃まで他大学と比較して決定できる柔軟な方法。
にゃんこ先生
早期出願(Early Decision)は合格後の入学義務があるから、本命校を受けるときにピッタリだよ!でもその分、準備を早く始める必要があることを忘れずにね!
にゃんこ先生
一般出願(Regular Decision)は準備に余裕を持てる方法だから、多くの留学生におすすめだよ!でも締切直前はどの大学も混雑するから早めの提出がベストだね!

 

アメリカ大学出願に向けての準備ステップを知ろう

出願方式とおおまかな締切を把握したら、いよいよ準備の具体的なステップを進めていきましょう。

ここでは、出願までの流れをいくつかのフェーズに分けて、何をいつ進めればよいかを分かりやすく紹介します。

志望校や出願時期に合わせて、スケジュールを柔軟に調整しながら進めてください。

【24〜18か月前】情報収集と計画立て・SATやTOEFLの試験対策開始

この時期にやるべきこと
  •  志望校の候補をリストアップする
    (合格難易度・学費・専攻・立地などを比較)
  •  各大学の公式サイトで、出願に必要な書類や試験(SAT・TOEFLなど)の要件を確認する
  • コモンアプリケーションのアカウントを作成し、必要書類・エッセイテーマを確認する
  •   試験対策を本格的にスタートする

アメリカ大学進学に向けた準備のスタートライン。志望校の方向性を定め、必要な試験や出願書類を確認し、全体のスケジュールを立てましょう。

出願に必要な書類は、多くの大学で共通していますが、大学や専攻によっては追加の書類が必要だったり、提出形式に違いがあることもあります。必ず公式サイトで確認するようにしてください。

また、コモンアプリケーション(多くの大学で利用される共通オンライン出願システム)に早めにアカウントを作成し、必要書類やエッセイのテーマ、推薦状の要件を確認しておくと準備がスムーズです。

SATやTOEFLなどのスコアアップには時間がかかるため、できるだけ早めに対策を始めるようにしましょう。

にゃんこ先生
TOEFLやSATなどの試験対策は1〜2年かかるつもりで計画しよう! 海外留学を志したら、今すぐ勉強スタートだよ!

 

【18〜12か月前】試験対策の強化とエッセイ・推薦状などの準備の着手

この時期にやるべきこと
  • SAT・TOEFLの模試を受けて進捗をチェック
  • 推薦状を依頼する先生を決定し、相談する
  • エッセイのテーマと構成案を考える
  • 課外活動の実績をまとめ、整理する

模試を通じて実力を確認しながら、エッセイや推薦状など、重要な書類の土台を整え始めましょう。

エッセイでは、志望理由や将来の目標、過去の経験を通じて、自分ならではのストーリーを伝えることが求められます。

また、推薦状は、先生など第三者の視点から、あなたの学びに対する姿勢や人間性、学校での貢献度を伝える役割を果たします。

これらの書類は、スコアだけでは見えない「人物像」を伝える貴重な手段であり、合否を左右することもあるため、早めの準備が欠かせません。

 

【12〜6か月前】出願書類の本格作成

この時期にやるべきこと
  • エッセイを完成させ、第三者に添削してもらう
  • 成績証明書(GPA)の英語版を準備・換算する
  • 最終的な試験スコアを取得する

いよいよ出願に向けて、書類やスコアの準備を本格化させる時期です。ここまでに集めてきた情報や下書きをもとに、一つひとつの書類を完成形へ仕上げていきましょう。

特にエッセイは、内容の質と完成度が合否に大きく影響します。十分な時間を確保し、第三者に何度も添削を依頼することがポイントです。

また、成績証明書(GPA)については、早めに学校へ英語版の発行を依頼し、必要に応じて外部機関で正式な換算を進めます。志望校によっては、IERFやWESなど特定の換算機関のレポートを求められる場合があるため、事前に確認しておくと安心です。

 

にゃんこ先生
日本のGPAはアメリカ基準とは異なる場合が多いから、変換手続きも忘れずに!

