




海外留学や海外MBAを目指すうえで重要なのは学校選び。
しかし、海外の学校を選ぶうえで、一つ大変なのは情報集めである。日本語の情報も少なく、イベントや学校説明会も気づいたら終わっていることも多い。
これは、そんな学校を選ぶうえで役に立つであろう情報、サイトを、学校ごとにまとめていくシリーズ第48段。今日は、ヴァンダービルト大学MBA。
WEBページを行ったり来たりする手間や、有用な情報を探す手間が省け、本来やらなければならないことに時間が使えるようになれば幸いだ。
また、ここのページに漏れており、役に立つ情報があれば、ドシドシコメント欄に共有してほしい。
目次
Vanderbilt University(Owen)MBAを知る
基本情報

ヴァンダービルト大学(Vanderbilt University)は、米国テネシー州ナッシュビル市に本部を置くアメリカ合衆国の私立大学である。1873年に設置された。
アメリカ屈指の名門校で最難関大学の一つであり、最先端の研究、勝れたリベラルアーツ教育、名の知れたメディカルセンターを兼ね備えた大学である。現在全米50州と世界90カ国から約12,000人の学生が、4つの学部と6つの研究大学院および専門職大学院に在籍している。
MBAプログラムは8モジュール(4セメスターと同じ)で構成されている。1年目はマネージメントの基盤となるコアコースが必修で、1年目の第2モジュールからはキャリアに合わせた選択科目を受講できる。
MBA、EMBAともに多くの称賛を得ている。
Publication Ranking (MBA) Ranking (EMBA) Financial Times (US) 40 (2017) 15 (2015) Bloomberg Businessweek 34 (2015) 35 (2014) U.S. News and World Report 25 (2017) N/A Economist “Which MBA?” 23 (2017) (wikiより抜粋)


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ホームページ、公式ブログ
ホームページ
https://business.vanderbilt.edu/
公式Facebook
https://www.facebook.com/VanderbiltOwen/
公式Blog
https://business.vanderbilt.edu/our-school/newsroom/blogs/
MBAクラスプロフィル
https://business.vanderbilt.edu/mba/class-profile/
Class of 2020 | |
学生数(2-year Full-time MBA) | 179名 |
合格率 | N/A |
女性比率 | 30% |
留学生比率 | 16.4% |
平均GPA(又はレンジ) | 3.3 |
平均勤続年数/平均年齢 | 5.4年/28歳 |
学費 | $58,400/年間 |
GMAT平均スコア(又はレンジ) | 680(630-730) |
GRE平均スコア | N/A |
TOEFL iBT/IELTS平均スコア | TOEFL 101 |
直近卒業生年収の平均値(又は中間値) | $111,168 |



日本人向けサイト
新サイト:https://owenjbc.wixsite.com/vanderbilt-mba-japan


日本人ブログ一覧
- Go ‘Dores! Vanderbilt MBA JBC Blog (在校生共著)
- Never too late 三十路からMBAへの道 (Class of 2012)
- テネシー日乗 (Class of 2007)
- From Tennessee – MBA留学日記 (Class of 2006)



なぜヴァンダービルト大学MBAで学ぶのか?
ヘルスケア・医療分野への強み
ヴァンダービルト大学MBAの一番の強みは、何と言ってもヘルスケアだろう。
学校のあるナッシュビルは、全米で最大規模の病院の一つであるヴァンダービルト大学のメディカルセンターがあり、1年で200万人以上の患者が訪れる。また、冒頭でも言及したが、ナッシュビルには500以上の医療関連企業が集まり、さらにそれをサポートする周辺サービスも豊富だ。
OwenのMBAでは、ビジネススクールでは珍しくヘルスケア専攻も提供しており、Healthcare Immersionをはじめ、その分野での選択科目が充実、卒業生の20%はヘルスケア産業で働いているという。
ヘルスケア産業は金融の次にお金が集まるビジネスであり、MBAのリーダーシッププログラムやインターンシップを提供しているのは、コンサル、投資銀行、一部の大手IT企業(AmazonやDell)を除くと医療関連の事業会社のみとなる。
MBA卒業後、ヘルスケア産業で働きたいと考えていれば、これ以上の選択肢はないだろう。
比較的安い生活費・住みやすい環境

あまり馴染みがないかもしれないが、ナッシュビルはアメリカ南部のテネシー州にある。
田舎すぎず都会でもない、暑すぎず寒すぎない、人もフレンドリーで治安も良いため、家族づれの日本人にとっても住みやすい環境だ。
また、生活費(特に家賃)は、物価の高いボストンやニューヨークと比較すると2/3程度で済むため、私費にとってはよりありがたい。
少人数のクラス
MBA全体の学生数は180人前後と少数精鋭だ。一つ一つのクラスサイズも25-30人程度と少人数で、生徒とfacultyの割合も1:10のため、学生同士の関係も構築しやすく、教授との距離も近い。
また、セメスター制(1年が2学期から構成)ではなく、モジュール制(1年が4学期から構成)のため、セメスター制の倍の数のクラスを取ることができ、多くの人と出会えるチャンスがある。
クラスサイズはMBAを選ぶ上で重要なポイントの一つとなるのではないだろうか?
少人数のアメリカMBA特集
100名以下
Ohio State University (Fisher) MBA
Purdue University (Krannert) MBA
150名以下
University of Washington MBA (Foster)
Washington University in St. Louis (Olin) MBA
200名以下
Vanderbilt University (Owen) MBA
Georgia Institute of Technology (Scheller) MBA
学校説明会・イベント情報
大学院、MBAイベント情報
https://business.vanderbilt.edu/calendar/


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Owenのホームページが新しくなりましたのでご案内いたします。
https://owenjbc.wixsite.com/vanderbilt-mba-japan