 

【6〜3か月前】出願と最終確認

この時期にやるべきこと
  • コモンアプリケーションに必要情報(願書・課外活動・エッセイ)を入力し、提出する
  • 推薦状を依頼する教員やカウンセラーを登録し、提出を依頼する
  • 提出後、受領確認メールを保管する
  • 面接がある場合は模擬面接で練習する

出願締切が近づくこの時期は、これまで準備してきた書類やデータを正確に提出する最終段階です。

多くの大学ではコモンアプリケーション(共通のオンライン出願システム)を利用します。1つのアカウントで複数校へ出願でき便利ですが、大学によっては独自のフォームや郵送を指定している場合もあります。必ず公式サイトで提出方法を確認し、締切に余裕をもって進めてください。

なお、一部の大学では面接が課されることがあります。志望理由や自己PRを自分の言葉で伝えられるよう、模擬面接で練習を重ねて備えましょう。

にゃんこ先生
面接は自信を持って自分をアピールする場!過去の経験や将来の目標を具体的に話せるように練習しておこう!

 

【出願後〜渡航直前】合格後の手続き

この時期にやるべきこと
  •  合格通知を受け取ったら、大学からI-20(ビザ申請に必要な書類)を取得する
  • 学生ビザ(F-1)の申請を行い、面接日程を予約する
  • 渡航準備(住居探し、航空券手配、健康診断や予防接種の確認)を進める

無事合格したら、いよいよ渡航に向けた準備を進める段階です。特にビザ申請は必要書類の準備や面接予約に時間がかかるため、合格後すぐに行動を始めることが大切です。

また、住居の手配や航空券の確保など、渡航準備も早めに進めておくと安心です。

 

にゃんこ先生
まずは全体的な進め方のイメージはつかめたかな?
にゃんこ先生
GPA、英語スコア、エッセイ、課外活動…いったいどう進めれば?という方は、以下の記事も読んでみてね。対策ポイントを詳しく解説しているよ!

 

アメリカ大学進学を目指すなら…There is no Magic!!が出願サポート

並走型 説明

アメリカ大学進学は、大学選び、英語試験、エッセイの準備、奨学金申請など、準備すべきことが多岐にわたります。

最初は「何から始めればいいのかわからない」と戸惑うのが当たり前です。

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といった、一人では手探りになりがちなポイントを一緒に整理し、行動へつなげることができます。

 

アメリカ大学進学は、目標に向かって着実に準備を積み重ねた人だけがつかめるチャンスです。

この先「自分に何が足りないのか」「どこから手をつければいいのか」で迷ったら、ぜひ一度相談してみてください。

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おわりに

アメリカ大学進学と聞くと、「自分には難しそう」と感じる方も多いかもしれません。

ですが、日本では味わえない学びの環境や、世界中から集まる仲間との出会いは、きっと一生の財産になります。

大切なのは、情報を集めて計画を立て、一つひとつの準備を着実に進めること。そうすれば、決して手の届かない挑戦ではありません。

この記事が、留学への最初の一歩を踏み出すきっかけになればうれしいです。

もしさらにリアルな体験談を知りたい方は、実際にアメリカ留学を経験した先輩たちのストーリーもぜひ読んでみてください。きっとヒントが見つかるはずです。

 

 

にゃんこ先生
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この記事はインターンのLunaによって編集されました。

 

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28 件のコメント

  • 来年高校生になるものです。アメリカの大学に進学することを決めています。高校は日本の学校を出るのですが、いい成績を取ることやボランティア活動をするなどはわかっているのですが英語の勉強の計画の立て方がわかりません。3年という時間があるので今から準備しておきたいのですが何かできることはあるのでしょうか?

    • 匿名希望さん、質問ありがとう!目標を決めて、今から計画を立てて進めていくことは、とても素晴らしい!英語の勉強について、これから3年間、TOEFLとSATと戦うことになる。

      サイトでは、同じく、日本の高校からアメリカの大学に進学した人々の寄稿がいくつかある。この体験談も、SATの勉強の記事もぜひ参考にしてね!

      まず、自分の行きたい大学・専攻(複数あっても良い)の応募要件を確認しよう。例えば、TOEFLは最低何点必要、学部入学者のSAT平均点はどれぐらい、それより少し高めのスコアを目標として設定しておこう。この記事では一部のデータをまとめているけど、志望校が決まったら、ぜひそれぞれの学校のホームページで確認してね。
      https://www.path-to-success.net/toefl-score-requirement

      そして、目標スコアに合わせて、勉強計画を立てよう。

      TOEFL勉強の関連記事はここでまとめてある。活用してね!
      https://www.path-to-success.net/toefl-map

      TOEFLの点数をクリアしてから、SATに着手しよう。SATの勉強法の記事はまだ少ないけど、今後少しずつ増やしていく予定。
      https://www.path-to-success.net/?s=SAT

      また何か質問や悩みがあったら、いつでもサイトに遊びに来てね!

  • 現在中3で、高校卒業後はアメリカヘ留学したいと思っている者です。
    色々私なりに調べたのですが、アメリカの大学は生徒会や部活動の成績が重視されていると知り、英語の勉強との両立が出来ないのではと心配です。にゃんこ先生はこれらの対策はどうされていましたか?

    • xxさん
      自分の人生についてきちんと計画を立て、事前にいろいろ下調べて情報収集するのはいいことだね!
      そしたら、なんで大学は生徒会や部活での活躍を重視するって分かる?学業成績や英語スコアという数字から見えない、この学生の個性・パーソナリティ・夢等を知りたいから。

      アドバイスとしては、
      ①まだ試しもしていない時、両立できないのではという心配はしないように。やってみてから、どう工夫すれば両立できるのか、あるいはどうしても時間を割ることができないなら、どのタスクにプライオリティを置くかを考えれば良い。

      ②アメリカの大学は生徒会や部活でのリーダーシップも重視するけど、それにはアカデミックの成績がまず優秀という前提がある。いくら英語がうまく、生徒会や部活でリーダーシップを発揮したとしても、学業(GPAとSAT)が優秀で無ければ、この学生は「学力がない」か「マルチタスクをハンドルできない」と見られる。(もちろん、学業もTOEFLスコアもいまいちでも入れる海外の大学はいっぱいあるけどね)

      ③まとめてみると、アメリカのいい大学を目指しているなら、xxさんが高校に入ったら、こういう優先順位で時間を有効活用するのがおすすめ:まずは学業成績(GPAとSAT)を出来るだけ高くすること、TOEFLは最低限必要なスコアを取得すること、余裕があれば部活や自分の興味関心のある課外活動をすること。

      補足だけど、部活や課外活動をする時は、「キャプテンになった」「こういうボランティア活動した」というのは目的ではなく、「なんで私がキャプテンになりたかった」「なんで私がこの分野の部活・ボランティアやりたかった」というストーリーを伝えなければならない。これは今答えを出す必要はなくて、いろいろ経験をする中で自分なりのユニークなストーリーを語ることができると思う。

      応援しているよ!また何か悩みがあったらいつでも遊びに来てね!

  • はじめまして!
    日本在住、高3の息子がおります。
    日本の大学に行く予定でしたが、このタイミングでアメリカの大学も出願することになり、、
    出願過程を全く知らず、どうしたら?と、ネットサーフィンしているときに、こちらに辿り着きました。
    とても参考になります。ありがとうございます!

  • れいこさん
    嬉しいコメントありがとう!これからもみんなにとって役に立つ情報をどんどん発信していくので、また遊びに来てね!何か疑問があれば質問してね!

  • 僕は今中学3年生でもう進学する高校も決まっています。にゃんこ先生、中学3年生の2〜3月までで出来ることは何かありますか?IELTSやTOFELの得点が大事なのは知っていますが、問題や単語を見たとき、すごく難しいなと思いました。その状況からこれからどう対策すればいいのでしょうか?僕の志望大はUCバークレーの工学部、UCLAの工学部、UCサンディエゴの工学部にする予定です。

    • 質問ありがとう!!
      海外留学だけでなく、志望校や勉強したい専攻も決めた中学生って、本当に素晴らしい!
      今から準備を始めれば、絶対に目標達成できる!

      ここからの2ヶ月というより、ここから2年~3年間のスパンで考えて計画を立てよう。
      平日1日2時間~、週末や長い休み中は1日5時間~を英語学習に使って、最初の一年間は基礎を固め、2年目からTOEFL・IELTS受験対策を中心に行おう。

      基礎力をつけるため必要なリソースはたくさん共有しているので自分のレベルにあうものを選ぼう。
      リーディング:単語帳1冊(TOEFL3800)+多読を中心+精読は週1ー2回

      リスニング:毎日多聴+精聴週3−4回、最初はVOA等スクリプトのあるものを使って、だんだん慣れてからNPR等の興味のある番組を聞いてみよう。

      スピーキング:1日25分のオンライン英会話を続ける
      https://www.path-to-success.net/dmm1000

      確かにTOEFLやIELTSは中学生にとってまだ難しいけど、正しい勉強法で努力し続ければ、2-3年で志望校に受かるレベルの点数を取ることは全然可能!
      先輩たちのやり方も参考してみよう。
      高校生がTOEFL109点:
      https://www.path-to-success.net/english-study-junior-high-school
      高校生がIELTS7.0点:
      https://www.path-to-success.net/high-school-ielts-7
      高校生がTOEFL80点:
      https://www.path-to-success.net/high-school-toefl-80

      他の人と違うことをやるのは勇気もいるし、たくさんの壁にぶち当たると思うけど、アメリカ留学を達成すれば人生は完全に変わる。
      ここから2-3年間、全力で頑張って目標達成してほしい!何かあったらまた質問してね!

  • はじめまして、ぺこです。4月から高3の息子がアメリカの大学に行きたい、と、言われたのが昨年8月。依頼、いろいろ調べまくり現在に至ります。エージェントを利用しない私にとって、
    どの情報よりも、私が知りたい内容満載に書かれていて助かりました。
    夏には、希望するだいかを5校見に行く予定です。
    うまくエッセイがかけると良いのですが。
    あとは、とにかくSAT トフル。
    頑張ってもらいます。

  • こんにちは!コメントありがとう!そう言ってもらえるととても嬉しい。やっている甲斐があったよ。
    TOEFL、SAT、エッセイなどに関しても、役に立つ情報をたくさん提供しているので是非チェックしてみてね!
    TOEFL:
    https://www.path-to-success.net/toefl-map
    SAT:
    https://www.path-to-success.net/sat-preparation
    エッセイ:
    https://www.path-to-success.net/how-to-write-college-essays

  • たくさんの情報ありがとうございます!良い結果が報告できるように、頑張ってもらいます❗️

  • にゃんこ先生、丁寧な返信ありがとうございました!いまDataBase3000という単語帳で中高英単語の基礎(センターレベル)を固めているところです!実はいろんな大学を調べてみて、スタンフォード大学、ハーベイマッド大学、カーネギーメロン大学、ピッツァー大学がいいなと思いました。そこで、この大学群はとてもレベルが高く、全部落ちる可能性もあり得ます。(TOEFLIBT100、IELTS7.5、SAT1500をとってなおかつ鋭く尖った分野の必要性有りなので)そこで、僕は今のところ工学とコンピュータサイエンスを重視していて、これらの大学よりレベルが低いが2分野に長けている大学はありますか(滑り止めのような)?あと高校は何故か私立の進学校にいくことになりました。高校の勉強とどう両立すれば良いですか?長くてすみません。

    • まず、具体的な学校名より、志望校についての考え方を共有するね。

      理想なドリーム校:自分の合格可能性が20%以下のところを2−3校、
      中堅校:自分の合格可能性が50%以上のところを4−5校
      滑り止め校:自分の合格可能性が80%以上のところを2校程度

      で、合計10校以内の出願を計画した方が良い。10校以上になると出願だけで結構なエネルギーを消耗する。

      匿名希望さんの理想校がTop 20(該当分野の順位を重視し、総合順位も参考にする)であれば、30〜70位の間の学校を中堅校にし、80位以降の学校を滑り止めと考えてみよう。
      順位の参考は下記のUS NEWSのランキングで調べてね。

      https://www.usnews.com/best-colleges/rankings/national-universities

      https://www.usnews.com/best-colleges/rankings/engineering-doctorate

      次は高校の勉強の両立について。
      GPAも学力を示す重要な要素なので、海外大学に進学するからといって日本の高校の勉強を適当に済ませてはいけないよ。
      英語力テストとSATの対策もあり、トップ校を目指すなら、さらに課外活動(エンジニアリングやプログラミングに関連するイベントやコンペティションへの参加、社会貢献になるようなボランティア活動等々)もしっかり行わなければならない。高校生にとっては人生の一大試練となるね。

      どう両立すれば良いと聞かれても、目標高くを持って、スケジュール管理と、毎日の24時間を最大限に有効活用するしかない。

      高校の勉強とTOEFL/SAT勉強の隙間の気分転換は、ゲームや漫画の代わりに、英語のニュース・ドラマ・オンライン英会話、或いは課外活動をやる。例えば、ゲームも英語でやってみる。漫画も英語で読む。ピアノ好きなら、海外のピアニストのインタビューを英語でみたりする。Meetupでネイティブのイベントに行ってみる。

      つまり、趣味やプライベート生活を完全に捨てるのではなく、うまく自分の計画に入れ込んで両立させていこう。これで英語力はかなり上達する。

      とてもタフな3年間になると思うけど、これを乗り越えれば、より強くて自信のある自分になれるはず!質問や不安があればいつでもコメントしてね!

  • 質問なのですが、IELTSを受け付けていない大学があると聞きました。僕はIELTSのみ受験する予定でしたが、TOEFLも受験する必要はありますか?
    あと、TOEFLの学術的英単語を覚えた方がIELTSのスコアアップに役立つという事はありますか?

  • 最近は多くの大学が両方のスコアを認めているのだけど、IELTSを受け付けない学校はたまーにあるよね。TOEFLしか受け付けていない学校に出願する場合はTOEFLを受けるしかない。自分の志望校・志望専攻のHPの入学要件を確認して、IELTSを受け付けているか確認してね。

    目標点数によるけど、TOEFL100点はIELTS7.0よりも取りずらいので、TOEFLで高得点が取れればIELTSに切り替えるのは楽。逆は難しい。単語に関しては、TOEFL学習で覚えた単語はIELTSでも全然使えるよ。まぁ、高得点を目指すのであれば、TOEFLとIELTSで覚えるべき単語にそこまで違いはないけどね。

    TOEFLとIELTSの違いやどちらを受けるべき?は下記の記事も参考にしてみてね!
    https://www.path-to-success.net/ielts-vs-toefl

    TOEFLもIELTSもそこまで専門的な単語は必要ないので、TOEFLのため!IELTSのため!の単語帳と言うより、まずは一冊単語帳を終わらせることを目指すのがおすすめだよ!

  • 質問なのですが、アメリカやイギリス等の大学を受ける時に理想校、合格校、滑り止め校があると言われ、それはよく分かりました、しかし、国公立、州立大学は一校しか受けられないのですか?それとも何校も受けられるのですか?

    • アメリカ、イギリスでは国立、州立は一校しか出願できないというルールはないよ!国立、公立、私立関係なく出願校を選んでね!

  • 丁寧な返信ありがとうございました。
    一応志望大学を仮決定しましたので見て下さい。
    理想校
    ・カリフォルニア工科大学
    ・ハーベイマッドカレッジ
    合格校
    ・南カリフォルニア大学
    ・ロヨラメリーマウント大学
    ・サンフランシスコ大学
    滑り止め校
    ・ウェストモント大学
    ・カリフォルニアバプディスト大学
    ・パシフィック大学
    です。この8校に一応決めました。caltechが第一の志望校です。
    しかし問題が一つ、caltechのTOEFLスコアが110必要なのと合格率11%なのです。高校1年から初めてTOEFLIBT 110って間に合うでしょうか。IELTS7.5でもいいらしいですが。あと高度な理数知識が必要らしくて、自分の今の理数知識では手も足も出なさそうです。理数ワークショップなどのイベントに参加するといいと聞きますが、志望した時ワークショップではプラスになるでしょうか?公立大学を志望していないのは奨学金が欲しいのと、どの私立大学にに入ってもcaltechに編入しようと思っているからです。

    • まだ中学生であれば、これからの時間は全て大学進学のために使う覚悟をすれば、不可能なことはないんじゃないかな。できない理由を考える暇などないので、できると信じて走りだすしかない。

      TOEFLとSATで高得点が取れれば、奨学金の可能性も高くなるので是非頑張ってほしい。
      純ジャパの高校生がTOEFL109点を取った経験談も参考してみよう。
      理数知識は今は心配する必要ないよね。ワークショップなどは大学進学後の知識を付けるというより、興味の幅を増やしたり、将来どんなことをやりたいのかのブレインストーミング(エッセイで必須)には役に立つのではないかな。

  • 結局志望校は
    理想
    カリフォルニア工科大学
    カーネギーメロン大学
    合格
    テキサス大学オースティン校
    ジョージア工科大学
    イリノイ大学アーバナシャンペーン校
    パデュー大学ウェスト・ラファイエット校
    堅実
    コロラド大学ボルダー校
    アリゾナ州立大学タンパ校
    全部QSの工学とコンピュータサイエンスの順位を参考にして決めました。意外な大学が上位にあって驚きました。合格率6割強でも世界でトップ10に入る工学名門校があるんですね。
    ちなみに質問なのですが、州立大学って奨学金は出るのですか?あと州民しか願書を出してはいけないとかそういう規約とかってあったりしますか?

  • 丁寧な返信ありがとうございました!あのあと、必死に考えて見まして、行きたい学部もいろいろ絞れてきました。しかし、海外大学合格のために一年から勉強した方がいいと聞きましたが、スケジュールの立て方などが分からないのです。おかげであまり勉強できていません。一応TEDトークは聴いているのですが。どう年間のスケジュールなどを立てたらいいと思いますか?

    • 1年生ならまずはTOEFLの勉強だね。スケジュールうんぬんより、TOEFLのスコアがないとどこにも出願ができなくなってしまう。
      スコアメイクは想像以上に時間がかかるので、一度本試験か模試を受けて、現在の実力を把握してTOEFLの勉強を本格化しよう!
      TOEFL勉強法はこちらに全て記載しているよ。
      https://www.path-to-success.net/toefl-map

      準備やスケジュール感に関してはこちらの記事も参考になるよ!「アメリカ留学の全体の流れ」の節を見てみてね。
      https://www.path-to-success.net/apply-university-in-usa

  • 見返してみると、あの頃の自分の興味は工学だったんですねぇ…今は生物学に興味を抱いているというか適性というか一生勉強したい科目に変貌しました…
    なので理想校は
    ジョンズ・ホプキンス大学
    ヴァンダービルト大学
    中堅校は
    ケースウェスタンリザーブ大学
    滑り止め校は
    ピッツバーグ大学
    ニューヨーク州立大学バッファロー校

    に変更しました。この志望校編成で変えるつもりはないです。志望校決定の際には相談に乗って下さりありがとうございました!これからもたくさん相談や質問することがあると思いますのでその節はよろしくお願いします。

  • わかりやすい情報ありがとうございます!
    質問なのですが、出願校を決める時に基準となるGPAはどのように算出されましたか?大学側が基本的に高校から送られてきた成績書を計算すると聞いたのですが、僕が通う高校は偏差値が高く、5段階評価で低めの評定が出るのでGPAを普通に計算するとすごく低く出てしまいます(だいたい3.0位)、、、高校の先生に成績の付け方の詳細を頼んだ方がいいでしょうか?

  • こんにちは。私は海外進学を考えているのですが、元々所属していた全日制の高校は殆ど通えず不登校になり、それから家から出ずに一年間引きこもってたため高校一年時の単位が0です。その後転校した通信制高校では高校一年生からやり直しのため最低あと三年で卒業ということになります。この場合、成績というのは通信制高校に転校した時点からの合計なのか元の全日制の高校の一年+通信制高校の二年なのかどちらでしょう。また前者の場合ロンダリングする必要がありますか?

    • kさん

      質問ありがとう!通信制高校での3年間の成績を出せば良いと思うが、その前の1年はブランクになるので、きちんとそのブランク期間(なぜ不登校になり、どうやって乗り越えてきたか等)を説明する必要があるよ。

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